真夏のカセ釣りチヌ40~31㎝12枚、サシエはネリエ、サナギ、カニ

カセ釣り

2023年8月12日、クロダイの釣果

クロダイ40㎝、38㎝、34~31㎝×10、計12枚。

型はイマイチだったけど、久々二桁。

次回はサイズアップを目指します。

この日の作戦

この日の作戦は、先週の反省から、先ず、手返しが早いネリエ釣法をメインに。

で、クロダイがマキエで浮いてくれば、ゆっくり沈むサナギをサシエにする。

もし、ネリエ、サナギでパッとしない場合には、カニをサシエにする。

ネリエ、サナギ、カニ、これらでサシエのローテーションが、この日の作戦。

釣行前にチェック

潮周りは、若潮。1030満潮。

潮位グラフでは、午前中、潮の動きは少なさそう。

予想天気図では、台風が接近しているが、まだ遠くて、能登は高気圧圏内。

天気予報では、晴れ。

風は、ほぼ無。最高気温は35℃。なので、熱中症には要注意。

実釣記録

ポイント

いつものカセ。最近、定位置。

ツインブリッジから2列目手前の沖側。

風がなく、波もないので、スキスキで、結構深くまで見える。

この状況では、クロダイは、あまり浮いてきそうにない。

エサ

マキエは、オキアミ半角、激荒1袋、チヌパワームギスペシャル1袋。

下の写真のように、オキアミと激荒に海水をくわえて、よくなじませてから配合エサを混ぜる。

こうすることで、配合エサには、オキアミと激荒の匂いが、良くなじむと思っている。

サシエは、先ずは、ネリエ5種類。

アピールホワイト、荒食いブラウン、エサ持ちイエロー、高集魚レッド。

そして、カニ20匹。甲羅が手の親指くらいのサイズ。

さらに、活丸サナギ。

タックル

竿は、シマノ鱗海スペシャル1.2号。

リールは、シマノスコーピオンDC。

これに道糸は、サンヨーナイロンアプロードディテール4号。

牡蠣棚にチヌが突っ込んだ時に、ハリスどころか、道糸も切られる。

なので、道糸を太めに設定。でも、4号は、ちょっと太すぎかも。

ウキは、宗ウキ速攻LL 2B。

これをキザクラ全層フォルダ60で接続しての、ウキ止めなしの全遊動仕掛け。

これを使えば、この釣り場のように水深が深い場所でも、軽い仕掛けで、サシエを底まで届けることができる。

これ、おススメです。

ハリスは、先発サンライントルネード松田スペシャル1.75号。

鈎は、がまかつチヌ1号。

ネリエ釣法で、クロダイが抵抗を感じず、飲み込んでくれるように。

で、この時期でも、ゴム管付きオモリを使って、底取りをして、

道糸には、渓流釣り用の目印糸を電車結び4回で、しっかり結ぶ。

夏でも、底で食ってくるクロダイはいるので、底の目印は必須です。

海水温

海面の水温は、28.8℃。

海底の水温は、30.0℃。

上から下まで、海の中もアツアツです。

実釣

6時27分、マキエスタート。道具がすべて準備できてから。

1投目はネリエ、アピールホワイト。

ほぼ底で食ってきた…

ハリス切れのバラシ。ハリスは牡蠣に擦れてザラザラ。

牡蠣棚から、ほどほどにウキを離していたつもりだけど、食った瞬間に牡蠣棚に向かっていった。

でも、クロダイの活性は高い。まだまだこれから。

気を取り直して、2投目、荒食いブラウンで。

今度は、浅ダナで食ってきた。

合わせが早かったのか、鈎外れのバラシ。

3投目は、サナギをサシエにして投入。

また、浅ダナで、また、鈎外れのバラシ。

4投目、再度、サナギをサシエにして投入。

6時48分、やっとこさ。クロダイ30㎝程度。

6時54分、エサ持ちイエローで、クロダイ30㎝程度。

このあと、しばし苦戦。

ハリスにフグと思われるかじりあとがあった。

クロダイがいなくなって、フグが寄っていたかも。

7時38分、やっとこさクロダイ30㎝程度。荒食いブラウン。

7時45分、エサ持ちイエローで、やっぱりクロダイ30㎝程度。

7時55分、アピールホワイトで、クロダイ30㎝程度。

8時5分、荒食いブラウンで、クロダイ35㎝程度。

なかなかサイズアップしない。

8時15分、エサ持ちイエローでチンタ。

8時20分、高集魚レッドでクロダイ30㎝程度。

8時25分、サナギでクロダイ35㎝程度。

9時1分、後半マキエ開始。

9時8分、アピールホワイトでクロダイ35㎝程度。

9時14分、荒食いブラウンでチンタ。

9時30分、サナギでクロダイ35㎝程度。

9時39分、アピールホワイトでチンタ。

10時17分、サナギでクロダイ40㎝。

10時38分、カニでクロダイ35㎝程度。

11時40分、納竿。

まだまだ、これからってところだったが、妻と約束があったので、12時上がり。

こういうのは、とても大事。約束は絶対に守らないと。

クロダイを持って帰って計測すると、気温が高いので、すぐに弱って死んでしまう。

この時期、食べないので、寸法を、カセの上で計測し、カセの上でクロダイをリリース。

寸法を島田さんに報告。

年無しが釣れれば、また別だが、そうでなければ、この時期、カセの上でリリースしようと思う。

長浦のクロダイを大事にしなければ。

この日の振り返り

サシエのローテーション

この日、クロダイが食ってきたのは、ネリエが一番多く、次がサナギだった。

カニでクロダイは1枚しか釣れなかった。

ただし、ネリエで釣れたクロダイは30㎝程度が多く、チンタは全てネリエだった。

これからの時期、如何に、30㎝程度のクロダイやチンタにサシエを食わさず、大型クロダイにサシエを食わせるか。

サシエの種類、タナ、マキエとの合わせ方、サシエの沈降速度など、いろいろ考えていく必要がある。

水温が高い?!

この日の水温は、海面の水温が、28.8℃、海底の水温が、30.0℃だった。

やけに高いのでは?と思って、七尾湾情報を調べると、この8月のデータは以下の通り。

水温は、全湾・全深度において、過去5年平均と比較して高めでした。

長浦の西湾は、深度10mで、前月差+4.8℃、過去5年平均さ+2.7℃。

このグラフでも、8月の水温が、前月までの数字、及び、過去データと比較しても、異常に高いことが分かる。

また、水深と水温との関係は、このグラフの通りで、深いほど水温が低く、ほぼ直線的になっている。

クロダイの適水温が、どのくらいなのかは分からないが、深いタナに居そうなもの。

いずれにせよ、いつもの年とは、水温が変わっているので、クロダイの動きも変わってくると思っていた方が良さそう。

ユーチューブに挑戦

島田さんからユーチューブを撮ってくれと頼まれた。

人気ユーチューバー、タ〇〇〇ちゃんねるさんが、たまにしか長浦に来ないもんだから、毎週来る私に撮ってほしいとのこと。

以前から、このブログで、釣り方を詳しく書いているつもりだけど、動画で見てもらった方がもっと分かりやすいかな、とは思っていたので、軽々しく引き受けてしまった。

その後、実際、色々調べると、ユーチューブを作成するのは、結構大変。

で、実際にテスト動画を撮って、自分で見てみると、結構、退屈な内容になってしまうことが分かった。

大変そうだが、挑戦してみようと思っている。

乞うご期待。

まだまだ未熟。

もっと勉強しなければ。

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