プロフィール

・春田富久(ハルタヨシヒサ)

・1966年石川県金沢市生まれ

・石川県白山市在住

・職業:会社員

釣りキチ三平がきっかけ

小学生のときに、マンガ、釣りキチ三平で、魚釣りを知った。

最初に読んだのが、”磯の王者”。イシダイ釣り。

魚紳さんが、三段引きのアタリを合わせて、ポンピングで寄せて、イシダイを釣り上げた。三平は、いきなりバックラッシュで足元に。それでも外道のウツボを釣った。

リベンジで、三平は、イシダイをかけたが、根に潜られ。でも、リールをフリーにして対岸に移動、見事イシダイを釣り上げた。

次に読んだのが、シロギスの涙。シロギスの投げ釣り。

三平が、針にかかったシロギスでヒラメを釣った。

で、キャスティング大会。トリプルフルターンキャスティングで180m4㎝のサザエの目印に命中。でも、記録は180mとなり、シャークのジンが優勝、三平が二位、山田一郎君が三位。

実は、シャークのジンの小さい頃のあだ名がシロギス、で、泣き虫だった、とか。

魚釣りって面白い!

で、自分も、魚釣りをやる、と決心した。

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釣りキチ小学生

近所に、丸越商会という釣り具屋さんがあった。その後、石川県では、”丸越に釣られたの”、のCMで有名になったお店だ。その後、50m道路に移動して、長らく営業していたが、今はやっていない。

そこで、はじめての釣り道具、オリムピックの白いチョイ投げ竿(長さ3.3mだったかな)とオリムピックの青い塗装をしたスピニングリールを買ってもらった。

最初の釣りは、金沢城跡の大手堀。当時、そこにはデッカイ雷魚がいるという噂があった。で、カエルのルアーを付けて投げた。結果は当たり前にボーズ。現実は、マンガのように簡単に釣れない。思い知らされた。

次に行ったのは金沢港西防波堤。当時、大野の防波堤と呼ばれていた。ジェット天秤に三本針のキスの仕掛けをつけて、青虫をつけてチョイ投げの釣り。結構、いろんな魚を釣った。フグ、キス、ベラ、コチ。で、よく釣れるもんだから、結構、大野の防波堤には通った。当時から立入禁止だったけど、柵を超えて、結構、沖まで歩いて。で、小さなクーラーボックスを満杯にして帰ったこともあった。

犀川でアユ釣りもした。近所に毛針を売っているお店があって、そこで毛針を買って犀川に行った。それなりに釣れたが、魚が小さいので、あまり満足できず、すぐに止めた。

小学校6年生のときに内灘に引っ越した。内灘放水路の防波堤で投げ釣りでカレイを釣った。また放水路の河北潟側でマブナを釣った。マブナ釣りは結構、通った。橋のたもとに”なだまん”という釣りエサ屋さんがあって、そこで、エサのアカダを買った。いろいろ試して、際に落とすと、よく釣れることが分かった。シモリウキ仕掛け(小さいウキを4つくらいつけた仕掛け)で着底後、前アタリ。少し待つ。で、本アタリでかける。今振り返ると、チヌ釣りとよく似ている。これでマブナを二桁釣ったこともあった。

この頃、自分にとって、魚釣りは誰かに教わるものでなかった。興味があったら、まず本を読む。当時はインターネットがなかったが、本屋に行けば結構いろいろな本があった。そして本で学んだことを自分で試す。で、試行錯誤する。そうやって、いろんな魚釣りを覚えていった。

中学、高校、大学でも釣りキチ

中学生になって内灘の砂浜から投げ釣りをした。大根布海岸、当時は”根布の浜”と呼ばれていた。投げ竿で砂浜から投げる。そして、少しずつリールを巻く。巻いてくると重みを感じるところが、かけ上がりのポイント。そこで待っていると、竿先にブルブルっとアタリ。シロキスだ。結構、沢山釣った。親に食べてもらおうと、ウロコを取って、頭、内臓を取って、魚をさばくのを覚えた。

投げ釣りのだいご味は何といっても遠投。リールには力糸のテーパーラインを巻いて、人差し指にグローブをつけて、V字投法やスイング投法の練習したこともあった。でも下手だった。オーバースローならば、目一杯力を入れて振り切れるが、斜めに振って投げるのは、どうも力が入らない。100m飛ぶか飛ばないか。で、遠投はあきらめた。

このころ丁度、投げ竿のガイドが、大口径ガイドだったのが、キャスピンガイドが出てきた。自分は、どうみても大口径ガイドの方が糸の抵抗が少ないだろうと考えて、大口径ガイドの竿を使っていた。今振り返ると、昔も、自分なりの考えを持って、道具にはこだわった。

大学生になると、自分で車を運転するようになり、釣りに行く範囲が広がった。

能登島に行った。それまでは一人での釣行がほとんどだったが、その頃は友人と一緒に行くこともあった。エサは青虫か岩虫。岩虫は値段が高いので大きい魚を期待しがち。でも岩虫だからといって大きい魚が釣れるわけではないんだよね。基本は投げ釣り。通漁港に行くことが多かった。

能登が好き

妻は能登、門前町出身。なので、門前に頻繁に行くようになった。そして能登が好きになった。

まずは、能登の人が好きだ。人情というのか、やさしさなのか、あたたかさなのか、とにかく思いやりがあふれている。そして純粋というか純真というか、心がきれい。でも、ちょっと頑固な人が多いかも。

そして、何といっても、能登の食べ物が好きだ。先ずは海産物。魚だけでない。サザエ、アワビ、トコブシ、カジメ、クロモ、岩ノリ。天然素材そのものが格別。また加工食品も良い。イカのゆず入り塩辛、イカの丸干し(肝が絶品)、フグの干物が美味い。また料理もおいしい。とっておきは、いしるの貝焼き。簡単で美味しい。いしるさえあれば、素材は何でもよい。豆腐でも、わかめでも、大根でも、わらびでも。日本酒との相性は抜群。

そして、能登の自然が好きだ。海岸線は能登半島国定公園となっていて大自然そのもの。春夏秋冬、海はいろんな顔を見せてくれる。冬の冷たい北風が吹きすさぶ厳しい海もあれば、夏の穏やかな海もある。で、この大自然と一体となって時間を過ごす魚釣りは最高の娯楽だと思う。

クロダイのウキ釣りに挑戦

門前で以前から興味があった磯釣りを始めた。本当は釣りキチ三平でやっていた石鯛釣りをやりたかったが、いろいろ難しそうだったので、先ずは手軽なクロダイのウキ釣りに挑戦。

その頃は、まだ子供が小さく、またお金に、それほど余裕がなかったので、正月、GW、夏休みなどに、子供たちを、じいちゃん、ばあちゃんに見せに行くときに、妻の実家に泊まって、朝一人で、深見、上大沢など門前、輪島の磯に行った。

雑誌、チヌ倶楽部や、釣り名人の書いた釣りマニュアルが先生だった。それらを読んで、勉強して、それを試した。

サラシ際を釣ることが多かったので、小さなグレは釣れたが、クロダイはなかなか釣れなかった。ごくたまに、海の条件の良い時にのみクロダイが釣れた。この頃は下手だったので、そういう条件が良い時にしか、ウキ釣りでクロダイは釣れないものと思っていた。

穴水にシーガルという釣具屋さんができた。その店がウキフカセのイベントを開催したので参加した。そこで岡田ウキをつくっている岡田進さんを知った。その頃、岡田さんが穴水でのチヌ釣りを雑誌(チヌ倶楽部だったかな?)で紹介していた。

で、ある日、そのシーガル店長にウキ釣りを教えてもらった。穴水の野乃木鼻だった。初めて人に釣りを教えてもらった。そこで、それまで釣れなかったのは、ライン操作に問題があることが分かった。ウキを投入したときに、着水直前に道糸にブレーキをかけて、サシエ、ウキを一直線になるようにする。今考えれば当たり前の基本。でも当時は、すべて我流だったので、その基本ができていなかった。で、それを覚えてからは、少しずつクロダイを釣れるようになった。

ウキ釣り師は、誰でもウキコレクションにはまる。ウキウキになって、いろいろ集めた。釣研、グレックス、江頭ウキ、小里ウキ、宮川ウキ。水中ウキも集めた。高木道郎氏が、管付き水中ウキを薦めていたので、それを試してみたが、風が強い時に、絡みやすいので止めた。

円錐ウキだけでなく、遠矢ウキもやってみた。0号大、中、小。日本海大、中、小。やっぱり、ウキウキになって遠矢ウキを集めた。

ゴム管付きオモリを針につけて、釣り場の水深を測って、まずかけ上がりを把握する。そして潮流を把握して、そのかけ上がりにエサが溜まるように粘りの強いマキエを投入する。これが遠矢さんのポイント釣法だ。理屈は分かっても、潮流を読めなかった。なので、たまにしかクロダイを釣れなかった。

ウキ釣り以外には、ルアーでスズキ、青物を釣った。また船でイカ、ヒラメ、青物などを釣った。アユの友釣りもした。

鵜来島釣行

たまたま仕事でお付き合いしていた人に鵜来島に連れて行ってもらった。2回行った。徳島で1泊、宿毛で1泊、鵜来島で1泊の3泊4日の贅沢コースだ。鵜来島と言えば、知る人ぞ知る磯釣り名人、松田稔さんの尾長グレ釣りで有名な場所。まさに磯釣り師の聖地。で、その頃、多少は能登でクロダイを釣っていたので、自分も尾長グレを釣ってやろうと軽く考えていた。

で、実際、40オーバーの口太ならば簡単に釣れた。でも、全く歯が立たないヤツがいた。尾長なのか他の魚なのかは分からない。でも何度もばらした。自分の釣りが、まだまだ未熟だということを、改めて痛感した。

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そんなこんなで、約半世紀、魚釣りをしてきた。
で、やっと子育が終わり、住宅ローンが終わって、魚釣りに専念できるようになった。

2020年夏からは、ほぼ毎週、能登にチヌ釣りに行くようになった。

で、現在に至る。

能登に、もっと多くの人が来てほしい

このブログでは、釣れたときのこと、釣れなかったときのことを、すべて包み隠さず公開している。

釣り場についても、どうやって行ったらよいのか、どこを狙ったらよいのかを、ありのまま公開している。

その理由は、能登にもっと多くの人が来てほしい、と思っているから。

能登の過疎問題は深刻だ。その中でも、妻の実家の門前は特に深刻だ。

じゃあ、どうすれば、能登に人が来るのか?

能登の魅力をインターネットで発信すること。

能登はクロダイの宝庫だ。春夏秋冬、いろんな釣りを楽しむことができる。でも、全国的にはまだまだ認知度が低い。だから県外からクロダイ釣りのために能登に訪れる人は多くないと思う。

たかがチヌ釣りだが、チヌ釣りを通して、能登の魅力を日本中に発信して、一人でも多くの人が能登に来てくれるようにしたい。

能登の釣り場については、かつては航空写真で釣り場を紹介する本なんかが売っていたが、今では需要がないのか、そういう本は見当たらなくなった。

能登でクロダイ釣りをしたいけど、釣り場が分からなくて困っている人がいるかもしれない。

だったら自分が知っている範囲で、能登の釣り場を紹介したいと思っている。

もし能登に釣りに行きたいけど、よく分からないので来れない、と思っている人がいるならば、気軽にコメントを入れてほしい。

予定さえ合えば、私で良ければ、能登のチヌ釣り場を案内させてもらいたいと思います。

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