2023年7月29日、クロダイの釣果
クロダイ34㎝×3、33㎝×2、30㎝×4、計9枚。
数はそこそこだったけど、型はイマイチでした。
この日の作戦
先週は、運よく2023年2枚目の年無クロダイを釣ることができた。
ただ、この日は、夏チヌ釣りの課題も出てきた。
先ずは、早い時間に釣った年無クロダイの、あとが続かず、この日、この1枚のみだったこと。
要因ははっきりしている。
エサ取りが、ウジャウジャいて、オキアミでは全く歯が立たなくなった。
で、エサ取り対策が不十分だった。
また、もう1点、マキエを間違えたかも。
年無クロダイのあと、ほぼクロダイの気配がなかった。
その原因は、オキアミをまき過ぎたからだと思われる。
この日、オキアミ3㎏角を3枚まいた。
おそらくエサ取りが食いきれなかったオキアミは、すべて足元の海底に溜まっていたと思われる。
その結果、その辺りのクロダイが、鈎にさしたサシエなど、見向きもしなくなったと思われる。
ただし、これは、あくまでも仮説。
今週、改めて、この仮説を検証しようと思う。
釣行前にチェック
潮周りは、中潮。947満潮。
潮位グラフからは、潮は動かなそう。
予想天気図では、日本列島ほぼ高気圧。
天気予報では、晴れ。
風はほぼなし。
最高気温は35℃。熱中症の注意が必要だ。
こんな日は、朝早い時間に釣ってしまって、12時に上がりたいものだ。
実釣記録
ポイント
5時40分、定位置。ツインブリッジから2列目沖側、端っこのカセ。
朝から快晴。
先ずはルアー
朝一、性懲りもなくチヌトップ。
ルアーは、タックルハウスのフィードポッパー70。
牡蠣棚のできるだけ近くにルアーを投げて、巻く。
早巻き、ジャーク、ストップアンドゴー、いろいろ試す。
そして、ゆっくり巻く。
すると、ゴボッ、何やら海面から出てきた!
残念ながら、鈎掛かりしなかった。これが2回。
で、結局、この日もあきらめ。
チヌトップは難しいです。
エサ
先週のオキアミまき過ぎを反省して、この日はオキアミ1角。
オキアミ半角、激荒1袋に、チヌパワームギスペシャル袋。
これで前半、後半2セット。
マキエの作り方は、
先ず、オキアミ、激荒に海水を入れて均一になるように混ぜる(写真左)。
これにチヌパワームギスペシャルを混ぜる。
海水を入れすぎると、粘りがなくなって、遠投できなくなる。
なので、海水は、少な目が良い。
逆に、配合エサに水を入れて、よく混ぜて、あとからオキアミ、激荒を入れるマキエの作り方を紹介している名人もいるが、自分は、そうしない。
オキアミ、激荒の汁が配合エサの粉全体に行き渡るようにした方が良いと思っている。
6時34分、マキエ開始。
サシエは、加工オキアミ、ボイルオキアミ、サナギ。
ネリエは、クーラーに入れてあったが、使いそびれてしまった。
タックル
竿は、シマノ鱗海スペシャル1.2号。
リールは、ダイワタトゥーラSV TW。
道糸は、サンヨーナイロン アプロード ディテール 1.75号。
引張強度は十分あるだろうから、ウキの通りを良くするために、道糸をちょっと細くしてみた。
海水温
海面の水温は、29.8℃。
こんなに高温なのか。
海底の水温は、28.0℃。
海の底も高温だ。
実釣
ベタスキ。
牡蠣貝がぶら下がっているのが良く見える。
これじゃチヌは浮いてこないだろう。
6時59分、先ずは、鈎にオキアミをさして1投目投入。
ハリスは、サンライントルネード松田スペシャルブラックストリーム1.75号。
鈎は、がまかつチヌ3号。
ハリスに、ハリコミ小次郎4。
で、やっぱりオキアミは持たない。
サシエをサナギに変更。
7時9分、クロダイ。型はイマイチ。
でも、夏チヌは良く引く。
7時24分、クロダイ。小さいのに良く引く。
7時59分、クロダイ。サイズアップしない。
8時22分、チンタ。
8時32分、クロダイ。カセの上に置くと、高温で弱りそうなので、ネットの上で撮影。
9時5分、クロダイ。
9時14分、後半マキエ開始。
10時31分、クロダイ。型はイマイチ。
10時43分、クロダイ。型はイマイチ。
10時58分、クロダイ。型はイマイチ。
11時6分、クロダイ。型はイマイチ。
11時25分、チンタ。
11時32分、チンタ。
11時38分、チンタ。
何とか40オーバーが欲しいので、12時上がりせず、粘った。
でも、13時、納竿。
ベタスキで、チヌの気配なし。
くそ暑いのもあって、少し早いけど、あきらめ。
この日の振り返り
夏チヌのエサ取り対策
オキアミ、ボイルオキアミのサシエは、何回か試したが、やはりダメ。
チヌが浮いていれば可能性はあるかもしれないが、深いタナにいると全く通用しない。
この日メインのサシエは、サナギ。
サナギは何とか底近くまで残っていた。
ただ、サナギはガン玉をつけないと沈むのが遅い。
チヌが浮いているときに使うのは良いが、チヌが底近くにいるときには適さない。
その点、この日は使いそびれたが、ネリエが良いだろう。
そこそこエサ取りに強いし、沈むのが早い。
なので、夏チヌのエサ取り対策のサシエは、
チヌが浮いていればサナギが良い。
底近くにいるときはネリエが良い。
マキエのオキアミの量
先週のオキアミブロック3㎏×3に対して、この日は、オキアミブロック3㎏×1。
で、先週は、年無チヌを釣った7時29分以降、クロダイの気配がなかった。
この日は、お昼前までは小さいながらクロダイの気配があった。
同じカセで。
なので、先週は、やはりマキエのオキアミの量が多すぎたと考えてよいだろう。
夏チヌのウキ釣り@長浦カセ
2021年は、長浦で5回連続二桁釣果があった。
このときの釣り方は、ウキ釣りのネリエ釣法。
で、牡蠣棚際1m狙い。
バンバン切られたが、バンバン釣れた。
これから、試そうと思う。
また、2022年は、牡蠣棚の列と列の間を狙って、良い思いをした。
牡蠣棚の列と列の間は、アンカーロープが交錯していると思われる場所で、構造物が海中に沈んでいるのでクロダイが潜んでいそうなポイント。
2022年はそれほど大釣りしていないが、上手く釣れば、もっと釣果につながる可能性を秘めている。
このポイントも、これから試そうと思う。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。
コメント