冬の能登でクロダイのカセ釣り、秘伝のサシエで甥っ子がクロダイ42㎝

カセ釣り

チヌの釣果

ボーズ(写真は同行した甥っ子が釣ったチヌ42)

前回ボーズのリベンジで、甥っ子と2人で島田渡船さんでカセ釣り。6時半出港、この時期には珍しい好天、絶好の釣り日和。50オーバーを期待して7時半釣り開始。私は牡蠣、甥っ子はダンゴ、ただ、甥っ子は秘伝???のサシエを持ってきていた。それでモーニング1投目、いきなりガツン。それほど引きは強くなかったが、上がってきたのは42のクロダイ。このサシエ、実は私が去年の秋にこの筏で試して良型クロダイを何枚か釣りあげて、その話を甥っ子に話していた。エサ取り対策のサシエなので、まさか冬チヌは食ってこないだろうと思っていたのだが、やっぱり釣り人の固定観念はあてにならない。柔軟に考えて何でも試してみるものですね。

幸先の良いスタートだったのだが、その後が続かず、結局、チンタ祭りに。底から中層までチンタ、チンタ、チンタ。実際、昼過ぎに一瞬、チンタの活性が落ちた時期があった。2人とも何か変わったね、と声に出して言っていた。けど2人ともそのチャンスを捕まえることが出来なかった。クロダイ釣りでよくあることですが、おそらく良型クロダイが寄ってきてエサを食べ始めると、周辺にいたエサ取り、チンタが散っていなくなって、何となく気配が変わる。誰も海の中を見て確認しているわけではないのですが、多くの釣り人が経験していると思います。そのタイミング、クロダイの気配をいかに捉えるかが釣り人の腕。この日は大潮なので時折、潮に流されて釣りにくい状況もあったが、まだまだ腕がないなー。

PEライン

これまでセイハコウリールにフロロを巻いていたのを、PEラインに巻き替えました(シマノLIMITED PRO PEG5+ 0.6号)。何よりも視認性が良いので、サシエの落ち方が分かりやすく、小さいアタリもはっきりわかる。また0.6号の細糸なので、風、潮の影響を受けにくい。二枚潮でも表潮に逆らってどんどん潮に乗っていきます。ものすごく良いのだが、欠点はハリスを結ぶのが大変。電車結びだとすっぽ抜けて大物を逃した経験があるので信頼できない。そのためFGノットで結ぶのですが、まだ覚えたてなので海で風が吹いたりすると、なかなか上手くいかない。でも練習してマスターしようと思う。でも釣り道具の進化はすごいですね。確かに釣り用PEラインは20年くらい前からありました。強度が強いのでナイロンよりも細糸が使えるとのことだったが、そもそもポリエチレン素材そのものの比重が小さいために、海面に浮くので非常に使いにくかった。その後、エギング用に開発された高比重のPEラインが出てきた。フッ素繊維を一緒にすることで確かに沈むようにはなったが、張りがないので、細い穂先の磯竿、筏竿には使いにくかった。それが今後はポリエステル繊維を一緒にすることで糸が張りを持たすことができた。すごい進化です。道具が進化するので、それに合わせて釣り人も色々試して進化する必要があります。もっと勉強しなければ。

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