また乗っ込み大チヌには出会えず

磯釣り

2021年5月23日、能登上大沢、ウキ釣り

釣果

チンタ、グレ32㎝~30㎝

また乗っ込み大チヌには出会えませんでした。今回も貧相な釣果で残念。

釣りレポート

4時上大沢到着、天気は雨、波高し、時々突風。あれ!?、この日、輪島の天気予報では、曇り、降水確率0、波は2mのち1m。日本海の低気圧が過ぎてしまって、少し波が残っていて、適度にサラシが出ているのをイメージしていた。でも実際には違っていた。

どうするか?場所を変えるか?それとも止めて帰ろうか?おそらく低気圧の波なので、外海どこに行っても波は高いだろう。風は少しずつ落ちそうな気配。ならば雨が止むまで少し待とう。

5時過ぎ、西の空の雲が少し薄くなってきた。西風が強く、波は高く2mはありそうだが、予報通りならば、これから落ちていくはず? このままここで釣りをしよう。この判断が間違いだった。

この日も歩いて5分のノリ畑を釣り座に(若いころは千畳敷まで歩いて行ったこともあったけど、最近、磯歩きが億劫になって近いところばっかり…)。まずマキエを準備して、サラシに。サラシにまいておけば広く拡散してチヌが寄ってくるだろう。ウキは松山3B-BB、ハリス結束部に3B、ハリス中央にBB。ハリス2ヒロ、遊動1ヒロでスタート。サラシの流れがぶつかってマキエが溜まるだろうと思われる所をポイントに設定。ウキを流して、マキエを投入。まずはチンタ君。針が下あごにかかっていたので、遊動を短めに、半ヒロ~10㎝までいろいろ試す。浅タナにするとサシエが残る。結局、もとの遊動1ヒロでチンタ君追加。

その後も浅くしたり、深くしたり、いろいろ試しているうちにアタリが遠のいた。相変わらず波は高く、サラシで一面真っ白。遠投して沖を狙ってみたが、かかるのはフグばかり。こういうサラシが出ているときに沖にマキエをするとポイントが遠くなると聞いたことがある。また沖になるとサシエとマキエを合わせるのが難しい。合っていないからマキエの周辺にいるフグが釣れるのかも。なのでどうしても近いところをポイントに設定してしまう。

で、その後、潮が動き始めて何かいい雰囲気、と思ったらアタリ。そこそこ引くが重量感がない。30程度のグレ兵衛だ。時合なんだろうが、グレ三兄弟ではないが、同サイズのグレばっかり。タナは3ヒロ、針はしっかり上あごに。良い時はこれにクロダイが混じるはずだが。で、そのうち潮が止まって、どこに入れてもフグばっかりの状況に。13時納竿。結局、波は2mのまま。

反省点

釣り場選びが間違っていた。波が高く乗っ込みチヌを釣る釣り場ではなかった。天気予報を真に受けてはいけない。予報では、波は2mのち1m。日本海の低気圧が過ぎて、確かにうねりは収まったのかもしれない。でも風が残っていれば波は残る。釣り場が、西風をまともに受けるところならば、そりゃー、波は落ちませんよ。振り返って考えれば当たり前だ。まだまだ考えが浅い。

ウキ交換を横着したのがダメだった。この日、最初から最後まで松田ウキ、松山のMサイズの3B-BB。針やハリスは少しでも異常があったら、すぐに交換するのに、ウキ交換は横着した。遠投してフグしか釣れなかったのも、もしかしたらウキに問題があったかも。遠投では、軽いウキが良かったかもしれない、または、1号オモリでドーンと底まで沈めて狙った方が良かったかもしれない。振り返って考えれば、試してみることがいっぱいあったはず。まだまだ未熟。

でも、もしかしたら、もう乗っ込みは終わったのか?来週はどこに行こうか悩ましい。

磯シューズ

ところで今回、ダイワのトーナメントフィッシングシューズTM-2500C初使用。恥ずかしい話、今まではずっと長靴を使用していました。長靴なのでフィット感はなく、長靴の中で足が自由に動く。また重い。なので磯歩きがしんどかった。また磯で魚に合わせて急な動きをする場合も、踏ん張りがいまいちだった。でもこのトーナメントフィッシングシューズは良かった。D.D.SYSTEMというダイヤルを回して締めこむ機構によって、フィット感抜群。シューズが素足と一体化する。そして軽い。今回、大波が来て釣り座を急いで逃げるときも、このシューズのおかげで難なく逃げることができた。磯は危ない。命に関わる。なので足元には目一杯、気を使った方が良い。また、同じフィッシングシューズでも、がまかつの同等品に比べて、ダイワはコストパフォーマンスが良い。難点を上げれば、やはりショートブーツなので、足元に波をかぶれば、足はがっつり濡れる。今の時期ならばよいが、冬は寒いかも。でもおススメです。

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