初春の能登でクロダイのカセ釣り、牡蠣クラッシュが良かった?チヌ30

カセ釣り

釣果

チヌ30㎝

6時半、島田渡船さんを出港、小雨、北風、大潮。今日の課題はマキエ。前回ボーズだったのは、ほとんどアタリがなかった。半貝をマキエにしていたが、それが悪かったと考えて、今回、牡蠣クラッシュを試してみた。最初、牡蠣をガラ袋に入れてハンマーで叩いたが、効率が悪い。直接ハンマーで叩くと、汁が飛び散り、全身、牡蠣汁まみれに。次回は、身と殻を分けて、殻だけを砕いて、後から身を混ぜようと思う。牡蠣クラッシュをマキエにして、半貝を落とすとサシエが取られた。久々、生命反応。でもアタリが取れない。底まで到達する前にエサが取られる。相当、活性が上がっている。でも、このチャンスを活かせないのが、まだまだ未熟なところ。そのうちアタリは底だけになり、それでも着底直後にアタリ。ここでも下手くそで、タイミングが悪くかけられない。やっとかけることができたと思うと、上がってくるのは、チンタ。チンタ、チンタ、チンタ、…。そうこうしているうちに、お昼頃、エサが無くなってゲームオーバー。牡蠣1缶では足りないペースでマキエしていたのだ。結局、30が1枚。恥ずかしくて持って帰れない。振り返って想像すると、チンタが釣れる前には大型チヌがいたんだと思う。それを釣り上げる技術がなかった。だからこういう結果になったと思う。

今回の釣りで新たに気付いた課題、それは中層、着底直後で、いかにかけるか。今回ダメだった原因をセイハコウリールに巻いたPEラインの糸がみと考えた。フロロ通しより、視認性がよい。また高比重で細糸のため風、上潮の影響が少ない。だから使っていたのだが、とにかく糸がみが多い。サシエを落としている途中で糸がみがあると糸が出るのが止まって、急に穂先が曲がる。穂先を集中して見ていても、アタリだか糸がみだか分からない。これが頻繁にあると底付近の肝心なところでアタリが取れない。この糸がみはPEラインの宿命のようなので、この釣りには合わないことを改めて分かった。

またラインの水深分の所にマーキングして、底の分だけ糸が出たことを分るようにしているが、底よりも手前にも目印が必要と思われる。着底してからではなく、着底しそうなときから穂先に全神経を集中しておくべきと思う。

釣り人は自分勝手に考えて、サシエが底について、しばらくすると、クロダイのアタリ、それを合わせて、クロダイをかける。そんな都合の良い筋書きだけを考えがち。でも現実は違う。着底前に食うやつ、着底直後に食うやつ、色々。その色々なパターンでも確実に合わせる準備が必要。色々考えないと釣れない、釣りは勉強。

コメント

タイトルとURLをコピーしました