能登は乗っ込みチヌ本番、オキアミのウキ釣りで腹パンクロダイ11枚

ボート釣り

2023年5月13日のクロダイの釣果

クロダイ42㎝、39㎝、37㎝×3、33㎝×5、30㎝、計11枚。

ほかチンタ3匹、マダイ(チャリコ)1匹、アジ1匹。

マダイ狙いに再挑戦

先週に引き続き、手漕ぎボートで、深浦のマダイ釣りに再挑戦。

島田さんの釣果情報を見ると、今週も、またマダイ52㎝の釣果あり。

いつもの名人とは別の釣り人。

島田さんによると、釣り方も、いつもの名人の釣り方とは、また別の釣り方、とのこと。

で、実際に二人ともウキ釣りではない。

でも、自分はウキ釣りで釣りたい。

ウキ釣り師としてのこだわり。

なので、オキアミのウキ釣りでマダイ狙いの再挑戦。

で、ここで課題は、激流への対応。

対策は、先週の振り返りを踏まえて、以下を考えた。

1.道糸を細糸PE0.8号に。強烈な二枚潮になっても、上潮に道糸を持って行かれにくいように。

2.道糸は、できるだけ一直線に。ムダに緩めない。必要ならばマイナスウキの2段ウキも。

3.落とし鉛は、中通しオモリではなく、ガン玉4B使用。その時その時の潮流によって調整する。いちいちラインを切って結び直すのは避けたい。

4.パラパラオキアミは、止め。ここでは上潮に流されて行ってしまうので、意味ない。重い配合エサで一気に沈める。

能登釣行前にチェック

潮周りは、小潮。327干潮、1204満潮。

予想天気図では、日本列島全体が、ほぼ高気圧。

ただ、西から低気圧が接近してくるので、その影響が、ちょっと心配になる程度。

風は心配なさそう。

天気予報では、一日くもり。

風は、そよかぜ。

やっぱり、雨降りが、ちょっと心配。

能登長浦手漕ぎボートでのウキ釣り

エサ

マキエは、オキアミ1角にチヌパワー日本海1袋。

前半、後半で、これを2バッチ。

パラパラオキアミは止めて、配合エサ入りのマキエ1本にする。

サシエは、気温が高くなって、生オキアミの劣化が早くなったので

生オキアミをサシエにするのが厳しくなってきた。

なので、加工オキアミ。

サイズはLL。

LサイズよりもLLサイズの方が、鈎にさしやすく、

また、クロダイへのアピール力が大きいような気がする。

それと、加工オキアミの、赤と黄色。

色の違いなのか、匂いなのか、流れ方なのか、分からないが

何となく、色がないオキアミとは、食いが違うような気がしている。

なので、今回も、試してみる。

ポイント

5時40分、自分のペースで準備ができたら、手漕ぎボート出港。

風がないので漕ぐのがラクチン。

6時、ポイント到着。

先週と同じ場所。

一番手前の牡蠣棚の奥側で手漕ぎボートを固定。

タックル

竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。

リールは、シマノハイパーフォースBBX1700DXG。

道糸は、シマノPEG5+0.8号。

ウキは、南ウキチヌスペシャル00号の海水で沈むやつ。

ハリスは、マダイ狙いなので太目。

サンライン松田スペシャルブラックストリーム125 2ヒロでスタート。

PEラインを、ウキ、クッションゴムの順に通して、サルカンに漁師結び4回回し+イモムシ結び3回で結束。

インターネットで調べると、漁師結びは、5回回し、とか6回回し、とか書いてあるけど、自分はキレイに結べて、強度が維持できる、できるだけ少な目が良いと考えている。

5回回し、しても、結び目にダンゴができていれば意味がない。

で、効果があるかどうかは分からないが、漁師結びの端糸を、イモムシ結び3回で、締め上げている。

で、次にサルカンに、ハリスを結束。

これは、クリンチノット4回回し。

これも、インターネットでは、5回回し、とか6回回し、とか書いてあるが、漁師結びと同じく、キレイに結べて、強度が維持できる、できるだけ少な目が良いと考えている。

なので、4回回し。

4回回して、軽く締めて、つばで濡らして、ゆーっくり、少しずつ締め上げる。

ここで、急いで締め上げると、摩擦熱で劣化するのか、軽く引っ張っても、すぐに切れてしまう。

必ず締め上げた後に、ちょっと強く引っ張って点検する必要あり。

細糸で、勝負する場合、結び方が、とても重要だ。

なので、たとえ時間がかかっても、丁寧に結ぶのが良い。

海水温

海面の水温は、16.4℃。

この日も、海底水温は測定せず。

ボートの上は、不安定で動きにくいので省略。

実釣

6時5分、マキエ投入開始。

あれ???

潮の流れが緩い。

マキエが、ほぼ真下に沈んでいく。

先週は、大潮だった。

今週は、小潮。だからなのか???

こんなに違うのものか、と改めて。

で、道具の準備にかかる。

で、準備できたら、ゴム管付きオモリを鈎にさして、底取り。

先週と違って、潮が緩いので、ゴム管付きオモリ1.5号1個で十分。

で、底プラス2ヒロの道糸位置に、渓流釣り用の目印をつける。

電車結び4回回し。

これも5回、6回回すと、キレイに仕上がらない場合があり、結び目にダンゴがあると、かえってズレやすい。

なので、4回回しに。

で、目印糸も、つばで濡らして、ゆっくり締め上げる。

しっかり締めても、魚がかかって、やり取りをすると、どうしても目印糸の位置がズレてしまう。

釣れないときに、改めて、底取りをして、目印糸の位置を確認すると、ズレている場合が多い。

なので、目印糸の位置は、とても重要だ。

6時34分、潮が緩いので、落とし鉛を、先ずはガン玉BBにして

加工オキアミを鈎にさして1投目投入。

底付近で、コツン、とアタリ。

鈎掛りせず。

ラインが緩み過ぎなのか?

なので、落とし鉛にガン玉4B追加。BB+4Bに。

チヌパワー日本海は、マルキューによると、10秒間に3m沈下するとのこと。

この釣り場の水深は、20m超。

なので、仕掛けを投入して、サシエを沈めて、18m沈んだら一旦、そこでストップ。

ここで、マキエをする。

道糸の角度を見て、サシエの位置を想像して、広範囲にマキエを10杯くらい投入。

で、その後に、60数える。

そうすると、おそらくマキエは18m沈んで、サシエと同じくらいの水深だろう。

それから、改めて、サシエを沈め始める。

こうすることで、マキエとサシエが同調して、マキエの帯のあとに、少し遅れて、サシエが沈んでいくのをイメージ。

7時28分、マキエが効いてきたのか、やっとクロダイ1枚目。タナは、ほぼ底。

重量感のある腹パンクロダイだ。

7時53分、クロダイ2枚目。やっぱり深い。

8時8分、クロダイ3枚目。

こいつは、底でアタリがないので、サシエを持ち上げたら、その途中で食ってきた。

なので、タナは底上。

で、サイズダウン。

タナが浅いと型が小さいのか?

と考えて、ハリスにハリコミ小次郎7をセット。

8時24分、クロダイ4枚目。少しサイズが戻った。

ならば、ハリコミ小次郎4に変更。

8時41分、クロダイ5枚目。

9時、クロダイ6枚目。

どのクロダイも腹パンで重い。

その後、潮が緩んできたので、落とし鉛を4Bに。そしてハリコミ小次郎を外す。

9時33分、クロダイ7枚目。

潮が緩いので、落とし鉛をBBに。

10時4分、マダイ(チャリコ)だ。

ボクちゃんでなく、お父さんお母さんに来てほしいところ。

10時28分、チンタ。

10時47分、チンタ。

今度は、潮が走ってきた。

落とし鉛に4B追加。BB+4B。アタリなし。

さらに、4B追加で、BB+4B×2。アタリなし。

タナがあっていないのか?

潮が緩んできた。落とし鉛をBBに。アタリなし。

ハリスを細く、1号に変更。

潮が動いてきた。落とし鉛BB+4Bに。

11時36分、やっと来た。クロダイ8枚目。

12時46分、チンタ。

潮が緩んだ。落とし鉛4Bに。

13時10分。クロダイ9枚目

13時23分、クロダイ10枚目

潮が動いてきた。落とし鉛を4B+4Bに。

13時45分、クロダイ11枚目。

14時、納竿。

時々、やや強い風が吹いた時があったが

おおむね、そよ風。

幸い、雨も降らず、時折日差しがあり、暑いくらい。

残念ながら、この日も狙いの大型マダイは釣れなかった。

でも、中型クロダイだけど、腹パンで重量感がある乗っ込みチヌの数釣りができて

良い釣り日和でした。

この日の振り返り

激流対応

この日は、道糸を細糸にして、かつ、できるだけ一直線にするように意識して、二枚潮に道糸が持って行かれて、”つ”の字になることがないようにした。

また、落とし鉛に、ガン玉を付けたり、足したり、外したりして、しっかりサシエを底まで到達させるようにした。

で、結果、釣果と、その時の落とし鉛は、以下の通り。

6時5分、マキエ投入開始。

6時34分、1投目投入(BB)

7時28分、クロダイ1枚目(BB+4B)

7時53分、クロダイ2枚目(BB+4B)

8時8分、クロダイ3枚目(BB+4B+ハリコミ小次郎7

8時24分、クロダイ4枚目(BB+4B+ハリコミ小次郎7

8時41分、クロダイ5枚目(BB+4B+ハリコミ小次郎4

9時、クロダイ6枚目(BB+4B+ハリコミ小次郎4

9時33分、クロダイ7枚目(4B)

10時4分、マダイ(チャリコ)(BB)

10時28分、チンタ(BB)

10時47分、チンタ(BB)

アタリなし(BB+4B)

アタリなし(BB+4B×2)

アタリなし(BB)

11時36分、クロダイ8枚目(BB+4B)

12時46分、チンタ(BB+4B)

13時10分。クロダイ9枚目(4B)

13時23分、クロダイ10枚目(4B)

13時45分、クロダイ11枚目(4B+4B)

14時、納竿。

ここで、自分が気になるのが、

10時47分、チンタ(BB)を釣ったときから、

11時36分、クロダイ8枚目(BB+4B)を釣るまでの時間、

潮が走っていたときに、アタリがなかったこと。

仕掛けを回収すると、サシエのオキアミがそのまま残ってきた。

魚がいなかったとは思いたくない。

もしかして、大型マダイが寄ってきていて、単にタナが合っていなかったから、アタリがなかったかもしれない。

とすれば、タナを底と決めつけていたのが悪かったように思える。

また、落とし鉛も、サシエを底まで到達させることを優先していたので、重すぎて、仕掛けが立ち過ぎていたのかもしれない。

ハリコミ小次郎については、良いのか悪いのか分からない。

次回は、底にこだわらず、もう少し大胆に、いろいろなことを試してみようと思う。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。



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