2023年4月22日、能登穴水の麦ケ浦筏、クロダイの釣果
クロダイ39㎝、36㎝、32㎝の3枚。ほか30㎝未満のチンタ2匹。
この時期にしては、ちょっと不満足な結果でした。
この日の作戦は?
先週は、麦ケ浦にて、2023年、年無クロダイ第一号。
乗っ込み時期なので、水深が浅い山側の筏が良いだろう、との読みが的中。
で、今週も、大物釣果を期待して、水深が深い冲筏でのマダイ狙い。
穴水湾では、3月すでに、ボラ待ちやぐら付近で、マダイの釣果があったと聞いている。
麦ケ浦では、ちょっと早いかな?と思いつつも。
で、マダイ狙い、と言っても、これまでのクロダイ釣りと同じやり方。
マイナスウキで、底付近で、マキエとサシエを合わせる作戦。
今週もラッキーがあるかどうか?
潮周りと天気
潮周りは、中潮。4時55分満潮、10時7分干潮、15時6分満潮。
予想天気図は、西高東低。
まるで冬型の気圧配置のようだ。
北風が寒そう。
天気予報は、晴れ。
でも、最高気温は13℃。
風は、北風2mから4mの予報。
絶対に寒い。
実釣記録
ポイント
この日は、水深20mの沖筏。
天気は良好。
ただし、朝から風が冷たい。
エサ
マキエは、いつも通り、配合エサ入りのマキエとオキアミだけのマキエ。
配合エサ入りのマキエは、オキアミ1角、アミ1角にチヌパワームギスペシャル、チヌパワー日本海。
この日は、チヌパワームギスペシャルとチヌパワー日本海との、差異を比較することに。
写真の左側はムギ、右側は日本海。
ムギの方が、粉の粒子が細かくて、多めの海水が必要。
で、ムギの方が凝集性が高い。
つまり、マキエを遠投しやすい。
一方、日本海は、それほど凝集性は高くない。
けれど、粉の粒子の比重が大きいそう(重い感触)。
海中での沈降速度が速いそう。
写真右のバッカンは、これらを1つにまとめた。
ムギを混ぜたのは写真上側、日本海を混ぜたのは写真下側。
写真左のバッカンは、いつものオキアミだけのマキエ。
で、比較した結果は、配合エサ入りのマキエ二種類で、釣れるか釣れないかの比較は、あまり差異を感じられなかった。
というか、この日、あまりにアタリが少なかったので、分からなかった。
なので、また改めて比較検証してみようと思う。
海水温
海面の水温は、9.2℃。
北風で寒いので、明らかに水温が低い。
海底の水温は、12.0℃。
先週、山側の筏で13.0℃だったので、それよりも低い。
タックル
竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。
リールは、ダイワ銀狼。
道糸は、サンラインビジブルフリー2号。
ウキは、キザクラ大知遠投60 LL-000。
ハリスは、先発、サンライントルネード松田スペシャルブラックストリーム125を10m。
道糸とハリスとは、電車結びで直結。
ハリは、がまかつチヌ1号。
で、このタックルでゴム管付きオモリをハリにつけて、まず底取り。
底プラス2ヒロに渓流釣り用の目印。
これでハリス10mの1000釣法、全層沈め釣りの準備完了。
実釣
6時39分、サシエをオキアミにして第一投。
道具を準備しながら、筏の周りに十分にマキエをしたので、一投目からくることを期待。
マイナスウキが着底した頃合いに、竿先を持ち上げる。
で、ゆっくりと沈める。
マイナスウキが着底した頃合いから、10秒待つ。
竿先を持ち上げる。
この誘いを三回。
アタリがなくて、仕掛けを回収すると、サシエがそのまま。
同じパターンで、筏の周りを丁寧に探る。
竿先が入った。
でも、それほど強くない。
7時31分、クロダイ39㎝。
銀色で、スリムなクロダイだ。
まだ乗っ込みではない。
その後も同じパターンで、筏の周りを丁寧に探る。
でも、アタリなく、仕掛けを回収すると、サシエがそのまま、というのが続く。
やっとアタリ…
8時36分、クロダイ32cm。
サイズアップしない。
9時34分、根魚。
ハリスをサンライントルネードVハード1号に細くする。
11時15分、チンタ。
12時16分、チンタ。
12時52分、銀色で、スリムなクロダイ36㎝。
湾内にいたのではなく、外から入ってきたクロダイかな?
この日は、終始、1匹釣れても単発。
後が続かない。
14時、納竿。
帰りの船で、水深の浅い筏で釣っていた方が、沢山のクロダイを持っていた。
やはり、この時期、浅いところが良さそう。
この日の振り返り
ポイント選び
先週と比較すると明らかに、この日は、ポイント選びを間違えた。
先週も、それほど魚の活性が高いわけではなかった。
魚の気配があったのは、ほんの一瞬だったが、
今週は更に、魚の気配が感じられなかった。
サシエのオキアミが、ほとんど触られずに、そのまま戻ってくる状況が続いた。
海底の水温は、12.0℃で、先週、山側の筏で13.0℃だったので、それよりも低かった。
このことから、麦ケ浦の沖筏は、まだ、海底の水温が低く、マダイどころか、クロダイの活性の活性も低かった、と考える。
ここでは、水深が深い場所から、海底の水温が上がっていくのではなく、
水深の浅い場所から、海底の水温が上昇するのかもしれない。
潮通しが悪い場所なので、湾外から暖かい潮が入ってきて、海底の水温が上昇するのではなく、
太陽に照らされた浅場から徐々に水温が上昇して、水深の深い場所の水温が上がるのは、後になるのかもしれない。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。
あとがき
南ウキの浮力ばらつき
これまで、このブログで、南ウキが良いと、おススメしていたが、撤回します。
南ウキは、おススメできません。
なぜならば、浮力のバラツキが大きい。
写真は、すべて南ウキ00号。
左三つは、南ウキキングモデル00号。
右四つは、南ウキチヌスペシャル00号。
上段二つは、水道水で浮く。すなわち、0号。
中段四つは、水道水で沈むが、海水で浮く。すなわち、00号。
下段一つは、海水で沈む。すなわち、000号。
同じ00号の表示であっても、これだけ浮力のバラツキが大きいと、
実際の釣り場で困ってしまう。
浮力の品質管理を、しっかりやってもらいたいものです。
シーバス釣りのシーズンイン
そろそろシーバス釣りの時期になりました。
毎週、土曜はチヌ釣り、日曜はシーバス釣り、と忙しくなってきます。
まだまだシーバス釣りは初心者なので、チヌ釣りほど、釣果は上がりません。
2022年は、正直、1本しか釣れませんでした。
なので、オフシーズンの間、いろんなルアーを買い込んでしまって、ルアーボックスは満タン。
2023年目標、まずは10本。
もし釣れれば、このブログにも掲載していこうと思っています。
がんばろー!!!
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