能登カセのチヌ釣り、教訓:前日大漁だったカセでは、もう釣れない?

筏釣り

2023年6月11日、クロダイの釣果

クロダイ38㎝1枚のみ。あとはチンタ。

ほか尺アジ3匹。

この日の作戦

今週は、土曜が出張だったので、日曜の釣行。

先週と同じ穴水中居湾に行こうと、義祥丸さんに電話したところ、残念ながらお休みとのこと。

なので、同じ穴水の松村水産さんに電話。

松村さんの筏も、先週と同じような場所にがあるので、そこにのれるか聞いてみるとOK。

狙いとしては、①先週の振り返りから、000号ウキで、しっかり底潮をとらえて、海底に着いている大物を釣ること、そして、②そろそろマキエで浮いてくるかもしれないので、ウキを浮かせて上から釣ること。

さらに、その辺りに居そうな大型カンダイをひそかに期待。

釣行前にチェック

潮周りは、小潮。2時59分、干潮。9時56分、満潮。15時18分、干潮。

午後は、潮位変化が少ない。

なので、朝マズメから午前中に期待。

予想天気図は、日本列島の太平洋岸に停滞前線。

幸い低気圧が遠いので、風は強くなさそうだ。

天気予報は、くもりのち雨。

風は、東風で1~2m。

実釣記録

ポイント

4時51分、カセに乗せてもらった。

そもそも野乃木鼻先端付近の筏のつもりだったが、途中の船の上で、松村さんが

”昨日(土曜)、ここで大漁だったよ。こっちはどう?”

なんて言うもんだから、つい、ブレてしまって。

で、急きょ、カセに変更。

これが吉と出るか、凶と出るか?

こっちが山側。

こっちが中居湾奥側。

こっちは対岸側。

エサ

この日、オキアミ2角、チヌパワー日本海2袋持ってきた。

まずは、オキアミ1角、チヌパワー日本海1袋のマキエ。

5時1分、マキエ開始。

海水温

海底の水温は、19.0℃。

海面の水温は、19.2℃。

上から下まで、水温が高くなってきた。

これから、海底よりも、海面の水温が高くなってきて、魚が浮きやすくなってくるだろう。

そろそろ、浅ダナを意識しなければならないのは、間違えない。

タックル

この日2パターンを準備。

一つは、底釣り用。

竿は、がまかつマスターモデル2チヌ L-50。

リールは、ダイワタトゥーラSWTW。

道糸は、東レ銀鱗SSハイポジションフロート マットホワイトスペシャル 2号。

ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。

もう一つは、魚が浮いてきたとき用。

竿は、シマノリンカイスペシャル1.2号。

リールは、シマノハイパーフォースBBX1700DXG。

道糸は、シマノPEG50.8号。

ウキは、宗ウキ 速攻LL 2B。

ハリスと鈎は、万が一、大型カンダイが食ってきて来たことを考えて

ハリスは、サンライントルネードコング1.5号。

鈎は、がまかつチヌ3号

実釣

5時23分、ネリエでスタート。

タックルは、魚が浮いてきたとき用で、先ずはノーシンカー。

ひと流しして、やっぱり、ここは二枚潮が強烈。

落とし鉛ガン玉2Bを追加。

それでも、あっという間に表層流に流されて、マキエと同調できない。

すぐに道具を変更。

底釣り用に切り替えた。

底取りをすると、水深は12ヒロ。約22メートル。

プラス2ヒロの位置に目印をつけて釣り開始。

5時53分、チンタ。

悪い予感が。

その後も、反応が悪い。

6時23分、ウゴイ。

7時3分、やっとこさクロダイ。

でも、この日、これが唯一だった。

7時18分、あまりに渋いので、ハリスを1.25号に細くする。

7時26分、ウゴイ。

8時50分、チンタ。

9時22分、チンタ。

全体的に魚の活性が低い。

オキアミでは食ってくるが、ネリエでは食いが悪い。

9時46分、マキエ2バッチ目。

10時3分、アジ。

10時33分、グレ。

11時5分、アジ。

12時、ウゴイ。

13時9分、アジ。

クロダイの気配なし。

13時33分、早々に、あきらめて納竿。

前日大漁だったからなのか、クロダイの気配はなかったと思われる。

乗っ込みの盛期ならば、どんどん深場から入ってくるのだろうが、

乗っ込みも一服したのだろう。

その辺りに居ついているクロダイを狙う時期になってくると

前日大漁だったカセには、もう釣れないのかも。

教訓として覚えておこう。

くもり時々小雨。

まあ、悪天候ではなかったので、良い日曜日でした。

この日の振り返り

この日、そもそも釣れなかったので、釣り方については、振り返るネタがない。

なので、タックルについて振り返ってみる。

テーマは、道糸。ナイロンライン。

いま、色々なメーカーのナイロン道糸を試している。

もともと、磯釣りを始めて、しばらくして松田稔さんを知って、

こんなすごい人がいるんだ、と尊敬するようになって、

松田さんの釣りを一生懸命に勉強した。

なので、釣り糸は、道糸もハリスも、サンライン一択だった。

サンラインの糸で、切れれば、しょうがない、くらいに思っていた。

でも、最近、本当にサンラインが良いのかい?

と思うようになって、他のメーカーも試してみるようになってきた。

で、最近、試してみたナイロン道糸が

東レ銀鱗SSハイポジションフロートマットホワイトスペシャル2号。

東レは、誰もが知っている大手化学メーカーで、特に化学繊維で始まった会社。

いろいろな糸を作っているので、糸作りの技術力では、日本国内でもトップレベル。

そう思って、先ずは、こいつを試してみた。

で、クロダイのウキ釣りで、私がナイロン道糸に求める性能は、以下を考えている。

1.視認性

2.価格

3.強度

視認性については、

低比重のナイロンということで、海面に浮いて、

しかも、色は、マットホワイトの白色。

なので、晴れでも、雨でも、朝でも、夕方でも、よく見える。

ただ、この視認性は、これまで使用していたサンラインの磯スペシャルビジブルフリーと、

ほぼ同じ。

価格については、アマゾン(23年6月15日時点)では、

東レ銀鱗SSハイポジションフロートマットホワイトスペシャル2、1481円

サンラインビジブルフリー2号、1419円

これも、ほぼ同じ。

で、強度については、

正直、使っていて、それほど差が感じられない。

なので

・東レ銀鱗SSハイポジションフロートマットホワイトスペシャル2

・サンラインビジブルフリー2号

を比較したが、ほぼ同じ。

で、これとは別に、

サンヨーナイロンアプロードディテールというのを見つけた。

サンヨーナイロンという名前は、あまり聞かなかった名前なので、調べてみると

1958年創業の釣り糸メーカー。

65年、釣り糸一筋って感じの会社。

で、このメーカーのラインの特長は、耐摩耗性。

ルアーフィッシングの王様、村田基が監修しているようで、

ビックリしたのが、この動画。

サンヨーナイロン製のナイロンラインが、他社製よりも、はるかに強度が強い、とのこと。

これは、強度としては楽しみ。

ただ、色が白色ではなく、クリア。比重が1.14。

視認性がどうか?というのが気になる。

来週から、試してみて、評価ようと思う。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

あとがき

この日、松村さんが

”長浦の島田さんが、店をしまう、って聞いたよ”

って、言っていたもんだから、ビックリして、島田さんに連絡。

でも、聞こえてきたのは、いつもの元気そうな声。

手術は上手くいったらしく、快方に向かっている、とのこと。

”オレは、コロナにも病気にも勝つ。無敵や。”

と言って、がっハッハー、と笑っていた。

元気そうだったので、ひと安心。

始める時は、ホームページで案内を出すよ

と言っていたので、待ちましょう。

 

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