牡蠣チヌまたボーズ、でも得たものがあったかも

カセ釣り

2021年3月7日、能登長浦、カセ釣り

釣果

ボーズ

先週に引き続き、今週もアタリがなく、丸ボーズ。写真は帰りに、島田渡船さんのカセから見たツインブリッジ。

先週はアタリがなかった原因として、マキエ不足と糸の張り過ぎを考えた。この日は、その中でも糸の張りに注意し、張らず緩めずでアタリを待った。でも結局、全くアタリなし。というか生命反応がなかった。北風で水温も上がらず、活性が低いんだろうな、と思っていたが、前方のカセで、ベテランの人が釣っているのが見えた。観察すると、気づいたのは、時折り、ぐしゃぐしゃと何か砕いている。他のカセの様子を見ても、足で踏みつけている人、手で叩いて砕いている人、方法は様々だが、どうも牡蠣を砕いてマキエにしている様子。釣りから帰ってからインターネットで調べると牡蠣クラッシュというのが出ていた。確かに牡蠣の身と殻を砕いてまけばクロダイの活性が上がるだろうとは想像できる。砕かれた牡蠣殻がひらひらと時間をかけて沈んでいけば、海底にいるクロダイは興味津々と落下してくるマキエを意識するだろう。そしてその牡蠣殻に身が付着し、それが広範囲に散らばると、その細かいエサを追いかけて、クロダイは乱舞するだろう。そのうち警戒心が薄れて、針につながったサシエを食べてしまう、ということになるのか。ウキ釣りで、オキアミをマキエでまいて、クロダイにオキアミを追っかけさせて、クロダイの警戒心を少なくして釣るのと同じ考えだ。きっと単に牡蠣の半貝をまくだけでは、そんな効果はないだろう。ではどんな道具でカセの上で効率よく、牡蠣を砕くのだろうか?これは来週までの宿題にしよう。

ところで前日の土曜日に大釣りして、この日も来ていた人に、たまたま話を聞けた。土曜日は朝から入れ食いだったとのこと。活性が高く、底だけでなく中層でも食ってきた、と言っていた。この時期は冬と春が交互に入れ替わり、1日違うだけで海の様子がガラッと変化する。でも、たとえ釣りに行ける日が悪い日にあたっても、しっかり結果を残している人がいるのも確か。そういう人は数少ないチャンスを確実に捉えて、チヌを手にすることができる技術を持っているのだろう。自分にはそれができていない。コンディションの悪さに対応できていない。もっともっと勉強が必要。

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