能登のカセ釣りで夏チヌ42、全層釣法・ガン玉無・サシエオキアミ

カセ釣り

8月11日、長浦島田渡船、クロダイのウキ釣り、牡蠣棚の切れ目、浅ダナで入れ食い?!

クロダイの釣果

クロダイ42㎝、38㎝×3、37㎝、36㎝、33㎝、32㎝、31㎝、計9枚

能登のカセ釣りで夏チヌ42、全層釣法・ガン玉無・サシエオキアミ

夏休みに入りました。西の方に車で旅行を予定していましたが、先日の大雨で北陸自動車道が通行止めに。なので予約はキャンセル。

で、結局は魚釣りに予定変更。いつもの能登長浦、島田渡船さんに行くことに。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

6時2分、ツインブリッジから3列目、奥側のカセに乗にのせてもらった。

島田さんには、”後ろも前も広いところにのせて”、ってお願いしていた。でも、ここは後ろが狭い。夏チヌがかかると、牡蠣に突っ込まれて、とても取れないだろう。でも、そもそも後ろも前も広いところ、というのは一列目以外には無理なんだろうか。ならば前方だけで釣りをすることに。

水温は27.6℃。もうピークに達したのか。釣りやすくなることを期待。

天気は、晴れ。風は昼前に強くなる予報。

潮周りは、大潮、658干潮、1239分満潮。大潮なので潮が動くのは一瞬。チャンスを逃さないようにしないといけない。

マキエは、今週から変更。激荒の追加。

写真は、生オキアミ半角、激荒1袋を入れたところ。これに海水を入れてよく混ぜる。そしてチヌパワー日本海1袋を混ぜる。先週、クロダイが底付近にもいたので、しっかり底までマキエを効かせようと、配合は、いつものムギスペシャルでなく日本海にしてみた。これは前半分。残り半分のオキアミ、激荒はクーラーに入れておいて、後から混ぜる。

サシエは、生オキアミ、ネリエ。

いつもの通り、マキエができたら、先ず全周囲に遠投してまく。

で、マキエの合間に道具を準備。

道具は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。道糸は、シマノPEG5+1号。

ウキは、南ウキキングモデル00号。ウキ止めなしの全層釣法、スルスル釣り。

ハリスは、サンライントルネードVハード2.5号。道糸とハリスはサルカンで結合。

道糸側は漁師結び4回巻付け、ハリス側はクリンチノット4回巻付け。

で、先週(8月6日)は、底付近でもクロダイが食ってきたので、この日は底取りをした。

ゴム管付きオモリをハリにさして投入し、着底したら、底プラス二ヒロのところに建築用マーカーでマーキング。

これでラインを出していって、底付近に近づけば、そろそろ底だということが分かるので、身構えておくことができる。そうしないと、この時期のクロダイは引きが強いのでバラしてしまう。

7時9分、1投目、ガン玉無、サシエオキアミで、牡蠣棚の切れ目に投入。仕掛けがなじんで、ちょっとサシエが沈んだところで道糸が走った。まあまあ強い。牡蠣棚に逃げ込もうとするクロダイを、あっちに向けたり、こっちに向けたり。やっとこさ上がってきたのは、久々40アップ。42㎝クロダイ。

7時20分、ガン玉無、サシエオキアミで、同じように牡蠣棚の切れ目でアタリ。ちょっとサイズダウンだが、30後半。よく引くのでスリルがある。

7時27分、ガン玉無、サシエオキアミで、また牡蠣棚の切れ目でアタリ。なかなかサイズアップしない。

7時32分、サイズアップを狙ってネリエをサシエにして、牡蠣棚の切れ目に投入。また同じようなサイズだ。でも、そこそこパワーがあって面白い。

7時51分、カセの周囲を、いろいろ探ったが、結局30オーバーのクロダイがかかるのは、同じようなポイント。牡蠣棚の切れ目だ。サシエはネリエ。

7時57分、また同じようなポイントでネリエ。ちょっとサイズダウン。

図のAが、ここまで6枚釣れたポイント。

風があって、ウキは、図の上から下に向かうので冷や冷やする。

というのは一度、ウキがD側に近づいたところで、かかった。案の定、牡蠣棚に突っ込まれてハリス切れでバラし。浅ダナでも牡蠣棚に突っ込まれれば、ひとたまりもない。

なので、どこでかけるか、も大事なこと。

A以外のポイントにも投入した。特に、Bの牡蠣棚際を攻めたが、チンタしか釣れなかった。

この日の狙い目は、明らかに牡蠣棚際ではなく、牡蠣棚の切れ目。

7時9分、20分、27分、32分、51分、57分、に30オーバーのクロダイが6枚。この時間帯には、途中チンタも何枚か釣れたので、ほぼ入れ食い状態でした。ラッキーなこともあるもんだ。

けど、この後、当たり前にポイントA付近の魚は散っていったのか、チンタしか、かからなくなった。で、ポイントA、B、Dは、しばらく休ませておいて、別のポイント、C、Eを探る。

8時46分、ちょっと間が空いたけど久々。サシエはネリエ。やっぱり浅ダナ。

8時52分、すぐに追加。同じようにネリエ、浅ダナ。

9時51分、しばらく沈黙が続いて久々。ネリエ、浅ダナ。

この後、完全に沈黙。足元にはエサ取りが沸いている。

11時納竿。12時帰港。

夏チヌのタナは、底だったり、浅ダナだったり

先週(8月6日)は、浅ダナでも釣れたが、底付近でも釣れた。というか底付近に大型がいた。でも、この日釣れたのは、浅ダナのみだった。この時期、クロダイの釣れるタナは、コロコロ変わるので難しい。

そんな中でも、ウキ止めなしの全層釣法、スルスル釣りは、うってつけだ。どのタナでの対応できる。

この日、釣ったのは牡蠣棚際でなく、牡蠣棚の切れ目の浅ダナ。牡蠣棚際も攻めたが、チンタしか釣れなかった。

牡蠣棚の切れ目は、よく潮が流れているのかもしれない。潮通しが良いのでクロダイが浮いていたのかもしれない。

一方で、牡蠣棚際は、潮の流れは緩いだろう。そういうポイントで食ってくるときは、底付近なのかもしれない。

で、この日、改めて、牡蠣棚の切れ目、列と列の間、のポテンシャルを感じた。実は以前、島田さんに結構、そういうポイントのカセをすすめられた。その場所は、アンカーが沈んでいて漁礁になっているのだろう。魚の巣になっていると思われる。

でもアンカーロープが交錯して、魚がかかっても道糸がロープに引っかかり、高切れした。その頃は、ほぼ底付近を釣っていたので当たり前だろう。

なので、その頃は、列と列の間は、敬遠していたのだが、今の時期、クロダイが浮いているならば、話は別だ。

牡蠣棚の列と列の間は、夏チヌの狙い目かもしれない。次回も試してみようと思う。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。



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