2023年6月3日、クロダイの釣果
クロダイ43㎝以下、8枚。30未満のチンタ6匹。
尺アジ1匹、お持ち帰り。
穴水中居湾ウキフカセ初挑戦
今週も、いつもの島田渡船さんはお休み。
どこに行こうか悩んで、結局、穴水中居湾、筏釣りの予約が取れた。
義祥丸渡船さんというところで、去年1月に行った野乃木鼻磯の沖に筏があるとのこと。
このあたりには、松村渡船さんの筏もあり、そこには以前、ダンゴ釣りで何回か来たことがある。
その頃は、ダンゴ釣り一辺倒で、正直、クロダイを、あまり釣れなかった。
ただ、今ならウキフカセで釣れるような気がする。
穴水中居湾でウキフカセに初挑戦だ。
能登釣行前にチェック
潮周りは、大潮。300満潮、701干潮、1239満潮。
潮位グラフだと、午後に潮が動く。
なので、午後も期待できるかも。
予想天気図では、北海道付近に低気圧、太平洋には台風があるが、
北陸地方は、高気圧範囲。
天気予報は、晴れ。
風は、北西2~3m。
一日釣りを楽しめそうなので、マキエは多めに持っていくことに。
実釣記録
ポイント
5時50分、筏にのせてもらった。向こうに見えるのは、野乃木鼻先端部。
対岸は、こんな感じ。
こっちは中居湾の湾奥側。
エサ
マキエは、オキアミ1角、チヌパワー日本海1袋。
この日は、午後も期待できそうなので、マキエを多めに、
オキアミ3角、配合エサ3袋を持ってきた。
ただ、気温が高くて、オキアミが黒くなりそう。
なので、オキアミは1角ずつ、マキエにしていく。
サシエは、オキアミとネリエ。
先週、外浦でフグだらけだったので、念のためにネリエは4袋、クーラーに入れて持ってきた。
タックル
竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。
リールは、シマノBBXハイパーフォース1700DXG。
道糸は、シマノPEG5+0.8号。
ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。
ハリスは、サンライントルネードコング1.5号を先発に。
鈎は、がまかつチヌ3号。
この釣り場は、水深が深く、大型カンダイもいると聞いている。
なので、太仕掛けでスタート。
海水温
海底の水温は、17.0℃。
海面の水温は、水温計の調子が悪くて、測定できなかった。
実釣
5時59分、マキエ開始。
道具の準備は、その後で。
底取りをすると、水深は約22m。
6時30分、サシエをオキアミにして、落とし鉛にガン玉Bをつけて、釣り開始。
着底後、何回か誘って、その後に、仕掛けを回収すると
オキアミがそのまま。
チヌがいるかも?
6時48分、2投目、ほぼ底で食ってきた。
クロダイ40にはちょっと足りないが、よく引いた。
雨のあとで、かなり濁っている。
これならクロダイは浮いてくるかも。
7時2分、30にちょっと足りないチンタ。
7時11分、クロダイ35くらい。底よりも1ヒロ上で食ってきた。
やはり浮いてきた。
ただ、この後しばらく、釣れない時間に。
オキアミがなくなるのに、アタリが取れない。
浮いてきて、タナが合っていないのだろう。
ネリエをサシエにしてみてもアタリが取れない。
8時10分、チンタ。ネリエだ。
この日、ネリエは、高集魚レッドを使用。
8時14分、ハリスを125に細くする。そして、鈎をチヌ1号に。
8時26分、オキアミをサシエにしてクロダイ。タナは底付近。
8時39分、オキアミをサシエにしてチンタ。
9時1分、オキアミをサシエにしてチンタ。
9時5分、マキエ、オキアミ2角目。配合エサは、チヌパワームギスペシャルで。
ここで、ウキも大知遠投60 L-000に変更。
9時38分、やっとこさクロダイ。サシエはオキアミ。タナは底よりも上。
9時55分、オキアミでクロダイ。落とし鉛G2をつけて。
10時9分、オキアミでチャリコ。
10時22分、オキアミでアジ。仕掛けを回収中に中層で食ってきた。
10時33分、オキアミでチンタ。
筏の周りにクロダイは居ないと考えて、離れたポイントに遠投してサシエを沈める。
サシエをオキアミにするとアタリが取れない。
なので、サシエをネリエに。
11時5分、筏から離れたポイントで、ネリエでクロダイ。
でも続かない。
ネリエでエサが残ったり、
アタリがあってもかけられなかったり。
なので、サシエを、ネリエにしたり、オキアミにしたり。
12時43分、サシエをオキアミにして底付近で尺アジ。
13時7分、マキエ、オキアミ3角目。配合エサは、チヌパワームギスペシャルで。
13時36分、サシエをオキアミにしてチンタ。
14時23分、サシエをネリエにしてウゴイ。
11時過ぎにクロダイが釣れてから以降、しばらくクロダイの気配がない。
潮位グラフから、午後、潮が動くはず、と思って、続けていると、やっと底の潮が動き出した。
風は、右から左。底潮は、左から右に。
ウキ000が底近くまで沈んで、はじめて底潮に引っ張られる感じで。
底上2ヒロくらいで、一旦、ウキを沈めるのを止めて、
マキエをまいているところで強烈なアタリ…
今日イチの引き…
すっと軽くなった。
チモト切れ。
左手に竿を持って、右手に柄杓を持って、マキエをしていたので
急なアタリに、魚に先手を取られてしまったのだ。下手。
サシエはオキアミ。
ただ、やっと食い出したような。
15時23分、同じ流れを少し潮下に遠投して、久々クロダイ。サシエはオキアミ。
できるだけ潮下に流そうと、ウキを遠投するのだが、結局、風に戻される。
15時32分、クロダイ追加。サシエはオキアミ。
15時40分、納竿。
16時が最終なので、片付け開始。
ちょっと風があったけど、天気が良くて、
最高の釣り日和でした。
この日の振り返り
まだネリエよりもオキアミが良かった
この日、先週の地磯釣りとは全然違っていた。
オキアミは、明らかに食いが良かった。
ネリエは、食いが良くなかった。
オキアミは、アタリがあれば、鈎にかけらることが多かった。
ネリエは、アタリがあっても、鈎にかけられないことが多かった。
オキアミは、アタリがなく、回収すると、サシエがなくなっていることが多かった。
ネリエは、アタリがなく、回収すると、そのまま残ってくることが多かった。
なので、まだまだ、サシエは○○が良い、と決めつけることはできない。
オキアミ、ネリエの両方の選択肢を持っておくことが必要だ。
二枚潮にはウキ00号はダメで、ウキ000号が必要
この日、最終的にはウキ000号を使用して、図Aのような感じで流していた。
朝一は、ウキ00号を使用していたので、図Bのような感じで、二枚潮で仕掛けが屈折していた。
なので、途中、ウキ00号からウキ000号に変更した。
やはり穴水は二枚潮が強烈。
この日は、上潮がガンガン流れて、底潮はわずかに流れる程度だった。
ウキ00号で釣りをしていても、底潮は把握できない。
いわんや、ウキを浮かせて釣りをしていては、底潮は絶対に分からないと思う。
やはり、ウキを完全に沈めて、底潮をはっきり分かるようにして釣った方が、明らかに釣りやすい。
なので、この日のような条件では、ウキ00号はダメで、ウキ000号が必要だ。
ただ、これからクロダイが浮いてくることがある。
その場合、ウキ000号だと、クロダイの層よりも下に、サシエを流すことになるおそれがあり、
そうなるとサシエを食わせることができなくなる。
なので、これからは、その時々で、クロダイのタナの見極めが大事になってくる。
クロダイのタナによって、適切にウキを選択しなければならない。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
コメント