10月能登チヌ釣り、エサ取りに苦戦、クロダイ38cm32㎝の貧果

ボート釣り

2024年10月5日、クロダイ釣りの釣果

クロダイ38cm32㎝の貧果。

エサ取りに苦戦しました。

次回、がんばろー!

この日のチヌ釣りの作戦

この日も、いつものカセ釣りの島田さん

先週、釣りを終えたあとに、島田さんから山立てというのを教わった。

赤灯台よりも、もう少し南側に29mポイントというのがあり、

最近、そのポイントを船で通ると、魚探で大きな魚の群れが見えるとのこと。

山立てをグーグルで調べると、以下の通り。

船やボートなどの水上での釣りにおいて、陸上の山や岬、煙突などの目印を複数決めて、その目印が交わる位置でポイントや自分の位置を確認する操船技術です。昔から使われており、今も使われています。

目印は、

・能登島の三角屋根の建物とツインブリッジの橋脚

・長浦のトタン屋根の建物

この目印の交点が29mポイント。

この日の作戦は、そこで、釣ること。

さあ、大チヌ、大マダイがいるだろうか?

チヌ釣り記録

エサ

マキエは、いつものオキアミ1角、アミ2角、

チヌパワームギスペシャル1袋、チヌベスト2袋。

サシエは、ネリエのホットイエローと加工オキアミ。

あと、写真にはないけど、ネリエの高集魚レッド。

最近、ブログのコメントで、私がいつも使っているネリエ、

食い渋りイエローと海上釣り堀用のマダイイエローと、

どう違うのでしょうか?

とのご質問をいただきました。

でも、これまで海上釣り堀用のネリエは、使ったことがなかったので、

今回、試してみることに。

ただ、近所の釣具屋さんには、マダイイエローはなくて、

類似商品のホットイエローがあったので、今回これを試してみる。

タックル

竿は、がま磯チヌ競技スペシャルⅣ1.25号。

リールは、ダイワタトゥーラSVTW。

道糸は、シマノピットブル4 0.8号。

ウキは、キザクラジーモーション000号。

ハリスは、シーガーグランドマックスFX1.75号。

鈎は、がまかつ真鯛王7号。

底取りの目印糸は、シマノ撥水目印サイズ細。

海水温

海底の水温は、21℃。

海面の水温は、20℃。

ここ最近、以下のように海水温が急激に低下している。

海底の水温 海面の水温
2024年8月24日 28℃ 28.5℃
2024年9月7日 27℃ 27℃
2024年9月14日 28℃  28℃
2024年9月26日 25℃ 25℃
2024年10月5日 21℃ 20℃

これは魚の食いに影響するかも。

いや、影響するに違いない。

実釣

6時20分、出港。

7時1分、ポイントに到着。

・能登島の三角屋根の建物とツインブリッジの橋脚

・長浦のトタン屋根の建物

この目印の交点。

ほかの方向は、こんな感じ。

一列目の牡蠣棚が、もうすぐの場所。

7時10分、マキエ開始。

7時33分、ホットイエローで釣り開始。

ネリエでは、全く反応がない。

早々にサシエをオキアミに切り替え。

でも、底まで沈めたオキアミが、そのまま戻ってくる。

8時18分、クロダイ32cm。

やっとこさ、小さいクロダイ。

でも、あとが続かない。

10時11分、29mポイントは、あきらめ。

場所移動。

10時42分、深浦の牡蠣棚に。

先週、牡蠣貝がたっぷり付いた場所だと

エサ取りが多くて釣りにならなかったので、

牡蠣貝がたっぷり付いた場所から、

ちょっと離れた場所にボートを固定。

10時57分、後半マキエ開始。

この写真で、ウキ玉が浮いているのが分かるだろうか?

この場所は牡蠣貝がついていないので、

ウキ玉が完全に浮いている。

ちょっと離れた場所は、ウキ玉が沈んでいる。

なので、マキエで、そっちにいるクロダイを寄せてきて釣る作戦。

11時11分、ホットイエローで釣り開始。

しばらく粘ったけど、ネリエで全く反応なし。

オキアミにすると、さすがにエサ取りにやられる。

ここにチヌは寄ってこないと判断。

12時20分、少し場所を移動して、

牡蠣貝がたっぷり付いた場所にボートを固定。

ここでは、ネリエは瞬殺。

ホットイエローをつけて、マーブルにしていると、

エサ取りに弱いので、高集魚レッド単体にする。

マキエをしていないポイントに高集魚レッドを大きめにして

一気に沈める。

すると、中層でアタリ。

13時5分、やっとこさ、クロダイ38cm。

でも、あとが続かない。

そのうち、あたり一面、エサ取りだらけに。

ネリエでは釣りにならなくなった。

14時22分、納竿。

完敗でした。

次回、がんばろー!

この日のクロダイ釣りの振り返り

YouTubeなし

この日、40オーバーがないので動画はなしです。

山立て、29mポイント

島田さんから、魚探で大きな魚の群れが見えるポイント

と言われていたので期待していたが、

結果、オキアミのサシエが、そのまま戻ってくるような活性の低さ。

魚探に反応したのは、違う魚かもしれない。

あるいは、チヌが沢山いるけれど、

水温低下の影響で、食いが渋かったのかもしれない。

ただ、もう少し水温が下がると、

深場に落ちる前の荒食があるのかもしれない。

ところで、今回、このポイントで釣りをしていて、

何度か、風、潮流でボートの位置がずれた。

ポイントから外れると、急に浅くなったのを感じた。

29mポイントというのは、海底の、ある範囲のところだけが、

クレーターのように凹んでいるように思える。

きっと魚の群れが集まりやすいところなんだろう。

また今度、改めて挑戦しようと思う。

海上釣り堀用ネリエ、ホットイエロー

ホットイエローは、いつもの食い渋りイエローと比べて、

粘りが少なくて、バラけやすくて、比重も小さく感じた。

食い渋りイエローよりも、さらに食わせ重視なんだと思う。

この時期は、もはやエサ取りだらけなので、使えないだろう。

ただ、冬になって、水温がもっともっと低下して、

チヌの食いが渋くなってくれば、

ホットイエローが活躍してくれるような気がする。

引出しを増やしていくには、こうやって色々試してみるものですね。

勉強になりました。

牡蠣棚のエサ取り対策

この日のようにチヌの活性が低い場合、

牡蠣貝のそばを攻めないといけない。

その場合、エサ取り対策は、以下のように考えられる。

1.ネリエは、高集魚レッド

ネリエは、もはや、イエロー系は、全く無力。

高集魚レッドを、少し大きめの固まりにして、

一気にチヌのタナに沈めるのが良いと思う。

ここで問題なのが、チヌのタナ。

マキエをしていれば、チヌは底にはいない。

中層の、どのタナで食ってくるのか、

少しずつタナを変えながら探っていく必要がある。

2.マキエは、ピンポイントに

夏の頃と違って、二か所にマキエをして、

サシエ投入のタイミングをずらして、

エサ取りの層を突破するのは、もう無理だった。

複数箇所にマキエをすると、あたり一面エサ取りだらけに。

これからの時期は、マキエを1箇所にのみ投入して、

サシエを色々な方向から入れるのがいいと思う。

3.カニのサシエ

ネリエで持たなければ、カニをサシエにすることが考えられる。

オキアミ、アミのマキエとの相性がどうなのか、分からない。

ただ、エサ取りが本当に酷いと、

カニでも瞬殺になるので注意が必要だ。

4.アケミ貝のマキエ、サシエ

アケミ貝丸貝をマキエにして、

アケミ貝丸貝のサシエで、チヌに食わせる。

去年、この時期、このやり方でチヌを釣った

ただ、丸貝は、底に沈んでしまうので拡散しない。

オキアミに比べて、マキエの効果が低いと思う。

また、釣具屋さんに、ストックがなく、

丁度良いサイズのアケミ貝がない場合が多い。

なので、自分としては優先順位が低くなる。

次週は、これらを考慮して作戦を立てようと思う。

まだまだ未熟。

もっと勉強しなければ。

 

コメント

  1. かわしま より:

    能登好き様

    ホットイエローの検証ありがとうございました。

    釣り堀ですと、餌取りの影響が少ない分、柔らかい食い込み重視になっている。フカセでのチヌ釣り用練り餌は餌取りも想定されるので、粘り気のある形になっているんですね。

    大変勉強になりました。

    質問ばかりですみません。今回のブログの最後にアケミ貝のサイズについて言及がありました。アケミ貝は撒き餌要は大きい方が良い。サシエサ用は小さい方が良い、と勝手に想像してるのですが、いかがでしょうか。私の方が次回の釣行で半日アケミ貝を撒いてチヌを狙おうと考えておりまして、気になっています。

    よろしくお願いします。

  2. notogasuki より:

    かわしまさま
    私の場合、アケミ貝をサシエにするときに、手の親指第一関節より、もう少し大きいサイズのものを使用します。
    釣りエサ屋さんで、そのサイズを指定して買っても、実際には、大きいものもあり、小さいものもあります(私の場合、4kg買います)。
    釣り場についたら、先ずマキエをします。
    そのときに、サイズの選別をします。
    マキエをしながら、サシエに丁度のものをキープします。そのときに大きすぎのもの、小さすぎのものをマキエにするって感じですね。
    小さ過ぎるアケミ貝はチンタも食ってくるので、あまり小さいのもサシエにはしません。
    参考になれば幸いです。

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