10月9日、長浦カセのクロダイ釣り。”MST Hybrid鈎外しカーボン”は、ものすごく良い!
クロダイの釣果
クロダイ32㎝×2。ボーズは免れたが貧果、残念。
秋チヌは難しい。能登長浦サナギのウキフカセ。ボーズは免れたが…
10月になり、あちらこちらでキンモクセイの香りがして、秋が深まっていくのを感じます。
魚釣りにで海に行くにも、風が冷たく、もう半袖では寒い。なので、片付けてあったレインウエアを奥から出してきました。
で、この日も、いつもの能登長浦、島田渡船のカセ釣り。
先週、カニ、サナギを試して、少し釣れた。なので、もっといっぱい釣るためには、どうすれば良いか、ということで、1週間、いろいろ作戦を練ってきました。
6時20分、何やらもたもたしてて、船が出るのが、ちょっと遅めになったけど、いつものツインブリッジから1列目のカセにのせてもらいました。最近、島田さんにのりたいカセをリクエストして、その通り、のせてもらっているのでありがたい。
海水温は21.6℃。毎週どんどん水温が下がっていきます。
で、先週カニで2枚釣ったので、この日、先ずはカニから。
竿は、黒鯛工房ディープラン198。リールは、ダイワタトゥーラSV TW。道糸は、シーガーR18フロロハンタータクト8lb。オモリは、遊動シンカー7g。
先週の釣りとの変更点は、道糸とオモリ。
道糸は、PEラインをフロロに変えた。ベイトリールにPEラインを巻くと、ライン巻き取り時に、強いテンションがかかるとスプールのラインに、巻き取ったラインが食い込む。これが次に、そのまま落とし込むと、食い込んだラインが引っかかって、落ち込み途中で止まる。
これが、すこぶるストレスとなるので。
なので、PEラインからフロロに変えてみた。で、結果、特に問題なし。この変更はOK。
というか、シーガーR18フロロハンタータクトは、ルアー釣り用のラインで、フロロでありながら、とてもしなやか。フロロ特有のゴワゴワ感がかなり軽減されている。このラインだから問題なかったとも考えられる。
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で、オモリは、4Bを7gに変えた。4Bだと、底まで落とすのに時間がかかる。これを大きいオモリに変えて早く落とそうと思って。すると、釣れなくなるのか、釣れるのか。
で、結果、7gのオモリでも、アタリがあった。早く落としても食ってきた。
ただ、このときにカセの後ろ側だったことと、ドラグを緩め過ぎていていたことで、牡蠣に入られてしまった。で、痛恨のバラシ。
これは明らかにミス。変更に問題があったわけではない。
で、糸を切られてしまって、この竿は、そのまま放置。
次に、カニで、チョイ投げ釣りをしてみた。
竿は、シマノエンカウンターS100ML。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、シマノピットブル4の1号。ジグヘッドは、スリーパージグヘッド6g。
先週の釣りとの変更点は、ジグヘッド。
これは単純に、別のジグヘッドを試してみたかった。このジグヘッドは安かったので。
で、結果、何度か、サシエのカニはなくなったが、アタリを全く取れなかった。何か問題があるのだろう。このジグヘッドは使えない、という結論。
で、カニで釣れないので、サナギでウキフカセを始める。
マキエは、激荒2袋、コーンの缶詰。これにチヌパワー日本海1袋とムギコーン1袋を混ぜる。
サシエは、活丸サナギとコーン。
先ずは、激荒、コーンの缶詰、ムギコーンを混ぜて、水を入れてなじませる。この写真を見ても分かるように、これだけでもサナギ、コーンは、たっぷり。
これにチヌパワー日本海を入れて、しっかり混ぜる。調整用に、水を追加して、しっかり粘り気が出るようにする。底付近を釣りたいので、マキエは、ある程度、塊のまま、底まで沈んでほしいので。
オキアミを全く入れないが、これでもクロダイは十分、寄ってくるはず。
ウキフカセの道具は、竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン磯スペシャルファインフロート25。ウキは、松山匠L BB-3B。
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マキエができたら、自分のカセ周囲にマキエをしながら道具を準備。
さらに底取りをして、底+半ヒロにウキ止めをセット。
8時、サナギをサシエにして、ウキフカセ開始。
8時16分、先ずはチンタ。
ところで、この日、松田ウキの松田さんのところで新発売となっていたハリ外し”MST Hybrid鈎外しカーボン”を使ってみた。
これ、ものすごく良い。
最近は、小バリを飲み込ませて釣る釣りをしているので、ほぼハリは飲まれる。で、安物のハリ外しを、一応は使ってみて、ダメならあきらめていた。
で、結局毎回、糸を切って、その都度、ハリを結び直していた。時間ロス。
でも、このハリ外しならば、ほぼほぼ外れる。使い方はいたって簡単。
松田さんのWebサイトに出ている通りやってみたら、びっくりするほど簡単にハリが外れる。
これは、本当におススメ。
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で、釣りの方は、ウキ止めが深すぎるような気がして、底トントンにした。
8時47分、クロダイ33㎝。でも、サイズに不満。もっと大きいのが欲しい。
10時3分、チンタ。
10時9分、クロダイ33㎝。もっと大きいのが欲しい。
10時26分、またチンタ。
12時30分、30あるかと思ったが、29㎝。
12時52分、やっぱりチンタ。
13時13分、チンタばかり。
今回は、サナギのウキフカセの合間に、カニのチョイ投げもやった。落とし込みもやった。でも、釣れたのはウキフカセだけ。
で、珍しく最後まで粘ってみた。でも、残念ながら、型も数も貧果。
15時帰港。
ウキフカセ、貧果の原因は、横着?
これまで40数年、魚釣りをしてきて、釣れない原因の一番は、釣り人の横着。
この日、最初に、ウキ止めを、底+半ヒロに。で、その後、何となく深すぎるように思えて、底トントンにした。で、そのままずっと、底トントン。
これがまさに横着。
- サシエのサナギが残ったままのときがあった。
- アタリがなくて、サシエのサナギがなくなっているときがあった。
- チンタばかり釣れた。
これは、明らかに、タナが違うよ、の合図。終わってから気がついているようではダメ。
暖かい季節に、全遊動スルスルでやっていたのも、言ってみれば横着。ウキ下の調整が面倒くさかったから。
でも、この季節になると、やっぱり、全遊動ではなく、ウキ止めをつけて、しっかりタナを探った方が有利。
とすれば、横着をせず、もっと小まめにウキ下の調整をしなければ。
カニでの釣り方をもっと改善するには?
サナギよりも、カニで釣る方が、クロダイのサイズは良い。なので、カニでの釣り方をもっと改善したい。
今回、ジグヘッドを変えてみた。
これは、今回使用したスリーパージグヘッド。
これは、前回使用したちびチヌヘッド。
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ちびチヌヘッドは、ハリがフリーになっている。なので、着底前に、チヌがカニをくわえても、抵抗は小さいはず。
一方で、スリーパージグヘッドは、ハリが固定。底でチヌが食ってくるならば関係ないだろうが、着底前に、チヌがカニをくわえると、構造上、オモリの負荷を感じるのは明らか。とすれば、チヌは、すぐにカニを吐き出すだろう。
なので、アタリを全く取れなかったと考える。
また裏を返せば、チヌは着底してしまってから食ってくるわけではないと考えられる。底で食ってくると言っても、厳密に考えれば着底寸前なのか?
で、カニでの釣りは、落とし込みにしろ、チョイ投げにしろ、いかにアタリをとるか、が大事なところ。
ジグヘッドについては、ちびチヌヘッドが良さげ。
また、ジグヘッド以外に、遊動シンカーという方法も考えている。なので、また、1週間、いろいろ作戦を考えようと思う。
で、実のところ、他の道具も悩ましい。
筏チヌ専用竿、ディープランは短いので、カセの後ろ側では、魚がかかっても取れない。また竿先が柔らかすぎて操作性が悪い。
一方で、シーバスロッドは、長いので、カセの後ろ側も狙える。また操作性が良い。でも、竿先が固いので、食い込みは悪い。なので、即合わせが必要。
なので、道具については、これから更にいろいろ検討する必要がある。
秋のチヌ釣りは難しい、と松田稔さんも言っています
改めて、松田稔さんのブログで、秋のチヌ釣りの難しさを紹介している記事を見直しました。
- マキエをまいても、クロダイが浮き渋っていること
- クロダイを1匹釣ったら、同じ場所で次は釣れないこと
- オキアミがなくてもクロダイが釣れること
など、普段、釣りをしていて自分が感じていることが、そのまま書かれているので、納得感がある。
流石、鬼才松田さん。
こういうのを、よく勉強して、また1週間、いろいろ作戦を考えようと思う。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
コメント
はじめてコメントさせていただきます。
いつも勉強させていただいてます。
来月あたりから私もカセ釣りを始めたいと思ってます。
35~6年前ほど、まだ小学生の頃に父親とカセ釣りを楽しんでました。
質問なんですが、トイレ(大)ってどうしてるんでしょうか?
あと、予約からの流れとかも教えていただきたいです。
コメントありがとうございます。またブログを見ていただいて、ありがとうございます。
今島田さんに電話して、トイレの件を聞きました。
電話してくれれば迎えに来てくれる。ただすぐに行けないので、トイレまで、10分20分かかると思っていてください。とのこと。
あと予約は、土日ならば火水くらいまでに電話で。
当日、今の時期なら530くらいまでに島田さんのところに到着すること。
で、先にお金を支払う。
それから、荷物を船にのせる。
あとは船で待っていれば出港。
帰りは、12時、14時に上がるならば、電話する。15時までならば、何もしなくても迎えにきてくれる。
以上ですかね。
まだ不明な点があれば、何なりとお問合せください。