10月2日、能登、ツインブリッジのと長浦、チヌ釣り
クロダイの釣果
チヌ34cm
胴部が太く、尻部が細い奇形です
秋チヌ釣りに試行錯誤
もう10月になりました。今年も、あと3か月です。チヌ釣り秋の陣、エサ取りが増えてきて、釣りにくい。またチヌの活性が低くなってきてアタリがない。なかなか思うように釣れません。それでも自分の釣り技術を高めるために、今日も、いつもの能登、長浦、島田渡船さんに。
エサ
写真にはありませんが、これとは別に、いつもの生オキアミ1角、激荒1袋、チヌパワームギ1袋、チヌパワー白1袋を混ぜたマキエも準備。量としては、いつもの半分。これに、サシエとして、ネリエ、カニ。ネリエは相変わらず瞬殺。メインはカニ。
一方、もう 1パターンとして、アケミ貝。これをマキエとして、パラパラまきながら、サシエとしても使用。
道具
1本目の竿は、チヌ競技スペシャルⅣ125、リールは、銀狼、道糸は、PEG5+1号。ウキは、南ウキ競技00のスルスル仕掛け。ハリスは、フロロ175、針はチヌ1号。
2本目の竿は、鱗海スペシャル1.2号、リールは、BBXハイパーフォース1700、道糸は、PEG5+08号。ウキは、南ウキ競技ゼロのスルスル仕掛け。ハリスは、フロロ175、針はチヌ1号。
この日の課題
課題は
1.これまでのオキアミ主体のマキエで、カニをサシエにしたゼロウキでのスルスル釣法で、エサ取りをかわして、どこまで釣れるか?
2.エサ取り対策として、アケミ貝をマキエとして、パラパラまきながら、アケミ貝をサシエにしたゼロウキでのスルスル釣法で、これで釣れるか?
で、結果は、またも惨敗。敗因については、後述の考察で振り返ります。
実釣
6時、ツインブリッジから1番目の牡蠣棚群のカセに乗せてもらった。島田さんによると、ここが一番深いらしい。天気は晴れ、風はわずか。潮は、若潮、干潮519、満潮1006。途中で潮が逆に流れることになる。風がなく良い天気。絶好の釣り日和だけど、釣り人にとって絶好のコンディションのときほど、魚は釣れない。今日はどうだろうか。
6時15分釣り開始。まずは、いわゆるモーニング。マキエなしで、ネリエ、カニを牡蠣棚際に落とし込む。全くアタリなし。
で、マキエ作り始める。いつも通り、生オキアミ、激荒に配合を混ぜる。で、このマキエをまきながら、カニを落とし込む。ポイントは、自分の乗っているカセの船首側、および船尾側の牡蠣棚際狙い。なかなかアタリがない中で、底付近でアタリ、クロダイ34。ただ、後が続かない。
それならばと、アケミ貝をパラパラまいて、アケミ貝をサシエにして落とし込む。やはり反応がない。その後は、カニを落としたり、アケミ貝を落としたり。で、カニを落として、ハリス切れのばらし1回。13時納竿、14時帰港。
考察
この釣りにくい状況でも、上手く釣ってきた人に話を聞いたところ、エサは、カニとネリエ、とのこと。で、釣れたのは、ほんの一瞬、あとはアタリがなかった、と言っていた。その話を聞いて、冬から春までの牡蠣貝でのチヌ釣りを思い出した。その頃、短竿で牡蠣貝を落とし込むにあたっては、道糸に目印3か所(底、底から1ヒロ、底から2ヒロ)つける工夫をしていた。こうすることで、牡蠣貝を落とし込んで、目印の着底から2ヒロ手前から、集中して、そこから着底までは、アタリがあったら、これを確実にとらえられるようにしていた。この釣りにくい状況では、こんなやり方が必要なんだと思う。
この日は、カニを落とし込んで、ハリス切れのバラしがあったが、実は、底付近でアタリがあって、リールのベールを閉じるのが遅れて、糸が出てしまった。結果、ハリスが底に擦れてハリス切れ。この時、目印で底を厳密に認識できて、事前にベールを閉じて、糸を一切出さなければ、バラすことはなかったはず。
また、アケミ貝を落とし込んで、仕掛けを回収したときに、エサがないことがあった。ウキ釣りで糸ふけができて、それでアタリが取れなかった可能性がある。クロダイの活性が高くないので、わずかなアタリでも確実にとらえるには、ウキは邪魔なのかも。
かかった魚は確実に釣り上げる。わずかなアタリを確実にとらえる。そうやって、1尾1尾確実に拾い上げていくのが、秋チヌの拾い釣りなんだと思う。
やっぱり、まだまだ未熟。全然未熟。もっともっと勉強しなければ。
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