能登麦ケ浦、チヌのウキ釣りでクロダイ2枚に加えて珍客良型サバ4本

筏釣り

11月19日、紅葉の始まりの能登穴水麦ケ浦、南ウキ00号全層釣法でのクロダイ釣り

クロダイの釣果

クロダイ35㎝、30㎝の2枚に加えて、珍客良型サバ40㎝×4本。

能登麦ケ浦、チヌのウキ釣りでクロダイ2枚に加えて珍客良型サバ4本

この日は久しぶり、穴水麦ケ浦です。いつもの長浦島田さんが、法事で臨時休業。なので、今週はこっち、麦ケ浦、道辺渡船さんに。

最近、釣果がパッとしない。カセで釣れないので、テトラに挑戦したが、やっぱりエサ取りに苦戦(11月5日11月12日)。そこで、今週はエサ取り対策を色々考えた。

で、考えた結論、

魚を浮かせるようなマキエをして、軽い仕掛けでゆっくり落とすこと。

エサ取りは、クロダイよりも低水温は苦手なので、水温の低めな上層に浮こうとはせず、水温の高めな海底にとどまるはず。一方、クロダイは多少は浮いてくるはず。という自分の仮説。

さあ、どんな結果がでるだろうか???

それにしても、11月も、この時期になると夜明け~早朝は寒い。この時期、能登に釣行の際は、防寒にご注意を。

また、のと里山海道の交通規制が出ていました。11/20(日)夜から11/26(土)朝まで、柳田から徳田大津まで通行止め、とのこと。11/23(水)、11/26(土)に能登に釣行予定がある方はご注意を。

6時38分、沖の筏にのせてもらった。気温よりも海水温の方が高いためか湯気が立っています。

マキエは、魚を浮かせることを意図したもの。2種類を準備。

1つは、配合エサのマキエ。これは、生オキアミ、サナギ、コーンにチヌパワームギスペシャルを混ぜる。

もう1つは、これとは別に、ボイルオキアミだけのマキエをも用意する。これは、そのまままく。

サシエは、生オキアミ、ボイルオキアミ、サナギ、コーン、ネリエ。

いつ見ても神々しい麦ケ浦の日出。舞い上がる水蒸気が一段と神秘さを引き立てている。やっぱり麦ケ浦のこの景色はいいですね。

6時58分、マキエ開始。先ずは、配合エサのマキエを離れた牡蠣棚際に遠投して、そこから魚を寄せるイメージ。

水温は18.2℃。

竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンラインビジブルトマト2.5号。ウキは、南ウキチヌスペシャル0号。ウキ止めなしの全層釣法です。

1投目は、サシエをボイルオキアミに。エサ取りにやられた。

2投目は、サシエを生オキアミに。やっぱり、エサ取りにやられた。

3投目は、サシエをネリエに。底付近まで沈んだだろうか。竿先が入る。アタリ?!

上がってきたのはクロダイ30㎝。

魚を浮かせるようなマキエをしたつもりだが、結局、アタリがあったのは、底付近。

まあ、そんな簡単に浮いてこないだろう、と、その後も、マキエを続けながら、浅いタナを探るが、パッとしない。結局、気配があるのが底付近なので、ウキを0号から00号に変更。

エサ取りは、カワハギ、シマダイ、チンタ。

カワハギは、もう少し大きければ持って帰るのだが。

アジは、25㎝あったので、お持ち帰り。

筏の近く=牡蠣棚の近く、にはエサ取りが多いように思えた。

なので、サシエは、牡蠣棚から離す。

10時前、何やら、足元のカワハギが不自然な動き。

こぼれたマキエを食べようとして、筏からちょっと離れるが、また、すぐに筏に戻ってくる。何か大きい魚が筏から離れたところにいるのだろうか?

と思っていると、底付近に入っているサシエの生オキアミにアタリ。ちょっと強いか?

引きは強い。でも重量感がイマイチ。

9時50分、サバ。40㎝ある良型。

ちょっと潮が良くなったような気がする。

やっぱり釣りたいのは良型クロダイ。オキアミをサシエにすると、またサバが食って来そうなので、ネリエをサシエにして底に沈めるとアタリ。

クロダイ35㎝。サバよりも引きは弱いが。

でも、後が続かない。良型クロダイを狙って、同じようにネリエで底付近を探るが、仕掛けを回収すると、ネリエがそのまま残ってくることも。

良型クロダイはいないのか?ならば、サバを釣ってやろうか。

とサシエをオキアミに。すると40㎝のサバ。

不本意ながらサバ狙いで結局、3本追加。

意外とサバのタナも深かった。全部、底付近。

15時納竿。

道辺さんによると、ここ麦ケ浦にサバが入ってくることは珍しいとのこと。

紅葉の始まりの能登穴水麦ケ浦。少し北風が冷たがったが、一日のんびり釣りができたことに感謝。

やっぱり難しい秋チヌ釣りでのエサ取り対策

先ずはマキエ。

配合エサのマキエとボイルオキアミだけのマキエの二通りを準備した。

このマキエのやり方は、松田稔さんが、釣りビジョンVODの伝心伝承で紹介している。また松田さんの弟子の圓山一樹さんの記事で紹介されている。

ただ、自分の今回の場合、オキアミ、ボイルオキアミ、ネリエだけでは歯が立たないことも想定して、念のために、サナギとコーンを追加した。

で、その効果は???

現時点での結論、今回の釣行だけでは分からない。

なので、これからしばらく試してみる。特に今年の長浦ではカワハギが多い。このカワハギが、このマキエでどんな挙動を示すのか、見ていきたい。

次にサシエ。

今回、生オキアミ、ボイルオキアミ、サナギ、コーン、ネリエを使用。

クロダイは、2枚ともネリエ。

サバは、4本とも生オキアミ。

ボイルオキアミは、よく取られた。アタリがあってバラシもあった。

サナギは、中身を吸い取られた。アタリなし。

コーンは、取られないで、そのまま、残ってきた。アタリなし。

サナギ、コーンには、効果に疑問を感じるが、エサ取り対策の保険としては外せない。これからしばらく試してみる。

最後にウキ。

今回は、0号ウキ、00号ウキで、上から、ゆっくりサシエを落とした。

でも、もはや上層~中層には、魚がいないように思える。

また、松田稔さんは、M&MのYouTubeで、00号ウキを使うと上手くならない、と言っている。そうなんだーって感じ。今までの考えを改めないといけないかも、です。

なので、次回はウキ止めをつけて、遊動にしようと思う。

エサ取りは、クロダイよりも低水温は苦手なので、水温の低めな上層に浮こうとはせず、水温の高めな海底にとどまるはず。一方、クロダイは多少は浮いてくるはず。という自分の仮説。これは、秋チヌに関しては、外れていないと思っている。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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