チヌの釣果
チヌ42㎝×2、35㎝
今日は、この時期の能登では珍しく良い天気、雨は降らず気温16℃、ただし風が強い、南西風6m。でも2月の牡蠣チヌ、年なしには絶好のコンディションと思われ、期待に胸を膨らませて、前回ボーズだったのに、また島田渡船さんに。
7時半、釣り開始。先ずは先週の甥っ子の成果再現を狙って秘伝のサシエでのモーニング。牡蠣棚際を丹念に落とし込むが全く反応ナッシング。少し遠投して広範囲に牡蠣棚際を狙うが全くアタリなし、やっぱり先週はまぐれアタリか?
8時半、気を取り直して牡蠣での釣りに切り替え、先ずはムキミ。ダウンショットシンカーでの落とし込み。マキエは半貝、そして貝殻もパラパラと。とにかく風が強いのでオモリは必須と決めつけてダウンショットの仕掛けで投入を繰り返す。先週と違ってチンタは釣れない。でもクロダイも釣れない。
そういえば先週は前方のカセでベテランのじいさんがカセの上でコンコンやってて、良型3枚を釣っていたのを思い出した。あれは片割か?。牡蠣のハラワタ部分だけ割って、その部分に針をさす。ノーシンカーで片割を落としてみよう。これならば貝の重みがあるので、風が強いけどアタリが取れそうだ。糸を張り気味にして、風が強いので竿先が煽られないように海中に入れて、風で一定の周期で揺れるカセの上で微妙な変化に合わせを入れた。クロダイ35センチ。
引き続き、片割、半貝、ノーシンカーでの落とし込みを繰り返す。風が強くて、椅子が飛んでしまう状況だったので、椅子には座らずに、立ったりしゃがんだり。風は右から左、潮は左から右に、その潮が少し緩んだかなと思った時に、竿先に微かな変化で合わせを入れた。クロダイ42、さらにクロダイ42追加。12時を過ぎて風が緩んでくるとアタリもなくなってきた。13時で片付け開始。14時お迎えの船。
私の牡蠣釣りの道具は写真の通り。全くの我流だけど。はつりハンマーは片割用にも使用できる。ニッパーは片割にも半貝にも使える。マイナスドライバーは貝柱を外す時に使える。アケミナイフはムキミ用に。
私は、ここでは2本竿で、1本はダウンショット、もう1本はノーシンカーにしている。軽いサシエをすばやく底に落とすためにダウンショットシンカーを使っているのだが、今日の釣りでは、ダウンショットで落としたムキミに全くアタリがなかった。ここのクロダイはやっぱり不自然に落ちてくるエサには反応しないのか?牡蠣上げ作業の時に牡蠣棚から落下するのは貝殻付き。なので、クロダイとしては、ムキミよりも貝殻付きの牡蠣が自然なのかも。ならばサシエは片割、半貝で落とすべきか。チヌの活性が高いときと低いときで状況は違うと思うけど。こういう仮説を立てて次回の釣りで検証して、それを繰り返して釣りの技術を高めていく必要がある。もっと勉強しなければ。
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