12月能登のカセ釣りでチヌ37。冬のクロダイの釣り方どうする?

カセ釣り

12月3日、長浦カセでウキフカセのチヌ釣り。冬のクロダイ釣りでのエサ、タナ、エサ取りなどをレポートします。

クロダイの釣果

クロダイ37㎝、34㎝。

12月能登のカセ釣りでチヌ37。冬のクロダイの釣り方どうする?

いよいよ今年も12月。能登の海も、めっきり寒くなりました。ニット帽、ネックウォーマー、ホカロンなど、防寒対策が必要です。体を冷やさないようにして、引き続き、毎週、魚釣りを楽しみたいものです。

で、今年を振り返ると、2022年は、1月~11月で、クロダイの釣果(30㎝以上)は合計141枚。去年、2021年は、1月~12月で、合計176枚。12月で35枚釣らないと、去年と同レベルにはならない。挽回は、もはや絶望的。

原因は、はっきりしている。ハリス切れを恐れて、牡蠣棚際を攻め切れなかったこと。去年、散々切られたので、今年は弱気になって牡蠣棚から離れて釣ることが多かった。その結果、ハリにかけることすらできなかった、というのが総論。

今年は、もう、あと数回の釣行。牡蠣棚際を、しっかり攻めたい、と改めて決意。

早朝の、のと里山海道を、いつもの長浦、島田渡船さんのところに向かう。

で、6時41分、先週11月23日にのったカセと同じカセにのせてもらった。この日は、南西の風が強くなる予報。風を正面から受けると、ウキ釣りは大変なので、反対を向いて釣りができるカセにのせてもらった。

前回ブログでも書いているが、この周辺は黒いウキ玉が沈みかけている。それは牡蠣貝が、いっぱい付いている証拠。なのでクロダイも、いっぱい付いているはず、と期待。

水温は、15.8℃。徐々に下がっている。

マキエは、オキアミ2kの半分、ボイル1.5kの半分、チヌパワー激重1袋を混ぜたものを1回分とし、前半分、後半分の2回分をまいた。

・前半分:オキアミ2kの半分、ボイル1.5kの半分、チヌパワー激重1袋

・後半分:オキアミ2kの半分、ボイル1.5kの半分、チヌパワー激重1袋

配合は、本当はチヌパワー日本海を使いたかったが、釣具屋さんで売り切れだったので、止む無く、これに。チヌパワー激重は、実際に使って、粒子が細かいのか、手にべたべたついて、柄杓離れも悪い。あまり使い勝手は良くはなかった。

で、今回マキエは、そろそろ魚の活性も低下しているだろうから、エサを多くまき過ぎないように、オキアミの量を控えめにした。

で、ボイルオキアミは、何となくエサ取りがおとなしくなるような気がして、少し混ぜてみたが、その効果は…。

サシエは、生オキアミ、ボイルオキアミ、ネリエ。

ネリエは、念のために持ってきた。

道具は、二通り準備した。遊動とスルスル。

1本目の竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンラインビジブルフリー2号。ウキは、松田ウキ松山匠L BB-3B。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号から。

で、この仕掛けは、ウキ止めをつけて遊動仕掛けで。

ウキ止めは、底トントン+1ヒロでスタートした。

先週のブログのコメントで、魚探で見ると、魚は全て底にいる、との貴重な情報をいただいた。

なので、サシエを底に這わせて、それを引っ張ってきて、底付近に、サシエが上がったり下がったりするようにして、クロダイに食わせるイメージ。

もう1本の竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、シマノPEG5+0.8号。ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号から。仕掛けは、ウキ止めなしのスルスル仕掛けで。

この仕掛けは、サシエが着底した目安が分かるように、底+1ヒロ、及び、底+2ヒロに鮎釣り用の目印糸を結ぶ。これで、無用な根掛りを避けることができる。

底まで沈めるには、遊動仕掛けの方が早いが、どのタナで食ってくるか分からないときには、スルスル仕掛けに切り替えようと思って。

カセ釣りでは、足場が広くて、良いので、磯竿を2本準備して、使い分けながら釣りができる。極端な話、1投毎に仕掛けを変えることができるので面白い。

7時35分、マキエ開始。風はまだ緩やかな南西風。右後方から左前方に。で、潮流は全く逆で、左前方から右後方に。なので、先ずは右前方をポイントに設定し、遊動仕掛けでスタート。

潮流が、かなり早い。というか、ぶっ飛んでいて、ウキが、なじむよりも先に、どんどん右側に流されてしまう。思ったように、サシエとマキエを合わせられない。

ならばと、スルスル仕掛けにチェンジ。潮流があっても底に到達できるように重めのガン玉を打って、右側の牡蠣棚際でサシエとマキエを合わせる。すると、生オキアミのサシエで、アタリ…

9時4分、クロダイ34㎝。何とかボーズだけは免れた。あとは、良型が欲しいところ。

このあと、潮が緩んできたので、遊動仕掛けにチェンジ。ウキ止めを、底よりも深めにしたり、浅めにしたり、いろいろ探る。

また、スルスル仕掛けにチェンジ。潮流に合わせて、ガン玉をG2~3Bまで変えながら、いろいろ探る。

アタリはあるが、ちゃりこ、ちんた、アジ。

11月まで、手こずっていたカワハギの気配はなかった。というか、アタリもなく、エサがとられているというのはなかった。

サシエは、生オキアミとボイルを使用したが、どっちもどっち。

ネリエは、オキアミで十分釣れたので、使用しなかった。

9時42分、ちゃりこ。

10時26分、ちんた。

この後、南西の風が、かなり強くなった(気象庁データでは最大5.3m)。

遊動仕掛けは、3Bを二個つけていたが、道糸が風にあおられて、なじむのに時間がかかる。

なので、仕掛け変更。ウキを、松三郎Ⅱ1号にして、1号オモリでサシエを一気に落とす。

そして、タナを底はわせ→底→底から半ヒロ上→底から1ヒロ上、…と丁寧に探る。

11時10分、ちゃりこ。

11時14分、ちんた。

11時55分、ちゃりこ。

12時1分、ちんた。

12時10分、ちんた。

12時16分、ちんた。

12時24分、クロダイ37㎝。タナを、底から1ヒロ上にしたときに、きれいにウキが入った。

やっぱり、この時期のクロダイは、普段は底にいても、マキエをすると浮いているのだろう。

ただ、続かない。タナはコロコロ変わる。

なので、本当ならば、スルスル仕掛けで、全層を探りたいが、これだけ風が強いと、軽い仕掛けでは大変。

なので、遊動仕掛けで探る。

12時35分、ちんた。

12時58分、アジ。

13時32分、ちゃりこ。

13時49分、ちんた。

13時56分、アジ。

14時20分、ちんた。

14時40分、ちんた。

14時44分、ちんた。

15時納竿。最後まで粘ってみたが、サイズアップなし。

ちゃりこ、ちんたは、マキエのすぐ近くまで寄っている。型の良いのは、マキエの潮下にいる。という仮説をもとに、マキエの潮下を丹念に探ってみたが、それでも、ちんたばかり。

この時期、ちんたの猛攻に合えば、手の打ちようがないのか?

南西の風が強く、時々雨がぱらついて、ちょっと寒かった。

それでも、最後は立山連峰がキレイでした。

いよいよ冬のクロダイシーズン到来。エサ取りが少なくなり、大型クロダイの口にサシエを届けることができる確率が高くなるはず。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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