2023年8月5日、クロダイの釣果
クロダイ39㎝、38㎝、37㎝×2、35㎝、34~33㎝×4、計9枚
この日の作戦
先週の釣りの反省から、この日のメインは、ネリエ釣法。
おととし、2021年に長浦で5回連続二桁釣果を挙げたときの再現を狙う。
また、2022年は、牡蠣棚の列と列の間を、遠投で狙って、良い思いをした。
牡蠣棚の列と列の間は、アンカーロープが交錯していて、構造物が海中に沈んでいる。
なので、そこがエサ場になって、クロダイのポイントとなっていると思っている。
そこを狙っての遠投釣法も再挑戦だ。
釣行前にチェック
潮周りは、中潮。
553満潮。1109干潮。
予想天気図では、本州は高気圧圏内。
晴れの穏やかな天気が予想される。
天気予報は、晴れ。風なし。
ベタ凪が予想される。
最高気温は36℃。熱中症に注意。
実釣記録
ポイント
5時40分、またまた、いつものカセ。
ツインブリッジから2列目、沖側、手前。
そろそろカセを変えようかなーとも思っていたが、遠投釣法には、もってこいの場所なので、
あえて、また、このカセを選択。
エサ
マキエは、オキアミ1角、激荒2袋、チヌパワームギスペシャル2袋。
これを前半分、後半分、2回に分けて。
サシエは、ネリエ。
マルキューの荒食いブラウン、高集魚レッド。
そして、サナギ、カニ。
オキアミは、もう使用しない。
サシエにネリエ、サナギを使う場合は、マキエには、激荒を混ぜた方が良いと思っている。
マキエのオキアミの量は、控えめに。
タックル
タックルは、2通り。
ネリエ釣法には、竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 1.25。
リールは、シマノスコーピオンDC。
これに道糸は、サンヨーナイロンアプロードディテール4号。
ウキは、南ウキキングモデル00号。
遠投釣法には、竿は、シマノ鱗海スペシャル1.2号。
リールは、シマノBBXハイパーフォース1700。
道糸は、シマノPEG5+0.8号。
ウキは、宗ウキ速攻LL 2B。
ネリエ釣法、遠投釣法、どちらも、ウキ止めなしの全遊動、スルスル釣り。
ハリス、鈎は、共通で、
ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル1.75号。
鈎は、がまかつチヌ3号。
海水温
海面の水温は、29.0℃。
海底の水温は、29.0℃。
海の中は、上から下まで高水温だ。
実釣
6時26分、マキエ開始。
これまでは、道具を準備する前に、先ずマキエを作って、
その後、道具を準備しながら、マキエを少しずつ、まいていた。
でも、この時期、もはや下手なマキエはエサ取りを集めるだけ。
そう考えて、この日は、道具の準備完了し、1投目投入直前にマキエ開始。
1投目、サシエはネリエ。潮は右から左。
サシエが竿1本くらい入っただろうか、竿先が海中に突き刺さった!
アタリ…
鈎外れのバラシ。
気を取り直して、2投目、ちょっとポイントを外す。
同じようにすぐにアタリ…
鈎外れのバラシ???
6時45分、3投目はチンタ。
6時49分、4投目にやっとクロダイ、35くらいか。
カセの上は、表面温度が高くて、釣ったクロダイを直に置くと、弱ってしまいそうだ。
なので、たも網の中で写真撮影。
このあと、マキエが効きだしたのか、魚が浮いてきたような気配。
ネリエを投入すると、すぐにアタリ…
でも、鈎外れ。
また、ネリエを投入すると、また、すぐにアタリ…
やっぱり、鈎外れ。
何が悪いのか???
ラインの張りが足りないのか?
試行錯誤。
そうこうしているうちに
バラシ5連荘。
もしかしたら鈎が重くて、食い込みが悪いのか???
そう思って、鈎をチヌ3号からチヌ1号に落とす。
7時23分、やっと鈎掛りした。クロダイ35くらい。
7時27分、クロダイ連発。同じくらい。サイズに不満。
7時40分、チンタ。
このあと、もっと周りを探れば良かったのかもしれないが、
この日は、もう一つやりたいことがあった。
遠投釣法だ。
で、もう1本の竿に持ち替えて、牡蠣棚1列目と2列目の間に、ウキを遠投。
サシエはネリエ。
ウキが入った。
しばらく待って、ゆっくり合わせた。
ヤバっ!
もう魚は、牡蠣棚に向かって一気に走っている。
遅すぎ…
ハリス切れのバラシ。
次は、サシエをサナギに変更。
ウキが入った。
早めに合わせる。
竿を寝かせて、魚が潜らないように
8時21分、クロダイ。35くらい。
8時27分、クロダイ。35くらい。
ここも、サイズがイマイチだ。
このあと、チンタが釣れたので、
遠投釣法は終了。
9時53分、マキエ後半分、開始。
改めて、自分のカセ周辺を探る。
10時23分、クロダイ。カニを食ってきた。40ちょっと足りないかな。
11時15分、クロダイ。サシエはネリエ。
11時26分、クロダイ。サシエはネリエ。
13時21分、クロダイ。サシエはネリエ。
13時40分、納竿。
9枚だったが、40オーバーなしで、サイズに不満。
一日、ほとんど風がなく、曇ることもなかったので、暑かった。
この日の振り返り
ネリエ釣法
おととし、2021年に良く釣っていたころには及ばないが、何とかネリエで釣ることができた。
ただ、この日は、食い込みが悪く、鈎を小さくしなければならなかった。
もっと早く気がつけば、もう少し、数も、型も良かっただろう。
特に朝イチのバラスは痛い。
なぜなら、この釣り場で、マキエで釣る場合、朝イチで食ってくるのは、たいがい大型だから。
エサ取りが多い時期は、エサ取りに鈎を飲み込まれたくないので、鈎を大きめにしがちだが
朝イチは、鉤にかかった魚は確実に仕留めたいので、小さめの鈎でスタートするべきだ。
遠投釣法
遠投釣法で、1枚バラシて、2枚、中型クロダイを釣ることができた。
2022年と同じように、釣ることはできたが、遠投する分、どうしても手返しが遅くなる。
なので、数を稼げない。
また、ネリエをサシエにして、深いタナで食わせると、沈みロープやら何やら障害物が多いので、バラシのリスクが高い。
サナギをサシエにして、浅ダナで食わせた方が良さそう。
なので、遠投釣法は、メインの釣りにするのではなく、自分のカセの周りを探って、あまり好釣果が得られないときの、引き出しの一つとした方が良さそうだ。
サシエのローテーション
この日は、ネリエ、サナギ、カニをサシエにしたが、沈みやすさは、
ネリエ>カニ>サナギ
の順だ。
深いタナを釣るにはネリエが良い。
浅いタナを釣るにはサナギが良い。
カニは割とエサ取りに強いが、フグがわいていると、浅ダナでフグに突っつかれて、足が全部食われて、胴体だけが、残ってくる。
そんなときは、ネリエで一気に沈めた方が良さそうだった。
これから更にエサ取りの活性が高くなると、この三つでも全く通用しなくなる。
で、毎年、そのくらいの時期に苦戦する。
今年は、エサ取り対策を、新たに何か考えないといけないと思っている。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。
おまけ
アカイカ釣りに行ってきました。今年二回目。夏の定番です。
50杯釣れたけど、ちょっと小さ目が多かった。
ただ、クロダイと違って、喜んでもらってくれる人が多くて何より。
我が家でも、昨日お刺身にして食べたけど、美味しかった。
今年は、お盆を過ぎても釣れそうだとか。
もう1回くらい行こうかな。
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