能登、長浦、島田渡船カセ釣り、春の年無し狙いで惜しくもチヌ48㎝

カセ釣り

4月10日、能登、長浦カセでのクロダイのウキフカセ釣り

クロダイの釣果

年無し狙いで惜しくもチヌ48㎝

能登、長浦、島田渡船カセ釣り、春の年無し狙いで惜しくもチヌ48

島田渡船さんのカセでは、春の年無しラッシュ。

3/6(日)53㎝

3/12(土)51㎝

3/29(火)55㎝、51㎝

4/2(土)51㎝

4/3(日)51㎝

4/9(土)50㎝

こういうのを見せられると、島田渡船さんのカセでは、年無しクロダイがうじゃうじゃいるんじゃないか、と誰もが思ってしまう。到底、他へは行けない。ということで、今日も早朝、暗いうちから能登、長浦に向けて走る。

で、5時、島田渡船に到着。荷物を降ろして、すぐにマキエ作り。

6時21分、ツインブリッジから1列目のカセにのせてもらった。1列目の端っこで、1列目と2列目との間の通路になっているところ。見るからに牡蠣棚のアンカーロープがあたり一面に沈んでいそう。先週もそうだったけど、島田さん、新しく配置したカセのテストに自分を利用しているような気が。でも、悪い気はしない。いつもと違うカセに乗るのは楽しみなこと。

エサ

マキエは、オキアミ2角、チヌパワー日本海3袋。予め全部混ぜてバッカンに満タンに準備。

まだ寒かったころは、前日の朝から、冷凍室からオキアミを出して解凍していたが、今では前日の午後、冷凍室から出しても十分解けている。季節の変化が感じられる。

サシエは、加工オキアミとネリエ。

ネリエは、チヌのウキフカセの名人、大知昭さん、百合野崇さんらが年中ネリエで釣っているという記事があるので、試してみるが、どうも能登長浦では、この時期、いまだに全く反応がない。

道具

竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、シマノPEG5+1号。

ウキは、最初写真の南ウキ キングモデル0号を使用したが、途中でいつものキザクラGTR000号に戻した。理由は後述する。

ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル1.5号。道糸とハリスは、サルカンで結束。道糸は漁師結び、ハリスはクリンチノット。ハリは、がまかつチヌ1号。

レポート

いつも通り、カセに上がったら先ずマキエ。最初は遠投して、遠くの牡蠣棚にいるクロダイにオキアミを食わせる。そして徐々に近くにマキエをまいて、クロダイを自分の周囲に寄せてくるイメージ。

で、道具を準備。その合間にもマキエ。

で、準備ができたら、いつもの底取り。ゴム管オモリを使用して、道糸に建築用マーカーの目印と、アユ釣りの目印糸をつける。

準備完了。

水温は12.6℃。いよいよ水温が上昇してきているのを確認。クロダイの活性が上がっていそう。

この日の作戦は、この水温上昇で、そろそろクロダイ浮いていることを想定。底上で、サシエの落ち込み途中で食わせようと考えた。

なので、0号ウキを使って、G2(サルカン上)+G4(ハリスに中通し)の軽めのオモリでスタート。

で、1投目投入、着底。何回か誘う…仕掛けを回収してオキアミの状態を見るが、反応なし。

で、2投目投入…やっぱりアタリなし。仕掛けを回収すると根がかり。やっぱり至るところに沈みロープがありそう。

その後、沈みロープを気にしながら探る。でも、アタリはなくて、回収したオキアミにも変化なし。

ハリスのハリコミ小次郎が悪いのか、と思って、外してみても反応なし。

というか、エサ取りも、クロダイも、気配がない。

で、試行錯誤の結果、方針変更。

ウキをキザクラGTR000に変更。これまで通り、底をしっかり狙うことに。まずはガン玉B(サルカン上)+G4(ハリスに中通し)。で、アタリがないので、さらにガン玉B(サルカン上)+G2(ハリスに中通し)で確実に底に着くように。で、ハリスは125に落とす。

10時、やっとアタリ! そこそこ強いので、速攻、巻けるだけ一気にリールを巻く。

ところが、途中で上がらなくなった???

引っ張っても上がらない。何が起きたのか? たまに魚が引いてくるので、魚がかかっているのは間違えない。でも、ハリスが細いので無理できない。

で、しばらく待つことに。糸を引っ張ったままで、引きが緩むのを待つ。10分、20分、変化なし。30分待っても状況は変わらない。最終的に1時間引っ張っていたら、スルッと抜けたように上がってきた。

チヌだ。でかい。

でも、年無しには、ちょっと足りない。クロダイ48㎝。

ハリスを点検すると、明らかに擦った跡が。沈みロープに絡んでいたのだろう。で、1時間引っ張りあって、クロダイがへばって、出てきたのだろう。

で、その後も、底上、底を、交互に丁寧に探ってみるが、アタリなし。回収したオキアミにもほとんど変化なし。

ところでこのカセ、前も後ろも沈みロープだらけで、根がかりしまくり。島田さん、ここは止めようよ(笑)。

15時帰港。

考察

4月の春チヌ底か、底上か

この日のクロダイは、底上ではなく、底だった。

先週の釣行記で、考察したように、やっぱり春の海水温は不安定なんだと思う。なので、正解は単純ではない。気温上昇に伴い、表面水温は明らかに上昇している。でも、海底の水温は安定していないのだろう。この日、アタリがなくて回収したオキアミが、やけに冷たく感じられた。そう考えると、まだ底上で、サシエの落ち込み途中で食わせるのは早いかも。でも、年無しクロダイのでかいのは、きっと最初に浮いてきそう。なので、底か、底上かの見極めはしばらくは難しい。

ところで、福井のフカセ名人が年無しクロダイを連続で釣り上げたのを聞きつけて、島田さんのカセでウキフカセでクロダイを狙う人が増えてきた。そういう人たちと情報交換して、ますます釣果が上がって、それをブログで見た人が、また新たに能登に来てくれれば、とても喜ばしいことです。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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