能登長浦、春のチヌ釣り、また貧果。悪かったのはウデか?ウンか?

カセ釣り

4月2日、ツインブリッジのと、長浦カセ、クロダイのウキ釣り

クロダイの釣果

クロダイ30㎝。

何とか丸ボーズは免れたが、最近、貧果の連続。悔しいー!

能登長浦、春のチヌ釣り、また貧果。悪かったのはウデか?ウンか?

先週3/29(火)島田渡船さんのところで、クロダイ55㎝の釣果があった。きっと、ここのお客さんはみんな見ている。なので、土日は、すぐに満員になるかも、と心配して、速攻予約。

それにしても55㎝はデカい。このクラスで、全長が1㎝長くなると、それだけ体高も大きくなり、それだけ重量も大きくなる。何キロあったのだろう?

また釣った釣り人も相当の腕なんだろう。これくらいになるとハリにかけても、簡単に取れるもんじゃない。

で、オレもオレも、と今日も島田さんのところには釣りキチが集まる。自分もその一人。

6時40分、ツインブリッジから数えて4列目の牡蠣棚群で、3列目側の端っこにつけたカセにのせてもらった。

ここには3列目と4列目の間の通路があり、そこは、それぞれの牡蠣棚のアンカーロープが交錯して、海底が複雑になっている。なので、きっとクロダイの巣窟。

長い竿で釣る人にとっては、絶好ポイント。と、島田さんのことだから、自分をのせてくれたんだと思う。だけど、実は、沈みロープが思わぬところにありそうで、根がかりが心配な場所でもある。

エサ

マキエは、オキアミ2角、チヌパワー日本海3袋。朝、早めに島田さんのところに来て、暗いうちに、まず、この半分を混ぜて準備。残り半分はカセに上がってから。

サシエは、オキアミオンリー。

道具

仕掛けの比較検証のために2セット準備した(重い仕掛けと軽い仕掛けとの比較)。

でもこの日は、そもそもアタリがほとんどない状況。結局、比較にはならなかったので、検証は、また改めて。

1セット目、竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 125。リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、キザクラGTR L-000号。道糸とハリスはサルカンで結束。道糸側は、漁師結び、ハリス側は、クリンチノット。サルカンの上には、ガン之助ⅡB。ハリは、がまかつチヌ1号。ハリのチモトにはハリコミ小次郎G4。結局ガン玉はB+G4。

2セット目、竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、キザクラ大知遠投60 LL-000号。道糸とハリスはサルカンで結束。道糸側は、漁師結び、ハリス側は、クリンチノット。サルカンの上には、ガン之助ⅡG2。ハリは、がまかつチヌ1号。ハリのチモトにはハリコミ小次郎G7。結局ガン玉はG2+G7。

レポート

いつも通り、カセに上がって、まずマキエ。そして、道具を準備しながら、合間にマキエ。で、底取りが完了したら、水温チェック。

9.4℃!!!これまでにない低い。

最近の長浦の水温は以下の通り(自分の実測値)。

3/27長浦テトラ、10.8℃、クロダイ34。

3/20長浦カセ、9.8℃、クロダイ48、38、32。

3/13長浦カセ、11.0℃、クロダイ42、41。

3/6長浦カセ、10.2℃、クロダイ44。

この水温低下が、今日の釣果にどう影響するのか???

 

まず重い仕掛け(ガン玉B+G4)で、1投目、2投目、アタリがない。潮流は微妙。

道糸の角度から、もしかしたら着底していないかも、とガン玉G2追加して、丁寧に海底を探る。それでもオキアミの頭が微かにつぶされる程度の反応。

3列目と4列目の通路側に早い潮が流れる。そっちの方向に投入して、マキエとサシエを合わせる。アタリ…弱い。クロダイ30㎝。

最初に小さいクロダイが釣れた。こんなのしか食ってこないのか?

軽い仕掛け(ガン玉G2+G7)も試すが、同様にアタリはない。オキアミがそのまま戻ってくる。軽い仕掛け、重い仕掛けで、あっちこっち探る。

アタリ…ウミタナゴ。

先ずは食わせることを優先しようと、ハリスをナイロンにしたり、1号まで細くしたり。で、たまにオキアミの頭がつぶされるが、そもそもアタリがない。オキアミがそのまま戻ってくる。

14時半まで粘ったが、アタリがないまま。釣れたのはクロダイ30㎝1枚のみ。

早めに後片付け。15時帰港。

能登島大橋の向こうには立山。良い天気で良い景色。貧果だったけど、良い釣り日和でした。

考察

春チヌ、貧果の理由を考える

悪かったのはウン(運)だと思いたい。きっと、この日は水温低下が影響していたと思う。

でも、実際に年無しが釣れていたし、大釣りしていた人もいた。何が違うのか?

4月は、地上の気温が上昇し、桜が咲く。でも、海中は、少し遅れて海水温が上昇する。この時期、海水温は最下限を過ぎて、やっと上昇しそうな頃。で、海の中も三寒四温、冷たい海水、暖かい海水が交互に入れ替わって徐々に海水温が上昇するものと思われる。

この日、釣れたのは、きっと暖かい海水温にあたったから。釣れなかったのは、きっと冷たい海水温にあたってしまったから、と想像する。

で、その海水温を左右するのは潮流だと思う。

こう考えると春チヌは難しい。暖かい海水温だと釣果に恵まれるが、冷たい海水温だとボーズの危険性あり。この海水温は運次第。とすれば、この時期、釣れる釣れないは、ウデだけではなく、運による影響が大きいと思う。

ところで、この日年無しクロダイを釣り上げたOさん、よく出港前の船の上で情報交換させていただいている方。この方、昨年から島田さんに通い始めて、昨年、年無し2枚。今年、早々と年無し1枚目。

島田さん曰く、あそこのカセは誰も釣っていない。Oさんなら釣れると思って。で、やっぱり釣った。やっぱり持っているものが違うねー、だって。

島田さんの読みも流石、それに応えるOさんも流石。

ところで、翌日曜日、55㎝を釣った人が、また年無しクロダイ51㎝を釣っていた。やっぱりオキアミのウキフカセ。すごい人が来るようになったものだ。

まだまだ自分は未熟。もっと勉強しなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました