麦ケ浦筏、チヌのダンゴ釣り、ボーズはギリギリ回避

筏釣り

10月24日、能登、穴水、麦ケ浦筏、チヌ釣り

チヌの釣果

チヌ35㎝、カワハギ

チヌのダンゴ釣りは難しい!

10月になって、それまで長竿、ウキ釣りで釣れていたのが、全然釣れなくなった。そこで短竿、ダンゴ釣りに切り替えたが、思うように釣れない貧果の連続。そのためチヌ倶楽部や釣りビジョンVODを見て、兼松伸行さんや山本太郎さんのダンゴ釣りを勉強中。ダンゴ釣りは難しい。

この日は、ちょっと前に電話したとき体調を崩してお休みしていると言っていた道辺さんの穴水、麦ケ浦に。話を聞くと肺炎で寝込んでいて、やっとよくなった、とのこと。それにしても、このあたりの人達はみんなご高齢。跡継ぎはどうなるんだろう?あと10年たって、同じように釣りができるんだろうか?ちょっと心配だ。

この日の課題

課題は、ダンゴ釣りで結果を出すこと。

長浦では、ダンゴの着底点にはチンタが群れている。なので、そこからサシエを離すという点をポイントと考えた。でも、麦ケ浦では、そこまでチンタが濃くないとだろう。ならばセオリー通りのダンゴ釣りでどこまで釣れるか。

また兼松伸行さんは広角釣法というのを得意にしている。ベイトタックル、タングステンシンカーを使用して、サシエをダンゴに包まないで、オモリで一気に沈める釣り方。ダンゴに比べて手返しが早いので数釣りができる。で、この釣り方も勉強中。

エサ

ダンゴは、マルキューのパワーダンゴチヌ2袋に、アミエビ1角、激荒1袋を混ぜた(半分ずつを2回に分けて作成)。これをしっかり混合すると、アミエビの汁や激荒の粘りで、海水を入れなくてもパサパサダンゴになる。この日は、13回握って丁度のダンゴ固さ。ダンゴの粉はパワーダンゴチヌ単品。他をブレンドしてもしなくてもあまり変わらないような気がするので、コストパフォーマンス優先。

サシエは、オキアミ、活丸サナギ、コーン。ボケは、また売り切れていて買えなかった。週末になる前に早めに買っておかないとダメかも。またエサ取り対策にカニを持ってきた。あと何となく岩虫を持ってきた。

道具

竿は、黒鯛工房、THEチヌセレクションXT 大チヌ158。リールは、黒鯛工房、ディープフォース。道糸は、PEG5+0.8号。ハリスは、フロロ2号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。麦ケ浦は潮流が緩いので、ノーシンカーで。

もう1本は、黒鯛工房、ディープラン198。リールは、ダイワ、タトゥーラSV TW。道糸は、PEG5+1号。ハリスは、フロロ2号。PEラインとフロロハリスはFGノットで直結。針は、チヌ針1号。オモリは、ダウンショットシンカー3.0g。

実釣

6時過ぎ、沖の水深18mの筏にのせてもらった。

天気は、くもり、風はほとんどない。潮は、中潮、満319、干1057、満1821。

道具を準備できたら、針に、ゴム管オモリをつけて、道糸に、ピンクマーカーで目印をつける。3か所、底、底から半ヒロ上、底から1ヒロ上につける。こうするとダンゴを宙切りにして、そのままサシエだけを沈めるときに、底の目安になる。目安があれば、底に全然到達しないうちに巻き取ることもないし、着底してるのに糸を余分に出し過ぎることもない。兼松さんはリールに近いところに目印をつけているが、自分は竿先に近いところに目印をつける(写真の通り)。サシエを落とし込んでいるときは竿先を見ているので、この方が気が付きやすい。

で、この日は日曜だったので、土曜の釣り人のマキエが入っているはず、と考えて、モーニング開始。これが後で考えると時間のムダだった。ダンゴを投入せず、広角釣法で、カニを落とし込んで、丁寧に筏周りを、30分くらい探った。結果、アタリなし。

で、それからダンゴ投入。そのまま広角釣法で、サシエをオキアミ、サナギ、コーンとローテーション。かすかな反応があるのはオキアミのみ。でもエサ取りなんだろう、アワセてもかからない。

で、ダンゴ釣りに切り替えた。同じようにサシエをオキアミ、サナギ、コーンとローテーション。やっぱり反応があるのはオキアミのみ。微妙なアタリを合わせてもかからない。おそらくエサ取りしかいない。しばらくはこの状況が続く。

で、何となく持ってきた岩虫をサシエにするとアタリ、やっと針がかりしたのはチャリコ。やっとダンゴが効いて魚が寄って来たのか、その後、やっと魚の顔が見れるようになった。もう9時を過ぎていた。

でも、釣れるのは、チンタ。

もしくはカワハギ。

その後もダンゴ釣り、広角釣法を変わる変わるやりながら、ダンゴ投入を繰り返す。でも、アタリがあるのは、岩虫かオキアミ、そして釣れるのは、チンタかカワハギ。コーン、サナギでは反応なし、カニも反応なし。

12時を過ぎて、久々の丸ボーズを覚悟していたところ、カワハギが釣れなくなり、チンタばかりになり、サシエ、オキアミで、ダンゴが割れた直後にアタリ、やっと釣れたのはクロダイ35㎝。ボーズはギリギリ回避。

ダンゴがなくなって、14時納竿。また貧果、悔しい。

考察

  • この時期、モーニングは時間のムダ。前にもそう書いたが、同じことを繰り返している。朝一、クロダイの活性が高いうちに、まずダンゴを投入しなければ。どんどんダンゴを投入して魚を寄せなければ。
  • この日も釣れたクロダイの針がかりは唇の皮一枚。活性は高くない。仕掛けの抵抗をできるだけ抑えなければならない。針は小さく、ハリスは細く。オモリの抵抗はできるだけ少なく。広角釣法で、ダウンショットシンカーを使用したが、広角シンカー(スイベルで遊動)の方が良いのかも。
  • 穴水では、ダンゴの着底点でクロダイがかかった。長浦ほどチンタが濃くないからと思われる。場所によって違うことを、改めて分かった。
  • カワハギが釣れなくなり、チンタばかりになって、やっとクロダイが釣れた。ダンゴ釣りでも、磯でのウキ釣りと同じように、エサ取りの様子を観察しながら本命の気配を感じ取れることが分かった。
  • サシエは、柔らかいサシエが良くなってきている。岩虫の食いが良いのは驚きだった。サナギのアタリはほとんどなく、コーンでは皆無だった。これからの時期、この傾向は続くと思う。

これでもクロダイ釣りに通い始めた1年目の去年は、ボーズになる日の方が多かった。今年は、ボーズを回避できているだけ、まだまし。でも、やっぱり、まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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