2023年5月20日、クロダイの釣果
クロダイ42㎝、38㎝、37㎝、35㎝、35㎝、32㎝、31㎝、計7枚。
その他、チャリコ(マダイ)2匹、サンバソウ1匹、カワハギ1匹、アジ2匹、チンタ3匹。
本命マダイは、またも不発。
みたびマダイ狙いに挑戦
この日は、いつもの長浦、島田渡船さんで、手漕ぎボートの釣り。
先々週、先週に続き、みたびマダイ狙いに挑戦。
先週の振り返りを踏まえて、この日の作戦は
1.タナは、底にこだわらず、中層から底までを広く探る。
2.落とし鉛は、重いのから、ノーシンカーまで、何でも試す。
3.マキエは、一気にまかずに、できるだけ分散して、サシエとマキエを同調させるように。
4.そろそろエサ取りが出てくるかも、とエサ取り対策として、ボイルオキアミを準備。
さあ、大型マダイの顔を見られるか、どうか?
能登釣行前にチェック
潮周りは大潮。
でも、潮位グラフを見ると、潮位の変化が大きいのは、夕方から夜。
釣りをする時間帯では、
6時から10時までは、ほとんど潮が動かず
10時から15時までは、少し潮が少し動くことになる。
とすれば、大潮といっても、それほど潮が動かないのかも。
予想天気図では、日本海側は高気圧だが、太平洋を低気圧が通過する。
その低気圧の影響が、あるのか、ないのか。
天気予報は、おおむね晴れ。
風は、一日2mとなっている。
ずっと、この程度ならば、心配ないのだが。
実釣記録
エサ
マキエは、オキアミ1角、チヌパワー日本海1袋。
これを、前半後半の2バッチ。
サシエは、生オキアミとボイルオキアミ。
ポイント
5時48分、出港。
マキエを準備して、荷物を積み込んで、
自分のペースでボートを出せるところが良い。
こんな感じでボートを漕いでいく。
6時3分、到着。先週、先々週と同じポイント。
この日、目の前に、いつものマダイ釣りの名人の方が、すでに釣りをしていた。
アンカーを沈めて、こんな風に。
この方は、いろいろな場所で、アンカーを沈めてやっている。
ここもポイントの一つなんだろうか。
この方の釣り方については、直接お話を聞いているが、
ご本人は、場荒れするのが嫌なので、あまり人に言いたくないとのこと。
なので、このブログでは公開しないので、悪しからず。
タックル
竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。
リールは、シマノハイパーフォースBBX1700DXG。
道糸は、シマノPEG5+0.8号。
ウキは、南ウキチヌスペシャル00号。
ハリスは、先発は、シーガーグランドマックス1.2号。
鈎は、がまかつチヌ1号。
海水温
この日も海面のみ測定、18.4℃。
実釣
6時37分、釣り開始。
1投目は、落とし鉛ガン玉BB、生オキアミで。
大潮の割には、潮流は緩い。
また、底潮は、右から左に。風、上潮は、左から右に。当たり前の二枚潮。
回収すると、オキアミはそのまま。
ガン玉が軽すぎると考えて、
2投目、ガン玉4B追加して、落とし鉛BB+4Bに。
回収するとエサがない。
3投目、底より上でアタリ…鈎掛りしない。
このあと潮は、当て潮になってくる。
ツインブリッジ方向に遠投して、サシエが、当て潮に流さて、
丁度、足元直下で、サシエが底に届くように。
回収すると、オキアミがかじられていた。
当て潮が、どんどん強くなってきた。
魚の気配は感じるが、当て潮で釣りにくい。
正面は釣りにくいので、背中側、牡蠣棚の向こう側にサシエを投入。
7時58分、やっと1枚目。
ただ、カセと違って、ボートは不安定なので、牡蠣棚の向こう側でかけると、タモ入れが大変。
やっとこさ取り込んだ。
このあと、当て潮が緩んできた。
なので、正面狙いに戻す。
8時16分、小さいカワハギ。タナは底上。
8時22分、チンタ。
潮がどんどん緩くなったので、ガン玉4Bを外して、落とし鉛をBBだけにする。
さらにハリスを1号に落とす。
底上2ヒロくらいでアタリ…
8時43分、チャリコ(マダイ)。
8時51分、クロダイ2枚目。
潮が止まってきたので、ガン玉BBを外して、
ハリスにハリコミ小次郎7をつけて、オモリは、これだけに。
9時5分、極小チャリコ(マダイ)。
軽すぎるのか?
落とし鉛Bを追加。
9時14分、クロダイ3枚目。
でも、型がイマイチ。
ハリスのハリコミ小次郎7を外してみる。
このあと回収すると、サシエがなくなっていることが度々。
エサ取りなのか?
なので、サシエにボイルオキアミを使ってみる。
すると、回収すると、サシエがそのまま。
生オキアミをつけると…
9時52分、クロダイ4枚目。
大潮の潮止まりなのか、まったく潮が動かなくなった。
10時20分、チンタ。
10時51分、アジ。
アジ対策で、ボイルオキアミ2尾掛けを試す。
アタリ…ハリ掛りせず。
ボイルでも食わないことはない。
潮が動き始めた。
ガン玉4Bを追加して、落とし鉛B+4Bに。
回収するとオキアミがない。
魚の気配はある。
潮が緩んだので、ガン玉4Bを外して、落とし鉛Bだけに。
12時、チンタ。
今度は、ガン玉を外して、ノーシンカーで。
アタリ…牡蠣棚に向かって横に走った。
…プッツーン。
それほど重量感がなかったので、青物だろうか?
再度、ノーシンカーで。
回収するとオキアミはそのまま。
落とし鉛ガン玉4Bに。
12時54分、サンバソウ。こいつは美味しいのでお持ち帰り決定。
それにしても、サンバソウは、大きくなったらどこに行くのだろうか?
というのは、ここ長浦では、このあと秋になると、牡蠣棚に小さいのがいっぱいついている。
でも、大きくなったイシダイの釣果を聞いたことがない。
成長すると深いところに行ってしまうのか、なぞ。
で、このあと、ボイルオキアミと生オキアミを交互に試してみる。
やっぱりボイルの方が、エサが残りやすい。
13時41分、アジ。
14時16分、クロダイ5枚目。久々。サシエは生オキアミ。
イマイチ釣れないので、細ハリス08号に。
マダイはあきらめても、せめて、少しでも大きいクロダイが釣りたいとの思いで。
14時29分、クロダイ6枚目。タナは底よりも10m上。サシエは生オキアミ。
やっとこさ40オーバー。
15時15分、クロダイ7枚目。サシエは生オキアミ。
15時30分、納竿。
雨は降らず、風も、そよ風程度で、良い釣り日和でした。
クロダイは7枚。そのうち40オーバーは1枚。
その他、チャリコ(マダイ)2匹、サンバソウ1匹、カワハギ1匹、アジ2匹、チンタ3匹。
本命マダイは、またも不発。
この日の振り返り
釣果と、その時の仕掛け
この日の釣果と、その時の仕掛けは以下の通り。
6時37分、釣り開始。
7時58分、クロダイ1枚目(ハリス1.25、BB+4B)
8時16分、小さいカワハギ(ハリス1.25、BB+4B)。底上。
8時22分、チンタ(ハリス1.25、BB+4B)
8時43分、チャリコ(ハリス1、BB)。底上2ヒロ。
8時51分、クロダイ2枚目(ハリス1、BB)
9時5分、極小チャリコ(ハリス1、ハリコミ小次郎7)
9時14分、クロダイ3枚目(ハリス1、B+ハリコミ小次郎7)
9時52分、クロダイ4枚目(ハリス1、B)
10時20分、チンタ(ハリス1、B)
10時51分、アジ(ハリス1、B)
12時、チンタ(ハリス1、B)
12時54分、サンバソウ(ハリス1、4B)
13時41分、アジ(ハリス1、4B)
14時16分、クロダイ5枚目(ハリス1、4B)
14時29分、クロダイ6枚目40オーバー(ハリス0.8、4B)。タナは底よりも10m上。
15時15分、クロダイ7枚目(ハリス0.8、4B)
この日の作戦は、以下の通り。
1.タナは、中層から底までを広く探る。
2.落とし鉛は、重いのから、ノーシンカーまで。
3.できるだけサシエとマキエを同調させるように。
ウキ釣りで、自分がやれることは、ほぼ、やったと思っている。
また、ハリスも、1.2号から1号、さらに0.8号まで細くした。
で、結果、マダイが釣れなかったのは、もはや、潮が緩かったからでは?
しかないと思っている。
この日は潮位グラフの通り、釣りをしている時間帯の潮位変化は、わずか。
潮が動かないときはマダイが釣れないのかもしれない。
ハリス0.8号ならシーガーしか使えない
この日、後半に細ハリス0.8号を使用。
何とか40オーバーを釣ることができた。
マダイ狙いだと正直、不安だが、クロダイならば何とかなりそうな気がする。
もっともハリスが障害物に擦れないことが大前提。
あとは結び目、道糸との結束部と鈎との結束部。
ここを丁寧に締め上げることが必要。
で、最近使用しているシーガーグランドマックス、
こいつは、この締め上げる時に、糸の表面が滑らかで、とてもスムーズに締め込むことができる。
具体的には、いったん結んで、粗々締めて、最後に、つばで濡らして、締め上げるときに
この粗々締める時の滑りが、とても良い。
なので、きれいに結ぶことができる。
これがシーガーの言っている二重構造の効果なんだろうか。
また、使っていて何となく他社品よりも太い気がする。
想像だが、太い=細いところがない、
で、太さのバラツキが少ないように感じる。あくまでも感覚だが。
で、この良さの裏付けとして
1.1971年から発売していて、世界で一番長くやっていること
2.原材料の樹脂を自社で製造していること
これらの事実から、シーガーが、フロロカーボンハリスでは、圧倒的に技術力が高いことがうなづける。
0.8号という細ハリスになればなるほど、品質のバラツキがないものが必要となり、
ハリス0.8号ならシーガーしか使えない、と言わざるを得ない。
シーガーグランドマックスは、ぜひ、おススメです。
まだまだ未熟。
もっと勉強しなければ。
あとがき
島田渡船さんが1か月お休みとなった。
島田さんには、しっかり、お体を治していただきたいところ。
また、麦ケ浦の道辺さんも、お体を悪くされて、しばらくお休みされている。
道辺さんにおいては、もう廃業しようか、と迷っておられた。
お二人とも、それなりのご高齢。
いよいよ心配していたことが、現実になってきた。
しばらくは、地磯に行くか、別のカセ、筏を開拓していくつもり。
ただ、能登の過疎化、高齢化は、ますます進行している。
この先の将来においても、能登でチヌ釣りを続けていくには、
何か考えていかなければならない…
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