長浦カセ、ウキ釣り、チヌ40㎝×2、やっぱり底ではなかった!

カセ釣り

11月14日、能登、ツインブリッジのと、長浦、チヌ釣り

クロダイの釣果

チヌ40㎝×2、33㎝×2

チヌ、やっぱり底ではなかった!

今週は日曜日の釣行。本当は土曜日に釣り、日曜日にゆっくり休んで、月曜から仕事、のパターンが望ましいが、土曜に用事があったので。これからの季節、悪天候の日も多くなるので、土曜に行けないことが多くなるかも。今日もいつもの能登、長浦、島田渡船さんのカセに。

この日の課題

課題は、ウキフカセで、中層から底上までを狙って、クロダイを釣ること

エサ

マキエは、夏、ウキフカセで調子が良かったときと、ほぼ同じ。ただしエサ取り対策でコーンを使用するので、マキエのコーンを多めに。

生オキアミ1角、マルキューのチヌパワームギスペシャル3袋、激荒2袋、コーン缶詰3個。これらをバッカン2つに分けて入れて、よく混合。

サシエは、オキアミ、ネリエ3種セット(荒食いブラウン、高集魚レッド、エサ持ちイエロー)、活丸サナギ、コーン、カニ。オキアミ、ネリエは瞬殺と予想、メインはサナギ、コーン、カニのつもり。

道具

竿1本目は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンラインマスラードⅡ2.5号。ハリスは、サンライントルネードブラックストリーム2号。ウキは、松遠2-BB。針は、チヌ針1号。ウキ止めをつけた遊動仕掛け。

竿2本目は、シマノリンカイスペシャル125。リールは、シマノBBXハイパーフォース1700。道糸は、シマノPEG5+08号。ハリスは、サンライントルネードブラックストリーム2号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。ウキは、南ウキチヌスペシャル0号。針は、チヌ針1号。ウキ止めなしのスルスル仕掛け。

ハリスを2号にしたのは、万が一、マダイがかかったときのため。で、この太さで、秋チヌが食ってくるかの検証の意味も込めて。

実釣

6時過ぎ、まだ薄暗い時間に出港、6時30分、ツインブリッジから2番目の牡蠣棚群にのせてもらった。

天気は、くもり、のち雨、風は、朝は無風、昼前から南西のやや強い風が吹く予報。

潮周りは、長潮、干531、満1035。

カセに上がって、まずマキエ作り。バッカンにオキアミ、激荒、コーンを入れて少量の水を入れて、よく混ぜる。その後、チヌPムギを入れて混ぜる。あとは水を少しずつ追加して調整。

で、マキエができたら道具を準備する前に、周りの牡蠣棚にマキエする。前後、左右の牡蠣棚際に。夏、ウキフカセで調子が良かったときと同じやり方。

秋チヌシーズンになって、マキエをまきすぎてもエサ取りを集めるだけ、と考えて、控え目にしていたが、それが、その後、釣れなくなった要因の1つかも。

で、スルスル釣りから開始。先ずはネリエで、どこまで通用するか試したかった。でも、結果はやはり瞬殺。アタリも分からない。 1時間ほど、マキエ、サシエの投入位置、タイミングをいろいろ試して、粘ったが、止め。

遊動仕掛けに切り替え。ウキがウキ止めに到達すると、じわじわと沈んでいくようにガン玉調整。あるタナまでは一気に沈めて、そこから底上までは、沈め釣り。

で、サナギをサシエにして、牡蠣棚際に、じわじわっと沈んでいくウキが一気に沈み込んだ。チヌ33㎝。やっぱり底ではなかった。

同じタナで連続してアタリがあるわけではない。ウキ止めの位置を、浅くしたり、深くしたり。

カニをサシエにして、牡蠣棚際の中層でアタリ、チヌ40㎝。チヌ競技125だと、このサイズならば余裕。

コーンのサシエを試すも、エサ取りに取られるが、クロダイは釣れず。この後、サナギのサシエで、チヌ40㎝、33㎝追加。いずれも中層から底上。

13時半、納竿、14時帰港。

考察1:中層から底上まで狙い

この日の課題、ウキフカセで、中層から底上までを狙って、クロダイを釣ることについては、課題クリア。でも、振り返ると、夏、ウキフカセで好調だったのに、秋になって、勝手な思い込みのままで、底狙いに切り替えた。その底狙いが悪かったのだ。自分で釣れない釣り方をして、その結果、釣れない日々が続いたことになる。今回、夏と同じやり方で、単に、タナを中層〜底上に切り替えて、サシエをサナギ、カニにしだけ。いかに自分の考え方が硬直的だったか、を大いに反省する。

最近のダンゴ釣りでも、底を釣るとチンタ、宙切りで底上だと少しサイズアップ。その結果から考えても、やはりこの時期、狙うべきは、底ではなく、中層から底上。これが能登、長浦での正解だと思う。テレビや雑誌、インターネットでも、いろいろ釣りに関する情報が氾濫しているが、それだけを鵜吞みにするのではなく、こうやって自分で色々試して、その結果、得られたノウハウは大きい。そして、こういう内容をブログで公開することで、これを読んでくれた人たちも、能登でクロダイを釣ってくれると嬉しいと思っている。

考察2:スルスルか遊動か

スルスルか遊動かを検証するために、竿を2本準備した。朝一、サシエをネリエにして瞬殺だったので、スルスルはダメと断念した。確かに、タナは深めだったが、サシエをサナギやカニにして、00号ウキやガン玉で沈めるスルスル釣りを試していない。今回は遊動仕掛けで、4Bの大きなガン玉をつけて一気に沈める釣りをした。でも大オモリだと仕掛けが立ってしまいチヌの食いが悪くなる可能性がある。能登、長浦の海は、流れはそれほどなく、何となくオモリを使わない方が、チヌから見て自然に見えて釣れるような気がする。一方で、この日は南西の風が強く、そのようなコンディションでは、軽い仕掛けでは、風に流されて、サシエが入っていかないということもある。軽い仕掛けでゆっくり落とし込んでいくのが良いのか、重い仕掛けで一気に沈めて、あとは張りながらハリスを斜めにするのが良いのか、まだまだ課題がいっぱいだ。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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