長浦テトラのウキ釣り、秋チヌ狙いで丸ボーズ

磯釣り

11月3日、能登、ツインブリッジのと長浦、チヌ釣り

チヌの釣果

ボーズ。コッパグレのみ。

テトラのウキ釣り、秋チヌ狙い

10月から不調続き。めっきりクロダイが釣れなくなった。数も、サイズも全然ダメ。やっとこさボーズにだけはなってない。釣り方、エサを、いろいろ試してみるけど、結果的には何をやってもダメ。11月になって、これを打開するために、この日は、カセでなく、おかっぱりに挑戦。能登、長浦の島田渡船さんのところへ。島田さんのところでは、近くのテトラに船で渡してくれる。ホームページでは、磯渡し4,000円になっているが、これ間違え、2,000円。テトラの場所は島田さんが風向きを考慮して選んでくれる。お任せした方が良い。

この日の課題

課題は、最近のカセ釣りの貧果の原因が、この時期のクロダイの居場所が、カセではなく、浅場であるため、という仮説の検証。

エサ

マキエは、生オキアミ2角、マルキューのチヌパワームギスペシャル3袋。これを、不安定なテトラ上では混ぜるのが大変なので、予め船に乗る前に、二つのバッカンに分けて、混ぜておいた。

サシエは、ネリエ3種セット、荒食いブラウン、高集魚レッド、エサ持ちイエロー。さらにオキアミ、エサ取り対策のカニ。

道具

竿は、シマノ リンカイスペシャル125。リールは、シマノ BBX1700。道糸は、PEG5+0.8号。ハリスは、フロロ175号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。ウキは南ウキ競技0、針は、チヌ針1号。

実釣

7時30分頃、ツインブリッジより穴水側の能登島通町のテトラにのせてもらった。いつものカセとツインブリッジをはさんで反対側。この日は北東からの風なので、この場所ならば風が全く当たらない。いい場所にのせてくれて島田さんに感謝。

時間については、カセ渡しが優先なので、それが全部終わってからなので、この時間になった。カセ渡しの半分の2000円なので文句は言えない。

天気は、くもり一時雨、のち晴れ。潮は、大潮、干716、満1311。

ここのテトラは、比較的平坦で立ちやすい。足場用に木の板を持ってきたが、これを荷物置き場に。ところで、この木の板は島田さんの船の乗り場に置いてあるのでテトラにのる際は、借りることができる。

で、普段、釣り人が入っていないだろうから、先ずはマキエ。釣り座正面を中心に左右広くマキエをしながら、道具を準備。

で、海の様子を見ると、マキエで、何やら水面まで湧き上がっている。釣り始めると、すぐ答えが分かった。

コッパグレだ!どこに入れてもコッパグレだ。

マキエをまけば湧いてきて、同調させるとサシエをカニにしても通用しない。

マキエのないところにサシエを入れても、サシエが沈んだところに待っているのは、やっぱりコッパグレ。

チンタもいない。フグもいない。アジもいない。針にかかるのは、すべてコッパグレ。

遠投しても何をしてもダメだったので、そのうち戦意喪失。

13時半、納竿。14時半、帰港。

この日、もう一組、この場所の奥でウキ釣りをやっていたようで、その方々は40超えのチヌを持っていた。サシエはオキアミとのこと。流石、上手い人は上手い。

考察

このグラフは、七尾湾西湾の水温(石川県のホームページに七尾湾情報というページがあり、そこから引用)。折れ線グラフは、今年の水温。棒グラフは、過去データの平均。今年の10月の水温は、過去平均よりも水温は高い(七尾西湾では10月で1.9℃高い)。

実際、この日はコッパグレが水面に湧き上がっていた。11月になって多少気温は寒くはなったが、まだ海の中は夏のままかも。

水温低下にともなう落ちの荒食い行動というのは、水温低下に弱い、体力のない小さい個体から始まると思われるが、コッパグレのような小さな魚が水面に湧き上がっているくらいなので、魚としては水温低下していないままと思われる。

そういえば今年はキンモクセイの匂いがするのが、例年よりも半月遅れた。温暖化の影響で季節の変わり目が遅れている。

以上のことから、この時期のクロダイの居場所は、カセではなく、浅場?という仮説については、答えはNO。

じゃあ、なぜカセで釣れないのか?

次回、改めてカセ釣りにもどって考えたい。

ところで、この日、島田さんのカセで、一人の人が一日で年無しを2枚、さらに48を釣った。流石だ。もしかしたら、カセに魚はうじゃうじゃいる。でも釣り方が間違っているだけかも。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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