島田渡船カセのウキフカセ、春に嵐の前にチヌ42㎝、41㎝

カセ釣り

3月13日、能登、長浦、牡蠣棚のカセでのクロダイ釣り

クロダイの釣果

クロダイ42㎝、41㎝

島田渡船カセのウキフカセ、春に嵐の前にチヌ42㎝、41㎝

島田渡船さんのカセでは、土曜日に、また年無しが釣れた。自分はチヌ44㎝が釣れた。年無しクロダイシーズン真っ只中だ。寒さが和らいで、暖かくなってきたのもあってか、俺も俺もと、この日もチヌ釣り師が集結、カセ渡しの予約はいっぱいになってきた(予約は早めに)。

残念なのは天気予報。この日は日本海に前線が通過するので、朝一は良いが、その後、南西風5mになる予報。春の嵐になりそうだ。

強風はイヤなので、短時間勝負。いつもよりも早めに島田さんのところに到着して、出港前にマキエを作成。いざ出陣。

6時45分、ツインブリッジから3番目の牡蠣棚群のはしっこ、4番目の手前のカセにのせてもらった。3番目と4番目の間には、牡蠣棚を固定するアンカーロープが交錯して、その沈み根には、クロダイがうじゃうじゃいると思われる。なので、こっち側も狙い目。ただし、短い竿だと全然届かないので、長い磯竿の特権の場所だ。

エサ

マキエは、生オキアミ2角、チヌパワー日本海2袋。この日は出港前に作成済だったので、カセにのったらマキエをまくことからスタートだ。

サシエは、生オキアミ。念のために、黄色のオキアミと、黄色のネリエを持ってきたが、出る幕無し。

道具

竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、シマノPEG5+1号。

ウキは、キザクラ大知遠投60LL-000。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル15。ハリは、がまかつチヌ3号。

レポート

水温は11.0℃、確実に上昇傾向。これからが楽しみだ。

まずは、道具の準備の合間にマキエ。カセの周囲、全方向の牡蠣棚に向けて遠投して2周。次に、ちょっと手前で2周。最後に上の図のA、B、C、Dに。

ゴム管オモリで底取り、目印糸をつけて準備完了。方法は先週と同じ

覚えている範囲で、この日の仕掛けのローテーションを書いてみた。

1投目、A方向、ガン玉B(中通し)、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。

→オキアミをかじられた。

2投目、A方向、ガン玉B(中通し)、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。

→オキアミそのまま。

3投目、B方向、ガン玉B(中通し)、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。

→オキアミそのまま。

4投目、B方向、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。潮が動いていないようなので、オモリを軽くしてみた。

→オキアミそのまま。

5投目、B方向、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。狙いを足元に。

→オキアミそのまま。

6投目、C方向、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。

→オキアミそのまま。

7投目、C方向、ガン玉G2、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.5、ハリ3。オモリが軽すぎて、着底していないのかも、と思ってオモリ追加。

→オキアミそのまま。

8投目、D方向、ガン玉G2、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.25、ハリ1。ハリスを細くしてみた。

→クロダイ41㎝。アタリは、海中の目印の沈む速度がちょっと早くなった程度。

9投目、B方向、ガン玉G2、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.25、ハリ1。

→オキアミをかじられて、チモトに傷を確認。フグだ。こっちにはクロダイはいない。ハリ結び直して違う側を狙う。先週のミスを改善できた。

10投目、A方向、ガン玉G2、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.25、ハリ1。

→オキアミをかじられた。

11投目、A方向、ガン玉G2、ガン玉G4(中通し)、ハリス1.25、ハリ1。

→クロダイ42㎝。こいつは空中の目印が一気に入った明確なアタリ。そこそこ引いてくれて楽しめた。

この後、南風の強風になり、A方向、D方向に向いて竿を出すのは困難に。そこで、B方向、C方向を狙う。道糸が強風にあおられてサシエが入っていかない。なので、オモリ交換。

B方向、ガン玉4B、ガン玉G4(中通し)、ナイロンハリス1.5、ハリ1。

以前からたまに使用しているサンラインハイコンタクトを試した。意外に、どのクロダイ名人も紹介しないので、あまり知られていないと思うけど、自分は効果を実感している。この日のような潮が動かないときには効果絶大だと思っている。

→オキアミがかじられること3回。そもそも道糸も竿先も強風にあおられて、アタリをとるのが難しい。でも、何かいる? そう思って打ち返す。

B方向、ガン玉2B、ガン玉G4(中通し)、ナイロンハリス1.5、ハリ1。

→オキアミそのまま。オモリを軽くすれば、食いついたクロダイが走ってアタリが分かるかな? そう思ってやってみたが、時すでに遅し。やっぱり、ダメな仕掛けで繰り返してもダメ。

で、その後も、B方向、C方向を狙うがアタリがないのであきらめ。12時帰港。

考察

予想通り、途中から春の嵐になって、その前に、何とかクロダイの顔を見ることができた。

でも、まだまだ反省点が残る。

ガン玉サイズと張り加減

まずは、ガン玉サイズと道糸の張り加減、出し加減。途中で気が付いたが、ガン玉B+G4のときの道糸の張り加減、出し加減と、ガン玉G4のときの道糸の張り加減、出し加減が、同じであるはずがない。その区別ができていなかったので、着底していないままで、オキアミがそのままだった可能性がある。ガン玉サイズによって、道糸の張り加減、出し加減するべし。

細ハリスかナイロンハリスか

で、次にハリス。この時期は、やっぱり細くした方が良さそう。結果は明らか。クロダイの引きもそれほど強くないので、先ずはハリにかけることを優先するべき。これからは、フロロ125かナイロン15を標準に、さらに、フロロ1号でも挑戦しようと思う。

ガン之助Ⅱ(タングステン中通しガン玉)

そして、中通しオモリ。途中から強風になって、普通のガン玉4Bをつけたが、オキアミをかじられただけで食い込まなかった。きっと食いついたクロダイは、オモリの抵抗で、すぐにサシエを離したのだと思う。そのための中通しオモリ、ガン之助Ⅱ(タングステン中通しガン玉)だったはず。正直、結び直しが面倒くさかったので、中通しオモリを使用しないで、普通のガン玉を使用した。魚釣りで横着していたら、釣れない。釣れない釣り方で、同じことを繰り返しても釣れるはずがない。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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