7月23日、能登長浦カセ、ウキフカセのクロダイ釣り、2.5号太ハリスで牡蠣棚際に挑んだがイマイチ
クロダイの釣果
クロダイ36㎝、34㎝×2、33㎝、30㎝の30オーバー5枚。ほか30㎝未満のチンタは15枚。合わせて20枚。
能登の夏チヌ釣り、チンタに翻弄されてサイズ不満のクロダイ5枚
この時期、ここ長浦、島田渡船さんのカセで、自分はTシャツ、半ズボン、サンダルの格好で釣りをしている。カセは、キレイだし足場は良い。磯のような嫌な虫もいない。雨が降ってちょっと濡れても、すぐに乾く。風が吹くと涼しくて気持ちが良い。こんな手軽に夏チヌ釣りを楽しむ場所がほかにあるだろうか。熱中症対策さえしっかりしていれば、初心者の方でも、女性の方でも、お子様でも、誰でも楽しめます。手軽に能登の夏チヌ釣りをやってみようかな、と思えば、島田渡船さんのカセ、おススメです。
6時11分、先週と同じ、ツインブリッジから1列目のカセにのせてもらった。先週久々に40オーバーが釣れたので、また同じカセにのせてほしい、と予め島田さんに頼んであった。
で、カセ渡しラストだったので、船を操作している島田さんの後ろから、魚探を観察。
水深は、どこも、ほぼ15m。少し浅いところもあり。
ぽつぽつと場所によって、水深10m付近に魚の群れが見られた。アジだろうか?イワシだろうか?それともチンタか?
いつも高切れで悩まされている沈みロープは、結構、緩い角度で隣の列にまで、入り組んでいるのが見えた。島田さん曰く、”何もないところに魚はいないんです”と。沈みロープには魚がついていると思われるので、避けるわけにはいかない。ならば、水面に見える浮き玉から海中のロープ位置を想像して、狙っていかないと。何でもそうだけど、リスクをとっていかないとチャンスには巡り合わないですよね。
水温は25.4℃。高め安定。
道具は、竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンラインビジブルフリー2.5号。最近ナイロン道糸に切り替えた。PEだとサルカンを使っていたが、ナイロンならば、松田結び直結で簡単なので、仕掛け交換が早くなる。で、竿先への絡みも少ない。しばらくクロダイが浮いている時期はナイロン道糸で行こうと思っている。ウキは、南ウキキングモデル00号。
で、ハリスは、サンライントルネードV HARD2.5号。太ハリスでの牡蠣棚際狙い。これでも、まともに牡蠣に擦れると切られるかもしれないが。
仕掛けは、いつものウキ止めなしの全層、スルスル仕掛け。
サシエは、加工オキアミ、ボイルオキアミ、ネリエをローテーションで。
ハリは、飲み込まれるとハリ交換で時間ロスになるので、大きめチヌ針5号。
7時8分、先ずはチンタ。
7時14分、またチンタ。チンタの活性が高いのか、大きいクロダイの活性が低いのか。
7時18分、やっとキープサイズ。
でも続かない。その後もチンタの猛攻。ノーシンカー完全フカセが悪いのかと思って、ネリエで底付近まで落としたり、オキアミでガン玉Bをつけて底付近を探っても良型は釣れない。
ネリエではアタリがなく、ボイルは食いが良くなかった。結局は加工オキアミ。あまり活性が高くなかったと思われる。
8時38分、久々キープサイズ。結局はオキアミで浅ダナ。
でも、その後またチンタに翻弄され続ける。
10時49分、キープサイズ。
11時9分、少し良い潮が流れて、キープサイズが続いた。12時にあがろうと思っていたが、40オーバーがないので、もう少し粘ることに。
でも、結局その後、むしろ潮がピターと止まって、アタリ無。
13時半、納竿。14時帰港。
考察
チンタ対策をどうするか?
ほかの種類のエサ取りならば、クロダイが近くに来れば散ってしまうだろう。だけど、チンタは大型クロダイと共存していそう。なのでエサ取り対策は厄介。そこで以下2点を考えないといけないと思っている。
マキエの集魚力を高めて大型クロダイの活性を高める
これまで生オキアミ、ボイルオキアミ、チヌパワームギスペシャル2袋でやってきた。ボイルオキアミは松田稔さんがすすめるので、今シーズンずっと続けていた。でも正直、集魚力に疑問がある。また沈まないでプカプカ浮いているのもある。そいつは鳥のエサにしかならない。鳥を寄せても釣りにくくなるだけ。
この日は、大型クロダイのスイッチが入っていなかったのは明らか。とすれば、しっかり集魚力のあるマキエを投入して、クロダイの活性を高める必要があったかも。
なので、一旦はボイルオキアミを止めることにする。代わりに、生オキアミを追加するか、あるいは、アミエビを入れるか?それとも激荒を入れるか?一週間よく考えて、次回はマキエを変更しようと思う。
ただ、こればっかりは効果検証が難しい。クロダイの活性は、日によっても違うし、ポイントによっても違ってくる。1回や2回試しただけで効果を見極めることはできない。
なので、次回以降からマキエを変更して、しばらく効果を観察したい。
マキエとサシエを同調させるタナを見直す
大型クロダイの活性が高ければ、浅ダナに浮いてきて、浅ダナで、マキエとサシエを合わせれば、きっと食ってくるはず、と、この日は、浅ダナで、マキエとサシエを同調させていた。それで結果がでなかった。とすると、大型クロダイは、潮下に潜んで、流れてくるサシエを待って食っていた可能性がある。とすると、サシエの流し方が間違っていたかも。
単にマキエとサシエを同調させるといっても、どのタナで同調させるかによって、サシエの流し方が変わると思う。なんせ、この釣り場は水深15m。6mのタナで合わせるのと、10mのタナで合わせるのとでは、サシエの流し方も変えなければ。大型クロダイの活性が高ければ、6mで合わせればよかっただろうけど、活性が低くて潮下に潜んでいるように思えれば、10mのタナで合わせるように流し方を変えるべきだった。
結局、釣れたパターンがあると、例えば、先週はこのパターンで釣れた、というのがあると、思考停止してしまって、どんな場合でも、それを繰り返す。同じことを繰り返しても釣れないものは釣れない。なぜ釣れないのかを考えて、臨機応変に釣り方を変えなければならない。
もっといろいろ試すべきだった。結局、石頭では釣れません。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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