4月14日、能登長浦、島田渡船カセ、クロダイのウキ釣り
クロダイの釣果
クロダイ40㎝、34㎝、33㎝
能登のチヌ釣り、カセのウキフカセ年無し狙い、4月の北風に苦戦
この日、もともと、今週末のG杯磯チヌ予選の下見として若狭大島に行こうと思っていた。ところが前日、若狭ビッグワンさん、悪天候で船を出せないとのこと。で、お休みにしていたので、せっかくなので島田渡船さんに連絡。4/13にも年無しクロダイの釣果があったとのこと。オレも釣りたい、と長浦に向かう。
6時28分、ツインブリッジから4列目の真ん中付近のカセにのせてもらった。いつもと違うところにのせてあげる、と言われて、このカセに。タケノコメバルの大きいのが釣れるらしい。釣りたいのは年無しクロダイなんだけど、と思いつつも、承諾。
この日、他の釣り客はおらず、自分一人。気になるのは風。北東の風5mの予報。風は背中からだけど、かなり強くて冷たい。苦戦しそう。
エサ
マキエは、オキアミ2角、チヌパワー日本海2袋。これを出港前に混ぜておいた。
サシエは、加工オキアミとネリエ。
道具
竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、キザクラGTR L-000。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル1.2号。道糸とハリスはサルカン結束。道糸は漁師結び、ハリスはクリンチノット。ハリは、がまかつチヌ針1号。サルカン上にはガン之助ⅡB。ハリスにはハリコミ小次郎G4。
レポート
いつもの通り、カセに上がったら先ずマキエ。自分の周り牡蠣棚に遠投。
で、道具を準備。その合間にマキエを少しずつ手前に。
で、道具が準備できたら底取り。いつも通り、底プラス2ヒロと底プラス3ヒロの2か所にアユ用目印糸を結ぶ。
水温は14.8℃。目に見えて水温が高くなっている。
北風でカセの上は寒いが、海の中は暖かそう。なので、期待しつつ、釣り開始。
風が強く、陸側を向いて釣るしかない。オキアミをサシエにして投入。何回か探るとエサがとられる。ただアタリが分からない。
そう言えば、このカセまで来る途中の船で、島田さんと船の魚探を見ていたところ、結構浅いタナに魚の反応があった。クロダイなのか、エサ取りなのか、と思っていたが、エサ取りかも。
風が強いので微妙なアタリは取れない。サシエを投入し、しばらく流して、で回収すると、オキアミがない、というパターンが続く。
仕掛けは、サルカン上のガン玉をB→G2→なし、といろいろ変えてみる。ハリスのガン玉はG4→G2→G7、といろいろ変えてみる。
サシエをネリエに変えると、ネリエには全く反応がない。この状況で、クロダイがネリエを食わないんだったら厳しい。
マキエとサシエを、合わせるのが良いのか、ずらすのが良いのか、いろいろ試してみる。
北風と逆の方向に潮が強烈に走った。ウキは風とは逆に大きく流れる。アタリ…それほど強くない。クロダイ40㎝。
この日、大潮のためか、潮が走ったり、止まったり。で、その潮を見ながら、マキエとオキアミを同調させる。
ハリスをフロロ1号にチェンジ。アタリ。クロダイ34㎝、さらにはクロダイ33㎝追加。
12時納竿、帰港。
考察
基本は、マキエとサシエの同調
この日、風は北東5m。表層流は強烈に右から左に。でも、時折流れる底潮は左から右に。この底潮に、丁寧に仕掛けをのせることができて、マキエとサシエを同調させることができたので、何とかクロダイにサシエを食わせることができたと思っている。
この二枚潮に対応できなければ、マキエとサシエが全く合わないまま仕掛けを流して、丸ボーズになっていただろう。
基本は、マキエとサシエの同調。仕掛けは、ウキもガン玉も、マキエとサシエを同調させるために調整するもの。ここ最近、このことを忘れかかっていた。
ウキを沈めるか沈めないか、ガン玉を多くするか少なくするか、単純にそれしか考えていなかった。でも、マキエとサシエの同調を考えないで、ウキ、ガン玉を調整することは意味がない。
ここ島田さんのカセでは水深13m~18m。そのときの潮流は刻々と変化する。
18mはビルだと6階建てビルの高さ。クロダイはそのくらい下方の底付近にいる。
見えない海中の状況を、ウキから得られる情報をもとにイメージしなければならない。そしてそのイメージをもとに、マキエとサシエを同調するように仕掛けを流さなければならない。
釣れないのは、マキエとサシエが同調できていないから。本当はクロダイがうじゃうじゃいるのに。そんなことがないようにしなければ。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
ところで、今週末のG杯磯チヌ予選が天候不良のため5月8日に延期となった。残念。
この日はGW最終日となる。参加しようか、どうしようか迷うところ。
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