11月6日、能登、ツインブリッジのと長浦、チヌ釣り
クロダイの釣果
チヌ31㎝×2
秋チヌ、底ではないのかも!?
10月になって、めっきりクロダイがつれなくなって、先週、ついにボーズ。挽回を目指して、3日前に、一人の人が一日で年無しを2枚、さらに48、大チヌ合計3枚を釣り上げた能登、長浦、島田渡船さんのカセに。結局のところ、魚はうじゃうじゃいるんだけど、釣れないのは、釣り方がダメなだけなのかも?
この日の課題
課題は、エサの見直し。
- マキエのアミは、エサ取りを集めているだけと考えて、止め
- マキエのダンゴは、海底にエサを集中させるために、マゼでなく、アンコを徹底する
- サシエでエサ取りに瞬殺のオキアミ、岩虫、ボケは止め
- 激荒のコーン、サナギは、エサ取りに瞬殺とまではならないので、OK
- 活丸サナギ、ネリエも、エサ取りに瞬殺とまではならないので、OK
- カニ、アケミ貝は、エサ取りに強いので、OK
エサ
ダンゴは、マルキューのパワーダンゴチヌ3袋、激荒3袋(写真は2袋ずつだけど、足りなくてもう1袋追加した)。ダンゴは、最低限の海水を入れて、パサパサダンゴにして、激荒をアンコに。
サシエは、活丸サナギ、ネリエ、コーン、カニ、アケミ貝。
道具
竿は、1本目、黒鯛工房、THEチヌセレクションXT 大チヌ158。リールは、黒鯛工房、ディープフォース。道糸は、PEG5+0.8号。ハリスは、フロロ175号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。
竿2本目は、黒鯛工房、ディープラン198。リールは、ダイワ、タトゥーラSV TW。道糸は、PEG5+1号。ハリスは、フロロ175号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。オモリは、遊動の広角シンカー5.0g。
実釣
6時30分頃、ツインブリッジから3番目の牡蠣棚群の奥の端っこにのせてもらった。
天気は、晴れ。風は、最初ほとんどなく、途中、東、のち北東の風が吹く予報。
潮周りは、大潮、干945、満1630。
まずはダンゴ作り。パワーダンゴチヌ1袋をバッカンに入れて、海水を少しずつ入れて、パサパサダンゴに。で、これに激荒ひとつまみアンコにしてダンゴに入れて、前後、左右の牡蠣棚に数投、ダンゴ投入。
そして道具準備。道具ができたら、いつも通り、道糸に、ピンクマーカーで目印、3か所。
で、コーンをパラパラまいて潮流を把握。そしてダンゴ投入。アケミ貝もパラパラ投入。
まずは、広角釣法でサシエを小さいアケミ貝にして、マキエに合わせて落とし込む。着底後、しばらく待って、小さい誘い、大きい誘い。いろいろ試すも、細かいアタリはあったが食い込まない。で、小さいカニに切り替えた。同じように待って、誘って、やっぱり食い込まない。ハリスを這わせた方が良いのか?
ダンゴ釣りに切り替える。サナギ、ネリエ、コーンをローテーション。着底後、ダンゴの割れを確認し、そのままのパターン。底より半ヒロ上で宙切り。その後、底まで沈めるパターン。底より1ヒロ上で宙切り。その後、底まで沈めるパターン。いろいろ試すが、クロダイ31㎝が釣れただけ。
あとは広角釣法で、いろんな方向に遠投して、着底後、底を引っ張ってくるパターンで、もう1枚クロダイ31㎝。
14時半、納竿、15時帰港。
考察1:エサの見直し
この日はエサ取りに強いエサだけを使用した。ダンゴはアンコを徹底して、海底にエサが集中するようにした。その結果、たしかにシマダイ、カワハギ、アジなどエサ取りは多くなかった。通常、アミエビを使うと、あたり一面にエサ取りが沸いているが、そういうことにはならなかった。
でも、大型クロダイも釣れなかった。なので、エサの見直しが良かったのか悪かったのか答えは出ていない。
考察2:クロダイはどこにいる?
- 朝、カセ渡しの時に、超ベテランの人の話。『年無が数匹、マキエのアケミ貝を、目で見えるくらい浅いところで食っていた。でも、サシエのアケミ貝には見向きもしなかった。魚は確実にいる。食わないだけだ。』
- 11月7日、フィッシングライフの放送で、大阪湾堤防でのフカセ釣りが紹介された。一人がタナを底に設定。もう一人がタナを3ヒロに。で、一人がタナ3ヒロで釣れたので、二人ともタナ3ヒロにして、二人とも大型クロダイ爆釣。
- ちぬ倶楽部2018年2月号、66ページに、『冬もアツい”いかだフカセ”』という記事があった。がまかつテスター、中西毅さんの広島湾牡蠣いかだでのフカセ釣りの紹介だ。『水深が20メートル前後あるカキイカダでのフカセ釣りでは、結論からいうと底をはわす釣りはほとんど行いません。主な狙い目は季節を問わず中層~底上まで、この間をサシエのフォールでアピールするのが効果的だと思います。』
もしかしたら、底を狙っているから釣れないのかも。勝手に秋チヌだから海底で食ってくると決めつけているのが間違いかもしれない。
事実、まだまだ水温は高い。コッハグレが海面に湧き上がるくらい。体力のある大型チヌが浅いタナにいても、なんら不思議ではない。
次回は改めてフカセ釣りに挑戦しようと思う。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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