2025年12月20日、クロダイ釣りの釣果

クロダイ37㎝、36㎝、35㎝、34㎝、30㎝、計5尾。
やっと水温が低下したおかげか、少し型が良くなってきた。
これからに期待します。
この日の潮と天候

潮周りは、大潮。
9時20分、満潮。
釣りの時間帯に潮が変わる。

予想天気図は、高気圧。
中国大陸に低気圧、前線があるので、風は吹きそう。

天気予報は、晴れ。
最高気温は、17.6℃。
風は、最大3.8m。
冬の、いっときの晴れ間で、貴重な釣り日和になりそう。
この日のクロダイの釣り方、作戦
ちびっこクロダイばかり。
クロダイがいないのか、いてもエサを食わないのか。
で、この日は、先ずクロダイが確実にいそうな場所を釣る。
すなわち、牡蠣上げ船の作業中に、落ちてくる牡蠣貝に群がるチヌ狙い。
次に、チンタ対策、ちゃりこ対策。
こいつらは、小さい個体のために水温変化に弱いので、水温が安定している海底にいたいはず。
一方、大きい個体は、水温変化に多少耐えられるので、マキエを食うために少し浮いてくるはず。
とすれば、底よりも浅いタナを釣れば、チンタ対策、ちゃりこ対策になると考えた。
この作戦で、寒チヌのデカいのが来てくれるだろうか?
クロダイ釣り記録
エサ

マキエは、いつものパターン。
アミ2角、オキアミ2kg、チヌベスト2袋、チヌパワームギスペシャル1袋。
前半後半2回に分けて混ぜる。

サシエは、加工オキアミ。
念のためにネリエ、食い渋りイエローも持参。
タックル

竿は、がま磯マスターモデル2チヌ L-50。
この日、食いが悪ければハリスを1.2号まで落とそうと考えた。
その場合、竿は柔らかい方が良いはずなので、軟竿を使用する。
これから冬季は、この竿がメインになるだろう。
リールは、シマノカルカッタコンクエスト201HG。
ウキは、キザクラ大知遠投60 L000号。
ハリスは、シーガーグランドマックス1.5号。
海水温

海面の水温は、7.5℃。
先週は、14℃だったので、大きく水温が低下した。
そろそろ海の中の様子が変わって来るかも。
実釣レポート

6時57分、出港。

7時21分、ポイント到着。
瀬嵐側、ツインブリッジから1ブロック目の牡蠣棚群。
先週も、ここを釣ったが、チンタの猛攻に合った。
ただ、本来の目的は、ここで牡蠣上げ船の様子を見て、牡蠣上げ作業が始まったら、その場所に行って、落ちてくる牡蠣貝に群がるチヌを狙う作戦。

海釣図では、こんな感じで、水深18mくらいのポイント。

7時36分、マキエ開始。

7時56分、オキアミのサシエで1投目。

8時8分、クロダイ36㎝。
ちょっとマシなのが釣れた。
タナは、底から少し上。

8時39分、クロダイ34㎝。
やっぱり、タナは底から少し上。

8時46分、クロダイ30㎝。
サイズが小さくなってきた。

8時56分、ガン玉を2BからBに変更。

9時4分、チンタ。

9時13分、チンタ。

9時25分、チンタ。

9時33分、チンタ。

9時37分、更に、ガン玉をG2に変更。

9時57分、クロダイ35㎝。
軽いガン玉の方が、自然に流れるのが良いのか。

10時10分、チンタ。
結構、底よりも浅いタナまで、チンタが浮いてきた。

10時11分、場所移動。
牡蠣上げ船が来るのを待っていたが、一向にくる気配がないので、ここでの釣りを断念。


10時35分、ツインブリッジの下の潮が早いポイントに入った。
マダイ狙いだ。

海釣図では、こんな感じで、水深は20m程度。

仕掛けは、こんな感じで、早い潮流に流されないように、タングステンシンカーをつけた。

11時15分、ここでの釣り開始。

12時13分、全くアタリなしで、魚の気配なし。
なので、場所移動。

12時34分、深浦側の牡蠣棚についた。
先週、小さいながらクロダイを釣った場所。
ウキ玉が沈み気味で、牡蠣貝が多く付いてそうな場所。

海釣図では、こんな感じで、水深は20m程度。

12時46分、後半マキエ開始。

13時24分、クロダイ37㎝。この日最長寸。
こいつは、ほぼ底で食ってきた。

13時40分、チンタ。

14時25分、ちゃりこ。

14時42分、ちゃりこ。

15時、納竿。
冬の日本海では珍しく、1日良い天気でした。
ただ、残念ながら釣果は、イマイチだったので、今年ラストもう1回はチヌ釣りをしたいところです。
この日のクロダイ釣りの振り返り
ポイント3か所の釣果まとめ
この日、ボートを一生懸命漕いで、ポイント3か所を回った結果は以下の通り。
牡蠣棚の釣り(瀬嵐)

7時36分~10時11分、2時間35分。
釣果は、クロダイ36㎝、34㎝、30㎝、35㎝、ほかチンタ5尾。
クロダイのタナは、底上もあったし、底もあった。
チンタのタナも、底上もあったし、底もあった。
このポイントの水深は、18mくらい。
橋の下の釣り

10時35分~12時13分、1時間38分。
アタリなしで、サシエのオキアミを触られた形跡もなし。
このポイントの海底は、すり鉢状になっていて、右も、左も、かけ上がり。
水深は20m程度。
牡蠣棚の釣り(深浦)

12時34分~15時、2時間26分。
クロダイ37㎝、チンタ1尾、ちゃりこ2尾。
クロダイ、チンタ、ちゃりこ、どれもタナは底。
このポイントの水深は20m程度。
まとめると以下のようになります。
1.クロダイは、牡蠣棚でサシエを食ってきたが、かけ上がりでは、食ってこなかった。
2.同じ牡蠣棚で、水深18mポイントでは、クロダイもチンタも、底上から底まで、どこでも食ってきた。水深20mポイントでは、クロダイ、チンタ、ちゃりこ、どれもタナは底。
ただし、時間帯が違うので、次回は、逆に前半、水深20mポイント、後半、水深18mポイントを釣って、状況を確認したい。
また、ポイントは、もう牡蠣棚に絞る。かけ上がりポイントは、ほかの人の釣果を聞くまでは、しばらく止める。
マキエとサシエを同調させるには?
この日は、以下の方法で、マキエとサシエを同調させようとした。
1.サシエを投入して、道糸につけた目印を見て、意図したタナまでサシエを沈める。
2.その後、マキエをして、マキエがサシエのタナまで沈降する時間を、マキエの沈降速度から算出。その時間まで待つ。
3.その後、マキエとサシエが同調したと仮定して、そのままサシエを底まで沈める。
春から夏までならば、魚の活性が高いので、底に着くまでに、何らかアタリがある。
ところが、今の季節は、魚の活性が低いので、アタリがないまま、サシエが、底に着いてしまう。
そして、そのまま底にサシエがあると、チンタの餌食になることになる。
なので、この日、前半は、底に到達する直前で、サシエを持ち上げて、また、ゆっくり落とし込むようにした。
つまり、底上で、サシエを上げたり下げたりを繰り返した。
ただ、振り返って考えると、そのとき、もうマキエとサシエは同調していないことになる。
マキエは底まで沈んでしまって、サシエは海中に漂っていることになる。
そうなると、やっぱり、チンタの餌食になるような気がする。
では、どうするのが良いのだろうか?
考えられるのは、底上で一定のタナにサシエを漂わせて、その上で、マキエを断続的にまいて、マキエとサシエの同調を図ること。
次回は、こういうやり方も試してみようと思う。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。

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