10月30日、能登、ツインブリッジのと長浦、チヌ釣り
チヌの釣果
チヌ32㎝、31㎝、30㎝、30㎝、カワハギ、アジ
ダンゴ宙切り釣法
10月になって苦戦続き。この日は、甥っ子と二人で能登、長浦、島田渡船さんのカセ釣りに。甥っ子は事情があって、長い間、釣りがでくなくて、久しぶり釣行。なので、たくさん釣ってくれることを期待。
自分は翌日、金沢マラソン参加予定。だからといって、週一回の楽しみ、チヌ釣りは止められない。周りの人は心配してくれるけど、本人はいたって通常通り。今日も一日頑張ろうって感じ。
この日の課題
課題は、先週と同じ、ダンゴ釣りで結果を出すこと。
これまでの経験から、長浦では、ダンゴの着底点にはチンタが群れている。なので、ダンゴの着底点にサシエを置いておくと、チンタのエジキ。そこで、サシエをダンゴの着底点から離すために、宙切り釣法、または広角釣法を行う。それで結果を出すこと。
エサ
ダンゴは、マルキューのパワーダンゴチヌ3袋。これにアミエビ1角、激荒2袋。実際にはパワーダンゴチヌ1袋ずつに、アミエビ、激荒を小分けして混ぜた。海水はできるだけ少なめで、アミエビの汁、激荒の粘りで、パサパサダンゴになるように。この日は、10回握って丁度のダンゴ固さ。
サシエは、オキアミ、活丸サナギ、激荒のコーン、岩虫、ボケ。またエサ取り対策にカニ。岩虫は先週、麦ケ浦で意外にも食いが良かったので。
道具
竿は、1本目、黒鯛工房、THEチヌセレクションXT 大チヌ158。リールは、黒鯛工房、ディープフォース。道糸は、PEG5+0.8号。ハリスは、フロロ175号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。
竿2本目は、黒鯛工房、ディープラン198。リールは、ダイワ、タトゥーラSV TW。道糸は、PEG5+1号。ハリスは、フロロ175号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。オモリは、遊動の広角シンカー5.0g。
実釣
6時15分頃、ツインブリッジから1番目の牡蠣棚群にのせてもらった。
天気は、晴れ、風がほとんどなく、絶好の釣り日和。人間にとって絶好の日は、魚にとっては絶好ではない。これは自分の経験則。当たらなければよいのに。
潮は、長潮、満736、干1638。ほぼ和倉向きに流れるはずなので、甥っ子が潮下になるように、自分は穴水側、甥っ子は和倉側に釣り座を構えた。
まずはダンゴ作り。モーニングは意味ないと見切って、すぐにダンゴを作ってダンゴ投入。
まもなく目の前の牡蠣棚に、牡蠣上げの船が来て、作業を開始した。もしかしたら、その牡蠣棚の下のクロダイの活性が上がり、釣れまくるのではと甘い期待をしながらダンゴを遠投。
そして道具準備。道具ができたら、いつも通り、道糸に、ピンクマーカーで目印、3か所、底、底から半ヒロ上、底から1ヒロ上につける。こうするとダンゴ宙切り釣法での、サシエ着底の目安になるので、是非おススメ。
で、まずは広角釣法。ダンゴ投入付近にボケを落とし込む。これは瞬殺。サシエをオキアミ、岩虫、ボケとローテーションすると、シマダイ、カワハギ、チンタ。底を切るとアジ。
で、ダンゴ釣りに切り替え。基本、宙切り釣法で、底より上でダンゴを割って、そのままサシエを底に沈める。サシエを岩虫にすると100%シマダイ。これはシマダイの大好物のよう。オキアミ、ボケは瞬殺。
いろいろ試して、激荒をアンコでたっぷり詰めてダンゴを投入し、サシエをサナギ、コーンにして、宙切り釣法、このパターンで、やっとこさクロダイ32㎝~30㎝を4枚、相変わらずの貧果。
甥っ子の釣果は、ダンゴ釣りでクロダイ39㎝、35㎝、31㎝、と良型のアジ。釣れることは釣れたが40オーバーがなく、二人とも、ちょっと残念な結果。
13時半、納竿。
14時のお迎えを頼んだが、島田さん、船のエンジンがかからないから昼寝でもして待ってくれ、と言われて、迎えに来てくれたのは15時過ぎ。まあ立山連峰がキレイだったので、のんびり待っていました。
甥っ子の釣果
立山連峰
考察1:クロダイはどこにいる?
もしかしたらカセの下に大型クロダイがいないのでは、と思えてきた。秋も深まり、水温が徐々に低下しているはず。冬になって深場に落ちていく前に、秋に荒食いをするクロダイは、どんな行動をするのだろうか?
牡蠣棚の下の海底で落ちてくるエサを待っているか?
浅場でエサをあさっているのか?
そう考えると、一度、カセ釣りでなく、おかっぱりを試したくなる。ここ長浦だと、テトラの上からやってみようかな?
考察2:エサの選定
そもそもエサ取りに瞬殺されるエサを使う意味があるのか?エサの見直しが必要だ。
マキエとして、アミを混ぜていた。単純に集魚がありそうなので。でも、これはエサ取りを集めているだけかも。→アミ止め
マキエのダンゴは、アミ、激荒を混ぜていた(マゼ)。でも、マゼなので、エサがダンゴ表面にも存在することになる。このダンゴを投入すると、海底に沈む前に、中層でばらけてしまう。そうなるとマキエを上から下まで広く分散させ、マキエの効果をぼやけさせていることになる。それよりも、この時期のクロダイが捕食する海底にエサを集中させた方が良い。→マゼを止めて、アンコを徹底する
サシエとして、オキアミ、岩虫、ボケを使用していた。いずれもエサ取りに瞬殺。意味がない。→オキアミ、岩虫、ボケ止め
激荒は、コーン、サナギ、ともにエサ取りに瞬殺とまではならないので、OK。
活丸サナギ、ネリエ、ともにエサ取りに瞬殺とまではならないので、OK。
カニは、エサ取りに強いので、OK。
ここ長浦の、この時期の鉄板のエサは、アケミ貝丸貝。ほとんどの人が、これで釣果を上げている。これは使うべき。→アケミ貝を、マキエ、サシエに使用する。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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