10月1日、長浦島田渡船のクロダイ釣り、ウキフカセ、落とし込み、チョイ投げ、色々な釣り方に挑戦
クロダイの釣果
クロダイ40、38、35、33×2、31、計6枚。久々40。
能登は秋チヌ本番、チヌ40以下6枚は、カニで2枚、サナギで4枚!
先週は、長浦で悔しい思いをした。他のお客さんたちは絶好調だったのに、自分は貧果だったから。
秋になって水温が下がってきたのに、自分はいつまでたっても、軽い仕掛けで、上からゆっくりサシエを落とし込んでいた。
で、そのうちエサ取りに食われてしまって、サシエのないハリで、時間をムダに過ごしていた。だから貧果だった、と深く反省。
じゃあ、どんな釣り方をしようか、と1週間色々悩んだ。
で、秋チヌ用に釣り方を、いくつか準備してきて、いつもの長浦島田渡船さんに。先週のリベンジだ。
6時4分、島田さんにリクエストして、ツインブリッジから一列目のカセにのせてもらった。
ここは隣の牡蠣棚との間隔が広いので、長竿で釣りやすい。また沈みロープの位置を、ほぼ把握できているので、きわどいポイントを攻めることができる。
など、自分にとって好条件。
表面水温は、23.6℃。少しずつ水温が下がっている。秋の深まりを感じる。
先ず最初に、一つ目の釣り方、カニの落とし込み釣りから。
ただし、前日、仕事帰りにフィッシャーズさんで、カニを買おうと思ったら、20匹がやっと。あとは小さすぎるのばっかり。時間が遅すぎたのだ。こんな日に限って仕事が遅くなってしまって、ついていない。
で、ほかの釣具屋さんで弱ったカニを買うのも嫌だったので、急きょアケミ貝も1㎏購入。こいつは万が一、エサ取りの猛攻で、カニでも瞬殺、となったときの保険。
なので、カニの落とし込み釣りは、カニ20で。
道具は、竿は、クロダイ工房ディープラン1.98。リールは、ダイワタトゥーラSV TW。道糸は、シマノPITBULL4 1.5号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号。道糸とハリスはFGノットで直結に。ハリは、がまかつ管付きチヌ5号。これにガン玉4Bをつけた。
6時24分、カニをサシエにして、釣り開始。牡蠣棚際にサシエをゆっくり落とし込む。
自分のやり方は、リールをフリーにして落とすのではない。
リールをフリーにして、竿先を上に持ち上げる。その分、リールから糸が出る。
で、リール糸を親指で固定して、糸を張ったまま、竿先を下ろしていく。
竿先が海面まで来たら、またリールをフリーのまま、竿先を上に持ち上げる。
で、リール糸を親指で固定して、糸を張ったまま、竿先を下ろしていく。
これを繰り返す。
6時48分、さっそく来てくれた。クロダイ35。底よりも、ちょっと上でアタリ。糸ふけがないので、アタリは明確。
この後にも、カセの後ろ側でかかったが、クロダイが牡蠣貝に入り込んで取り込めなかった。1.98の竿でカセの後ろ側で釣るのは、ちょっと厳しいのかも。
ただ、この落とし込み釣りで、最近では8月末にも44を釣っている。この時期、牡蠣貝の下にはクロダイがついているようで、結構、よく釣れる釣り方だと思う。
で、次に二つ目の釣り方、サナギのウキフカセ釣り。落とし込みでアタリが遠のいたので、ウキフカセに切り替えた。
道具は、竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、サンラインビジブルフリー2号。ウキは、松田ウキ松山匠L BB-3B。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。ハリは、がまかつチヌ1号。
仕掛けが準備できたら、底取りオモリで水深を測って、先ずは、ウキ止め底トントンでスタート。
マキエも、今回から変更した。
オキアミを入れるのを止めた。エサ取り対策だ。で、激荒2袋、ムギコーン1袋、缶詰のコーン1缶。これに水を入れてなじませる。
で、これにチヌパワーー日本海1袋を混ぜる。
8時4分、マキエ開始。
サシエのサナギはこんな感じ。サナギは、柔らかい部分と固い部分があるので、できるだけ固い部分にハリをさす。また、たまにスカスカのサナギがあるので、1個さしでなく、2個か3個さした方が良い。
10時7分、30チョイのクロダイ。
ウキを投入したら、糸ふけを巻き取って、ラインを一直線に。その後に、改めて、糸を出して落としナマリを沈める。
ウキがなじんで、しばらく待って、アタリがなければ、糸を引っ張る。で、また改めて、落とし込む。
これを繰り返して、何回か誘っているうちにアタリがある。
10時17分、また30チョイ。サシエはサナギ。
12時46分、コイツは40にちょっと足りないくらい。やっぱりサシエはサナギ。
途中、アタリが遠のいたので、ウキ止めを浅めにズラしてみたが、浅ダナはダメ。この日、結局は底にトントンにした時にアタリがあった。
13時33分、またまた30チョイ。サナギ。この釣り方はサイズに課題があるかも。
で、三つ目の釣り方は、カニのチョイ投げ釣り。ウキフカセの合間に、やってみた。
ポイントは、チヌヘッド。チヌ用のジグヘッドだ。今回は7gを使用。
竿は、シマノエンカウンター。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、シマノPEG5+1号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号。道糸とハリスはFGノットで直結に。で、ハリスに、このチヌヘッドをつけた、いたって簡単な仕掛け。
釣り方は、このチヌヘッドにつけたカニをチョイ投げして、糸を張らず緩めずにしたままで、サシエを底に落とし込む。
底まで届いてアタリがなかったら、何回か誘いをかけて、それでもアタリがなかったら巻き上げる。そんな感じで、やっていると…
11時9分、底よりもチョイ上、PEラインで、ブルブル感に合わせると、のった。この日、最大クロダイ40。
こういう釣り方で、この釣り場でクロダイを釣るのは、はじめて。
この日は風がなかったので、アタリが取れた。でも、もしかしたら風が強いとアタリが分かりにくいかも。
また、固い竿が良いのか、柔らかい竿が良いのか、もう少し道具の見直しが必要だと思う。
で、実はもう一つ、四つ目の釣り方、アケミ貝の落とし込み釣りも試してみた。
せっかく買ってきたアケミ貝。なので、朝からカセの際に少しずつアケミ貝をまいてみた。で、そろそろかな?とアケミ貝をサシエにして落とし込む。これは落とし込みの途中というよりも、底で食ってくるイメージと思って、アケミ貝を底に沈めて、待つ釣りをした。
ただ、残念ながらこの釣り方では不発だった。
14時帰港。
結局、どの釣り方が良いのか?
今回の釣り方、釣果をまとめると以下の通り。
カニの落とし込み釣り→クロダイ35
サナギのウキフカセ釣り→クロダイ38、33×2、31
カニのチョイ投げ釣り→クロダイ40
アケミ貝の落とし込み釣り→ボーズ
自分としては、先ずは、サナギのウキフカセが第一選択。ただサイズに課題あり。で、今回釣ったクロダイをさばいたときに、お腹の中にコーンがいっぱい入っているクロダイがいた。なので、サナギだけでなく、コーンも併用すれば、エサ取り対策になるかもしれないし、もっと釣果を上げることができるかもしれない。
次に、カニの落とし込み釣り、チョイ投げ釣り。カニのサイズを大きくすれば、それに見合ったサイズが釣れるはず。また、クロダイが釣れる可能性は高そう。
ただしカセの後ろ側を釣るには、もっと長い竿がいる。またオモリサイズは、軽い方がいいのか、重い方がいいのか、課題が残る。でも、色々試して、道具を見直せば、もっと釣果を上げることができるかも。
アケミ貝の釣りについては、経験が少ないし、正直下手。ただ、サナギやカニで釣れるうちは、必要性はないかも。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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