7月2日能登長浦カセでのクロダイのウキ釣り
クロダイの釣果
クロダイ33㎝。これとクロダイ30㎝の合わせて2枚。イマイチ。
7月能登長浦チヌ2枚。全体釣果上向きなのに自分はイマイチ。残念!
6月はマダイ狙いとか言っといて、マダイどころか、クロダイすらパッとしない釣果でした。なので7月はしっかりクロダイを釣ろうと、ホームグランドの能登長浦、島田さんのところに。
最近、貧果ばかりなので、ブログを書いていて、ちょっと辛い。でも、釣れなかったときのレポートでも、ありのままを書いているので、過去データとして、振り返ることができるはず。また釣れない行動パターン、悪い見本として、きっと誰かに参考になることがあるはず。とめげずに、プラス思考で書きます。
5時46分、この前、6月19日に来た時と同じカセ、2列目、手前端っこ陸側。背中側で高切れしたカセだ。同じ失敗は繰り返さない。決して背中側には入れない。そう誓って、いざ、釣り開始。
エサ
マキエは、いつもの生オキアミ1角、ボイルオキアミ1角、チヌパワームギスペシャル2袋。
気温が高くなって、途中で生オキアミが黒くなるので、半分ずつマキエに混ぜて、余った分はクーラーに入れておくことに。
サシエは、生オキアミ、ボイルオキアミ、ネリエ。
実際に、ネリエは、まだ不要。ほぼ生オキアミで足りる。
道具
竿は、シマノ鱗海スペシャル1.2号。リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、南ウキキングモデル00号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号。ハリは、がまかつチヌ3号。
レポート
水温は24.4℃。高め安定。
6時34分、マキエ開始。いつものように最初は遠投して、遠くのクロダイにマキエを食わせて、そのあとに、近くにだけまいて、遠くのクロダイを近くに寄せてくるイメージ。
7時45分、釣れたのはチンタ。生オキアミで、底近くで。
8時16分、小さいクロダイ。やっぱり、生オキアミで、底近くで。
9時1分、サイズアップしない。小さいクロダイ。やっぱり、生オキアミで、底近くで。
9時48分、やっとたも入れサイズ。それでも33㎝。やっぱり、生オキアミで、底近くで。
このとき、1列目と2列目の間、アンカーロープが交錯している付近で釣った。ハリスを見るとザラザラに擦れていたので、ロープが沈んでいるんだろうな、と思いながら、でも、虎穴に入らずば虎児を得ず、と思って、ハリスを新しくして、再度、同じポイントに投入。
アタリ、そこそこ引く。サイズアップか?と思いきや、プツーン!道糸が切られた。高切れ。
未熟だ!
この後、1列目と2列目の間も避けて、ロープのなさそうなところを狙うも、小さいクロダイしか釣れない。
11時半納竿。でも携帯電話で電話ができない。なので、大きく手を振って近くを通る島田さんに合図して帰港。
何やらauが大変なことになっていたみたい。
考察
反省点を挙げてみた。
アンカーロープって、どうなっているんだろう?
せっかくサシエを食わせても高切れしていては、損失は、その一匹だけではない。せっかくの時合に、仕掛け復旧に時間を奪われる。そのため機会損失にもなる。高切れしなければ、二匹、三匹釣れていたところを、その分の釣果も逃していることになる。なので高切れは絶対に避けなければならない。
ここ牡蠣棚のカセでの海中の状況は、以下のように推測できる。
牡蠣棚1列目と2列目の間。そこでは、1列目の牡蠣棚のアンカー、2列目の牡蠣棚のアンカーが交錯していると思われる。
アンカーの位置は、あくまで想像。実際に海面からは全く見えない。
軽いガン玉をつけた仕掛けで15mの底を狙う場合、予め遠投して、道糸を一直線のまま、張った状態で、サシエを沈めるとアタリをとりやすい。なので、そうしてサシエを沈める場合が多い。
このときに、向こう側のアンカーが近くに沈んでいると、ガッツリと道糸がアンカーロープに接触する。その結果、高切れしたと考えられる。
ここ牡蠣棚のカセでウキ釣りをはじめて、そろそろ1年。同じような高切れを何度も経験している。
でも、この日、改めて、ここのアンカーロープはきっとこうなっているんだろうな、そう思った。
ほぼ垂直に糸を出す短竿では起き得ないだろう。
長竿、ウキ釣り特有の注意点だろう。
で、一度痛い思いをして、その危険箇所を記憶して、再発防止を図るのも良いが、そろそろ牡蠣棚の配置から、どこが危険かを、ある程度は予測できるようになりたい。
ワンパターンはダメだ!
振り返ると、軽いガン玉をつけて底付近を狙う全層釣法、スルスル釣りがワンパターンになっていた。
低水温でクロダイの活性も低い時期ならば有効なんだろうし、実際にクロダイは釣れた。でも、この時期、これだけ水温が上がって、クロダイの活性も徐々に高くなって、それでも、このワンパターンを続けるのは間違っているように思えてきた。
軽いガン玉をつけた仕掛けで、ゆっくりゆっくり時間をかけて15m沈めて、底でアタリがあるとチンタ。というのを繰り返していては、あまりに効率が悪い。
例えば、遊動仕掛けで一気に底上まで沈めて、そこからウキを少しずつ沈めて、サシエを底に届ける方法でもあるだろう。
例えば、上記、アンカーロープのおそれがあるポイントでは、遊動仕掛けで、アンカーロープのなさそうなところに入れて、ガン玉である程度の張りを保ちながら、サシエを底に届ける方法もあるだろう。
例えば、先週の麦ケ浦では、ガン玉をつけて底付近を狙うと釣れず、ガン玉なしで釣れた。サシエを沈めすぎると、もう釣れないのかも。
要は、釣れていないのに同じことを繰り返していてはいけないのだ。
やっぱり、まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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