2021年6月12日、能登麦ケ浦、ウキ釣り
釣果
チヌ40㎝、39㎝、38㎝
釣りレポート
この日は、前日から道辺さんに予約を入れて能登穴水の麦ケ浦に。外海は日本海を低気圧が通過するため風が強く、波高の予報。まあ、これまで外海にこだわっていたが、よく考えれば、外海は天候に左右されやすい。やっぱり内海の穴水や能登島(長浦)の方が、安定して釣りやすいのかな、と考えを改めた。潮回りは、大潮、5:24満潮、8:00干潮、14:14満潮、風は南西、昼前やや風強い予報。
道辺渡船で5時出港、先週と同じ筏にのせてもらった。道辺さんいわく、水温が上がって、エサ取りが増えたよ、とのこと。先週はネリエを2個使用したが、この日は3個持ってきた。大丈夫だろうか?
マキエは、オキアミ生1角、ボイル1角、チヌパワー白3袋。サシエは、オキアミ生、ボイル、ネリエを準備。6時釣り開始。道辺さんの言う通り、エサ取りが多い。コッパグレだ。水面にまで湧き上がっている。ボイルも持たない。ポイントを複数設定して、マキエとサシエのタイミングをずらしてコッパグレをかわそうとしてもダメ。ネリエも一瞬でコッパグレのエジキ。曇り空が晴れてきて夏の日差しになり、今日はボーズか?とあきらめかかっていたところでアタリ。ネリエを遠投して、マキエを手前に打って、沈め釣りで手前に引いているところだった。こいつはコッパグレではない。牡蠣棚の向こう側でかけたので、牡蠣棚側に突っ込まれないように、慎重にやり取り。しっかり弱らせて取り込もうと、空気を吸わせても、何度も潜り込む元気なクロダイだった。39㎝。先週と同じサイズ。時計を見ると10時半。時合か、と思って、同じパターンで、ネリエで沈め釣りでクロダイ38㎝追加。そして、また同じパターンで、ネリエで沈め釣りでクロダイ40㎝追加。クロダイが寄るとコッパグレは出てこなくなる。やはり継続的にマキエをしてクロダイを寄せて、一瞬の時合に確実に仕留めることが大事なんだろう。
そして、再度、ネリエを沈めて、マキエと同調させる。しばらく沈黙。そして強烈なアタリ。先週もそうだった。糸を出さず、竿を立てて我慢。全くかなわない。ラインは牡蠣棚側に。ヤバイ! プツーン…高切れ。麦ケ浦にはいる。何かとてつもないのが。帰り際に道辺さんに聞くと、カンダイか真鯛かな、とのこと。道糸ナイロン1.5では無理なんだろう。対策を考えて、また挑戦しよう。
この日、チヌ竿二本で、スルスル釣りと沈め釣りとの比較検証をした。一本は、ゼロ号ウキ(南ウキ競技0号)でのスルスル釣り。もう一本は、松田ウキ半遊動での沈め釣り(松山M)。足場の良い筏だからできる試み。で結果は、チヌ3枚すべて沈め釣りでの釣果。チヌ俱楽部などでは、ネリエでの釣りは大ウキでのスルスル釣りが良い、といろんな記事には出ている。でも、この日はスルスルでは上手くかけれなかった。スルスルだと、どこまで沈んでいるのか分かりにくいこと、そして、ライン、ウキ、サシエがどうしても屈折してしまうこと、そして風が強いと、張らず緩めずの状態を維持するのが難しく、アタリをとりにくいこと、などが原因と考える。でも大知昭さんをはじめ、ネリエでスルスルで釣っている名人がいるのは確か。もっと勉強しなければ。
ゆっくり後片付けをして、13時お迎えの船。帰宅後、夜はダブルヘッダーでイカ釣り。釣果は以下の通り。イカすみで寸法が見えないが、最長寸で35くらいだろうか。丸一日釣り三昧で幸福な一日でした。
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