12月17日、長浦カセ、クロダイのウキ釣り。ウキ下8mから底までを沈め釣りで探るもクロダイはいなかった!
クロダイの釣果
2022年最終戦はチンタのみ、丸ボーズでした。また来年頑張ろうー
能登のチヌ釣り、2022年最終戦はチンタのみ。クロダイの気配なし
今年の冬も、いよいよ冬型の気圧配置に。今週は魚釣りは無理かなぁー?とあきらめていたが、金曜日に天気予報とにらめっこしていると、土曜の午前中は冬型が一瞬ゆるんで、何とか釣りができそうなことが分かった。ただ、お昼頃から南西風が強くなって、雨も強くなりそうなので、12時納竿の予定で島田渡船さんに予約電話を入れた。
で、土曜日、早朝の、のと里山海道を長浦に向けて走る。風はないが、時折、小雨が降る。車の温度計は1℃。近くのコンビニで暖かいコーヒーを買って、6時過ぎに長浦に着くと、駐車場には自分を含めて車3台のみ。さすがに、この天気で、普通は釣りに来ないよね。
7時4分、ツインブリッジから1列目で、2列目側の端っこ、黄色のカセにのせてもらった。
島田さんに、最近よく釣れているよー、と薦められて。ただ、自分としては、今年4月10日、ここで、ハリにかかった魚に、沈みロープに引っかけられて、1時間綱引きした結果、運よくラインを切られずに、何とかクロダイを釣り上げた場所だ。このカセの周辺そこら中に、沈みロープがある印象。でも、何も釣れないよりもマシだろうということで了承。
向こう側は2列目。この辺りも沈みロープが交錯していて狙い目かも。
カセから見た陸側。
カセから見た沖側。島田さんによると、こっち方向(能登島大橋側)には大きな漁礁が沈んでいるとのこと。
マキエは、オキアミ半分、激荒1袋、チヌパワー日本海1袋。12時納竿なので、これで足りさせる。魚が少なそうなので、まき過ぎに注意して、オキアミを少な目に。
サシエは、オキアミと活丸サナギ。
海水温は11.6℃。
7時37分、足元にマキエをまき始める。
竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンラインビジブルフリー2号。
ウキは、松山匠L BB-BB。ガン玉は、松田ウキの基本、段打ちでなく、道糸とハリスの直結部にまとめて打つ。タナを限定するよりも、できるだけ広範囲のタナを探れるようにしたかったので。
ガン玉は、ウキがウキ止めにドッキングすると、ギリギリで、ウキが沈むように微調整。
ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル15から。後半125に。これからは細ハリスで攻める方針。
7時40分、東の空から朝日が昇る。これから天気が悪くなる予報だが、この時点では良い天気でした。
北の空も、この時点では青空が広がっていた。このまま、好天が続けばよかったが、実際には、この後、雨雲で真っ暗になった。
で、釣りは、朝一まずは、オキアミをサシエにして、ウキ止めを底トントンにしてスタート。潮は右から左に流れる。なので、足元にマキエをまいて、潮下の牡蠣棚際に仕掛けを投入。サシエのオキアミを底に沈める。
7時58分、一投目は、チンタ。
この日は、ここからウキ止めを少しずつ上げていく方針。先ずは1ヒロ上げる。
同じように、足元にマキエをまいて、潮下の牡蠣棚際に仕掛けを投入。底よりも1ヒロ上で、ウキ止めがウキにドッキング。その後、ギリギリで、ウキが沈んでいく、沈め釣りに。
8時23分、やっぱりチンタだ。
チンタがわいている海の中から、何とかクロダイを釣り上げようと、サシエをオキアミ、サナギを交互にローテーションした。また、サシエの投入点を、カセの前後左右の牡蠣棚際、または漁礁付近など、障害物のそばの、きわどいポイントを、あっちこっち、いろいろ探った。更に、ウキ止め位置を少しずつ上げて、そのタナから沈め釣りで、底までをゆっくり探った。
8時53分、それでも、チンタ。
9時8分、やっぱりチンタ。
9時32分、またまたチンタ。
結局、最終的にはウキ止めをタナ4ヒロまで上げた。で、ウキ止めがウキにドッキングし、そのタナから沈め釣りで、少しずつウキを沈めて、底まで探った。全層釣法で、ウキを沈めていくのと同じような要領で。で、目測で、ウキが2ヒロくらい(タナ12~13mくらい)沈んだところでアタリ。
9時46分、やっぱりチンタ。
ここ最近、タナが深すぎて釣れなかったのかな、と思って、今回は浅いタナから、ゆっくり探ってみたが、浅いタナでは食ってこなかった。結局は底上ちょっとに魚がいそう。なので、最終的には、ウキ止め位置は、底トントンに。
10時4分、チンタ。
10時12分、チンタ。
10時33分、チンタ。
11時6分、チンタ。
この頃から、雨風が強くなってきた。南風で、かつ、同じ方向に、潮流もぶっ飛んで流れる。仕掛けを投入しても、ウキは一気に海面を、風下、潮下に向かって流される。なので、サシエが沈んでいかず、釣りにならない。
なので、ウキを交換。松三郎Ⅱ1号に。
これでも、仕掛けの投入点が悪いと、サシエが入っていかない。で、サシエが入っていかないときに仕掛けを回収すると、ハリがなくなっている。浅いタナにはフグが群れている。
フグの下にチヌはいるのか?
風上、潮上に仕掛けを投入して、道糸が風にあおられないように、道糸をコントロールし、やっとこさウキ止めを、ウキにドッキングさせて、底トントンを探る。
11時47分、型の良いアジ。
この後も、同じようにウキを流す。
11時51分、やっぱりチンタ。
12時納竿。
クロダイはいなかったのか?
この自問自答に対して、いなかったと思う。
自分なりに、広範囲に探った。
水平方向は、カセの前後左右の牡蠣棚際、または漁礁付近など、障害物のそばの、ハリにかかっても取り込めるかどうか分からないような、きわどいポイントを探った。
垂直方向は、4ヒロから底までをゆっくり探った。
それでも、どこに入れてもチンタだった。
チンタの上にはフグ。下にはアジ。
そんな感じで、この日、自分のカセの周りには、クロダイはいなかったと思う。
それでも、この日、クロダイを釣っていた人がいたが、そのカセでは、漁師さんが牡蠣上げ作業をしていた。やっぱり牡蠣上げ作業をしていれば、そのそばにはクロダイが群れているのだろう。
魚がいないところでは、どんなに頑張っても釣れない。
運よく、魚がいれば、それを頑張って釣ればよい。
まだまだ未熟。来年も、もっと勉強しなければ。
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