11月12日、秋晴れの能登島でクロダイのウキ釣り。クロダイとグレがいる中から、クロダイを選んで釣るのは難しかった。
クロダイの釣果
クロダイ30㎝×3枚。
ボーズにはならなかったが、低め安定になってしまった。しばらく40オーバーがない。悔しいー!
能登島テトラのチヌ釣りでコッパグレの群れから、やっとクロダイ3枚
この日も先週と同じく島田渡船さんの磯渡しで、能登島テトラからのウキ釣り。カセ釣りでカワハギがいっぱいいる中からクロダイを狙うよりも、グレがいっぱいいる中からクロダイを狙う方が楽しいだろう、と考えて。
あとは先週、劣化した糸を切られて大物を逃がしてしまったので、この日は新しい道糸にまき替えてきた。また、大きいのがかからないかなーと淡い期待を持って臨む。
島田渡船では、カセ渡し最優先で、テトラ渡しは、カセ渡しの後。なので待っている間にマキエ作り。
マキエは、オキアミ1角、激荒2袋にチヌパワームギスペシャル2袋。
で、この日は先ず、前半用にオキアミ半分、激荒1袋、チヌパワームギスペシャル1袋のマキエを作り、残りは後半用に。
気温が上がるとオキアミが劣化して黒くなるので、前半後半で分けてマキエを作ることにした。
7時19分、カセ渡し1便、2便を見送って、戻ってきた船で、やっとテトラにのれました。
今日も良い天気です。
7時22分、さっそくマキエ開始。
海面を見ての通り、風もなく、釣り人にとっては好条件。でも、こんな日は、魚は釣れないことが多いかも…。
サシエは、加工オキアミ、サナギ、ネリエ赤、カニ小。
オキアミ、サナギ、ネリエをメインと考えて、万が一、エサ取りに困ったときのためにカニも持て来た。
竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。リールは、シマノBBXハイパーフォース1700。道糸は、シマノPEG5+ 0.8号。これは新しい道糸を巻きなおしてきた。道糸は消耗品。ケチらないことが大事。ウキは、南ウキキングモデル00号。
海面水温は16.4℃。少しずつ下がっている。
7時54分、1投目、まずはコッパグレ。サシエはオキアミ。
ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175に、ハリは、がまかつチヌ1号。ハリスには、ハリコミ小次郎G4。
潮がゆっくり右に流れていたので、左にサシエを投入して、右にマキエを打って、サシエが沈んで、なじんだ時にマキエと合うようにした。
8時、2投目、クロダイ30。同じように流して今度はクロダイ。サシエはサナギ。
海の中では、クロダイとグレは同じ層にいるのか?それとも、グレの下にクロダイがいるのか?
8時14分、3投目、今度はグレ。サシエはサナギ。
8時38分、今度はクロダイ30。サシエはネリエ。同じように流して、グレが釣れたり、クロダイが釣れたり。
8時43分、またグレ。サシエはネリエ。
8時47分、またグレ。サシエはサナギ。
イメージとしては、海面まで湧き上がっているグレの下にクロダイがいると思っている。ただ、深いところで食ってくるグレもいる。この状況で、どうやってクロダイを釣ったらいいんだろうか???
11時11分、しばらくアタリがなくなっていて、やっとアタリがあったと思ったらグレ。
11時17分、次はクロダイ30。サシエのネリエを投入して、それがなじんだときに、マキエと同調するような位置にマキエ投入。で、サシエとマキエが同調した頃にアタリがあった。
11時30分、ちゃりこ。子供ではなく、お父さんを釣りたい。
12時、クロダイの型が小さくなった。
12時13分、グレの型も小さくなった。
12時48分、チンタ。
13時27分、底潮が止まって来たのか、根魚が釣れだした。このほかにも何匹か釣れた。
14時30分、あたり一面コッパグレだらけ。
15時納竿。
ボーズにはならなかったが、低め安定になってしまった。しばらく40オーバーがない。悔しいー!
反省会
このポイントは、前方に漁礁があるとのことで、そこには、かなり多くのコッパグレがついているようだ。
足元は浅く、ある程度、遠投しないといけない。
先ずサシエを投入。この時、遠投が必要。
で、マキエは、サシエが沈んで、なじんだときに、サシエとマキエが同調するような位置に投入。
マキエ投入点には、当然ながら、コッパグレが群がって、海面まで湧き上がっている。
ただ、サシエの投入点とマキエの投入点が離れているので、エサ取り分離ができている。
で、サシエとマキエが同調した頃にアタリがあるのが、この日のパターン。
ただ難しかったのが、マキエを投入していない沖にサシエを投入しても、その付近に漁礁があってグレの魚影が濃いためか、しばらく流してサシエが沈むと、サシエとマキエが同調するところに流れる前に、グレが食ってきた。
なので、クロダイとグレがいる中から、クロダイを選んで釣るのは難しかった。
クロダイのサイズについては、この日釣れたクロダイは、どれも30㎝の小型。やっぱりこの時期は、型の良いクロダイは磯よりも牡蠣棚の下の方が多いのかも。
なぜなら、テトラの釣りはかけ上がりの釣り。かけ上がりは、日光が届き、海藻もあってエサになる小動物がいる。なのでクロダイが着いていると考えられる。
一方で、牡蠣棚のカセは、牡蠣貝についた不着物が多く、小動物の宝庫になっている。なので、年中クロダイがつれる。
両者を比較すれば、やはり牡蠣棚の方がエサが豊富なんだろう。とすれば、より良型クロダイが多く着いていると考えられる。
となると、カセのカワハギから逃げてきたが、40オーバーのクロダイを釣るには、やっぱりカワハギに立ち向かわなければならない。
ということで、次回から、またカセに戻ろうと思う。
その場合、エサ取り対策を真剣に考えなければならない。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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