7月17日、能登、穴水、麦ケ浦、ウキ釣り
釣果
チヌ51㎝、ほか計7枚
釣りレポート
また麦ケ浦です。マダイを狙って通ってます。この日は小潮。”マダイを釣るなら、潮通しが良いポイント“とインターネットで出ていたので、いつもの筏ではなく、沖の深場の筏に初めてのせてもらった。
マキエ作り
筏に上がったら、まずはマキエ。今回は自分のマキエ作りを紹介します。参考にしてください。
1.解凍したオキアミ1角をバッカンに入れる。
2.その上に解凍した激荒1袋を入れる。入れた後、激荒の袋に海水を入れて、袋内を洗って、洗い水もバッカンに入れる。
3.配合を入れて混ぜたときに丁度良い水加減になる程度に、バッカンに海水を入れる。そして生オキアミ、激荒、海水をよく混ぜておく。この後、配合を入れたときに、配合の粉に、まんべんなく生オキアミエキス、激荒エキスがしみこむように。
4.その上に配合を1.5袋入れる。この日は、チヌPムギ1袋とチヌP白半袋。で、粉とエサをしっかりと混ぜる。粉だけの部分が残らないように。
5.これで3時間分のマキエ完成。残りの生オキアミ、激荒はクーラーの中で保存しておく。1日分全部を作ってしまうと、この季節なのでオキアミが黒くなってしまう。また、このバッカンの大きさでは、この量を混ぜるのが限界。残りは最初に作った分がなくなってから、同じように作る。
で、この日のサシエは、食い渋りイエロー、荒食いブラウン(この後、後半戦で、高集魚レッドを追加)。
タックル
マキエができたら、いつもの通り、釣り座の正面、右方向、左方向の牡蠣棚に遠投して、マキエをする。牡蠣棚についているチヌにマキエを食わせて、少しずつ手前にまいて、チヌを寄せてくるイメージ。で、この日のタックルは、
1.チヌ競技SP Ⅳ 125、道糸PE1号、南ウキ競技0、スルスル仕掛け
2.チヌ競技SP(初代)0.8、道糸ナイロン2.5号、釣士道、紺水B、遊動仕掛け
この日は、スルスルと遊動との比較検証。遊動もノーシンカーでネリエの重さだけで沈める。遊動は水深19mに対して、14mくらい(適当)にウキ止めをつけて沈み具合の目安にする。スルスルはウキ止めなし。
詳細
6時、まずは遊動仕掛けで1投目ネリエ投入(X:釣り座、A:1投目)。浅いタナでアタリ。タナが浅かったので、グレかなと思ったけど、上がってきたのはクロダイ(次の写真。40あるかないか)。2投目も浅いタナでクロダイ30台(B)。その後、連発にはならなかったが、3匹目は深いタナでクロダイ30台(C)。その後、潮が止まって、しばらく沈黙。朝一、クロダイが浮いていたようだったので、もしかしたらネリエでなく、オキアミにしておけば、もっと数釣りできたかも。
その後、釣れなくなったのて、スルスルにチェンジ。更にハリスを25から20にチェンジ。道糸PEだとFGノットが必須。練習を繰り返してきて、やっと釣り場で結ぶことができるようになったかな。
風が吹いてきて、さらに釣りにくい状況に。でも風で流されて、サシエが牡蠣棚際に行くように投入(D)、そのまま流したところ、牡蠣棚際でアタリ(D’)。重い。糸が出ないようにドラグを締めこむ。牡蠣棚から引き離す。でも底から離れない。竿を立てる。さすがチヌ競技SP、浮いてきた。オー!デカイ。チヌ51。
その後、ますます風が強くなり、潮も早くなった。でも、牡蠣棚際の潮上に投入し(E)、そのまま牡蠣棚際を流して、潮下で食わせるパターンをつかんだ(E’)。3匹連続ヒット。で、このパターンで釣れなくなって11時半、納竿。
スルスル釣りと遊動との比較検証
スルスル釣りと遊動とを比較検証した結果は、スルスル釣りのほうが明らかに良い。遊動だとウキが上潮に流されて、サシエがマキエと合わなくなる。一方で、0号ウキでのスルスル釣りでは、ネリエの負荷でウキが沈んでくれるので、サシエとマキエとを同調させやすい。沈み具合は、道糸をある程度張った状態から沈めると、どのくらい沈んだか分からないでもない。本当はウキを見ながら釣りたいけど。そこはあきらめるしかないかな。
で、今回もマダイは釣れなかったが、釣りの途中に、道辺さんでない別の筏で、マダイが釣れた、との声が聞こえた。見ていないので、大きいか小さいか、サイズは分からないが、まだチャンスはありそう。今度こそ。まだまだ勉強しなければ。
チヌ倶楽部
チヌ釣りの勉強には、チヌ倶楽部が役に立ちます。チヌ釣りは、釣り方も道具も、どんどん進化しています。最新の情報をインプットして、実際の釣り場で、実際に試して、試行錯誤してみる。この繰り返しで釣りの技術が向上していくもの。釣れないよりも、釣れた方が絶対に楽しい。同じことを繰り返していては釣果は上がりません。参考にしてください。
コメント