2023年5月28日、クロダイの釣果
クロダイ39㎝1枚。
ちょっと不満足の釣果だが、久々の地磯、
丸ボーズにならなかっただけ上出来。
能登地磯のウキ釣り
今週、土曜午前は、町内会役員が担当するアメシロ薬剤散布作業。
魚釣りを理由にして、サボるわけにはいかない。
なので、土曜午前のチヌ釣りはあきらめて、土曜午後、能登に向けて出発。
土曜は、夕マズメの釣り、能登で泊まって、日曜は、朝マズメの釣りの予定とした。
で、どこで釣りをするか、だが
いつもの島田渡船さんは、しばらくお休み。
なので、能登の地磯でウキ釣りをすることに。
地磯の釣りでは、釣り場選びが、釣果を決める重要な要素。
天気予報は、
土曜夕方は晴れ。風は、南西で微風。波は、0.5m。
日曜朝はくもり。風は、南西で2mのち4m。波は、徐々に高くなる予報。
潮位グラフは、こんな感じ。
土日とも小潮で、あまり潮が動かない。
自分は、能登の地磯でクロダイ釣りをする場合、大きく3方面、
①富来、門前、輪島などの外浦、
②穴水、
③能都町、
に分けて考える。
当日の天候、風波等、実際の海の様子を見て、どの釣り場にするかを選ぶ。
今週は、①の外浦で釣りたいと思っている。
さあ、どこでやろうか?
実釣記録
5月27日、門前町深見
ポイント
のと里山海道を西山インターで降りて、249号線を北に向かって走る。
門前の海岸線は、わずかだが波が残っている。
どこでも竿を出せそうだ。
門前を過ぎて、輪島の上大沢まで出た。
ここまでくると波はなくなっている。
ならば、門前に戻ろうか。
15時55分、降りた場所は、深見漁港の手前の磯。
向こう側に見えるのは関野鼻。
こっちに見えるのは猿山灯台。
手前に見える、のり畑でも竿が出せそうだったが、何となく、こっちにした。
グーグルマップだと、この場所。
波は低いが、わずかにサラシが出ていていい感じ。
エサ
マキエは、オキアミ1角とチヌパワー日本海1袋を混ぜたもの。
サシエは、生オキアミと、くわせ丸エビ。
タックル
竿は、がまかつマスターモデル2チヌ L-50。
リールは、ダイワ銀狼。
道糸は、サンヨーナイロン アプロードディテール2号。
いま、サンライン以外のラインを色々お試し中。
自分で実際に使用してみて、一番良いメーカー、タックルを見極めようと思って。
このメーカー、サンヨーナイロンは、ルアーフィッシングの超有名プロ、村田基さんや、
磯釣りでは、高橋哲也さんが監修している。
あまり知られてはいないように思えるが、何となく良さそうに見えたので。
ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。
これはカセ釣りで、ウキを沈めて釣っていた時のウキよりも、少し浮力のあるもの。
南ウキは浮力のバラツキが大きいので、予め選別してある。
で、磯釣りだと、道糸の重さで、ウキが沈むやすいので、少し浮力のあるものを選択。
ハリスは、サンライントルネードVハード125。
鈎は、がまかつチヌ1号。
実釣
16時20分、釣り開始。
いきなりフグ。
フグ。
フグ。
オキアミは瞬殺。
マキエの近くは、フグのタナは浅い。
マキエから離すと、深いタナでフグ。
足元でも、遠投しても、フグしか食わん。
くわせ丸エビに変えても同じ。
どこに投げても、フグしか釣れん。
こんな時に、案外、ネリエが底まで届けば、チヌが食ってくる場合がある。
だけど、この日はネリエは、車の中に置いてきた。
19時2分、まだ明るいけど、あきらめて納竿。
明日のためにネリエを多めに買ってこなければ。
5月28日、輪島市上大沢
ポイント
4時13分、輪島市上大沢の地磯に着いた。
グーグルマップだと、この場所。
まだ、若かったころは、ここで30分くらいかけて
重いマキエを持って、歩いて、有名な地磯にこだわっていた。
もはや、そこまではできなくなった。
ここは、歩いて、せいぜい5分程度。
おととしに何回か来た釣り場(2021年5月4日、2021年5月23日、2021年5月30日)。
エサ
マキエは、オキアミ1角とチヌパワー日本海1袋を混ぜたもの。
サシエは、生オキアミ、ボイルオキアミ、ネリエ。
ネリエは、食い渋りイエロー。
ネリエ1個じゃ、とても足りないだろうと、
前日、釣りを終えた後すぐに、穴水の釣り侍に買いに行ったのだが、もう店が終わっていた。
本当は、もう少しネリエがあった方が良いのだが。
タックル
前日と全く同じで、
竿は、がまかつマスターモデル2チヌ L-50。
リールは、ダイワ銀狼。
道糸は、サンヨーナイロン アプロードディテール2号。
ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。
ハリスは、サンライントルネードVハード125。
鈎は、がまかつチヌ1号。
実釣
波は、ほとんどなく、風波で海面が揺らめいている程度。
4時半、釣り開始。
ここでも、やはりフグだらけ。
オキアミ、ボイルオキアミでは瞬殺、釣りにならない。
どこに入れてもフグ。
足元でも、遠投しても。
マキエから離しても。
ならば、とネリエに切替。
ネリエのサシエが残っていれば、ウキは沈んでいくが、
サシエがなくなれば、ウキが沈んでいかないくらいにガン玉を調整。
点在するシモリを、あっちこっち探る。
竿先が入った。アタリ…
5時46分、何とかクロダイゲット。
丸ボーズにならなくて良かった。
乗っ込みクロダイでなく、ほっそりとしているが
しっかり引いて元気なクロダイだった。
久々外浦のクロダイ。
で、このあとも、ネリエで探るが、いかんせん、ネリエは1個しかない。
ネリエの切れ目が、釣りの切れ目。
7時、早々にネリエなくなったので、残念ながら納竿。
向こう側、刑部岩には、2名、その奥の磯にも2名、渡船で渡って釣りをしていた。
こっちの大長手でも、釣りをしている人が見えたし、
こっち側の奥で、渡船で渡っている人もいたような。
最近は、こうなんだろうか?
上大沢近辺では釣り人がいっぱいでした。
結局、クロダイ1枚だけで、ちょっと不満足の釣果。
でも、久々の地磯に来て、丸ボーズにならなかっただけ上出来。
良い釣り日和でした。
この日の振り返り
ネリエが必須の季節
今回、深見、上大沢、いずれもネリエがなければ釣りにならない状況だった。
きっと、クロダイの群れがマキエに寄ってくれば、フグは蹴散らされて
オキアミでも釣りになるのだろう。
でも、この日釣れたクロダイは、群れのクロダイではなく、単独でマキエに寄ってきたクロダイなんだろう。
“フグの下にクロダイ”というケースだったと思う。
で、そういう場合は、ネリエが必須になる。
ついこの間まで、オキアミで釣っていたのに、と思うところだが、
季節が変われば、海の中も変わる。
それに応じて、釣り方も変えなければ。
遠投釣法が必要
地磯で釣る場合、足元がポイントになることは、滅多にないと思っている。
理由は、地磯の足元で、そんなに良い潮が流れていることがないからだと考えている。
潮流は、沖ほどよく流れていて、際に近づくほど流れなくなる。
だから地磯で釣る場合は、遠投釣法が必要だ。
でも、自分は、これが大の苦手。
足元だと、ウキはよく見えるし、
サシエとマキエを同調させるのは簡単だし
また、アタリも取りやすい。
けど、遠投釣法だと
ウキが見えないし
サシエとマキエを同調させるのが難しいし
さらに、アタリが取れない。
ウキを遠投し、同じところにマキエを打っても
ウキは、どんどん流れて、マキエとは全然違ったところを流れている。
いつの間にか、サシエはエサ取りに取られてない。
というのを繰り返して、結局、何も釣れない
というのが典型的なパターン。
なので、遠投釣法を勉強しないといけないと思っている。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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