7月23日、能登、穴水、麦ケ浦、ウキ釣り
釣果
チヌ45㎝以下7枚、マダイ32㎝
でかいマダイを追い求めて、また麦ケ浦に。この日も沖の深場の筏。で結果、マダイは釣れたが32㎝。もはやこれまでか!?来年、改めて、また挑戦だ。
釣りレポート
今日のマキエは、生オキアミ、ボイルオキアミ、チヌP白×2、チヌPムギのブレンド。浮かせて釣れないかな、と思って、ボイルを混ぜてみた。で、結果、ボイルだけで浮くというものではない。そんなに簡単にチヌが浮くわけではないんですね。
タックルは、スルスル釣りで、チヌ競技SPⅣ 125に南ウキチヌ、ラインはPE1号、ハリスは25。ウキの下にはガルツGPCクッションM。これ意外と大事。ここ穴水、麦ケ浦では表層の流れと、中層~底の流れが違うのが当たり前。表層の流れだけを見てマキエの投入点を決めていると、マキエとサシエが合わなくて釣れない。でも、このガルツGPCクッションMをつけていると、その沈み方を見ていれば、どっちに流れているか一目瞭然。からまん棒では見えにくいので中層~底の流れが分からない。ぜひおススメです。
サシエは、食い渋りイエロー、荒食いブラウン。今日は、これにアピールホワイトも追加。マキエにチヌP白を多くしたので。で結果、アピールホワイトにそれほど効果を感じられなかった。
朝一、いつも通り、たっぷりと周囲にマキエした後に、5時45分、釣り開始。1投目はサシエをボイルオキアミに。そこそこ沈んでウキに変化がないので早めに見極めて回収するとエサが残っている。そんな簡単にクロダイは浮いてこないだね。で、2投目、サシエをネリエに替えて落とし込むとクロダイ32。その後も、ネリエで連発。そして、道糸を十分に出して、底付近を引きずって、繰り返し誘いをかけるとアタリ、マダイ32。その後、クロダイ45を追加。ただこの日は、アタリがあったのは早朝だけ。その後は、ウンともスンとも言わなくなり、12時納竿。
ここ1カ月、大マダイに再会するために麦ケ浦に通っていたが、やっとこさ釣れたのが、この小マダイ32。もはや大マダイの時期を過ぎてしまったと思われる。6月5日に最初にばらして、その後、6月12日、6月20日と3週連続でばらし。その後、6月26日にやっとマダイ58をとった。すなわち4週連続で大マダイのアタリがあった。でその後は、7月3日、7月10日、7月17日、そして7月23日で大マダイの気配なし。釣れたマダイはこの小さいの1匹。マダイの群れが6月に一時的に麦ケ浦に入ってきて、7月になって出て行ってしまったんだろう。取り合えず、この時期に麦ケ浦で大マダイが釣れることが分かった。来年、改めて、また挑戦だ。
スルスル釣りでのライン操作
スルスル釣りで、0号ウキでウキ止めなしで、ネリエを落とし込んでいく。この時のライン操作は下記イラストのように2パターンが考えられる。
牡蠣棚際に投入して、できるだけ牡蠣棚からサシエを離さないように落とし込もうと思えば、パターンBのライン操作のように、余分に道糸を出す。でもこの場合、どうしても糸ふけが多くなるので、チヌが釣れたときに、針が飲み込まれる。そうするとハリスを切る。針を結び直す。その時間が時間ロスになる。
一方、パターンAのライン操作のように道糸を出さないで、サシエ、ウキ、道糸、竿が一直線のままでサシエを沈める。すると、糸ふけがないから、チヌが釣れたときに針を飲み込まれない。でも、そもそも牡蠣棚からサシエが離れてしまうので、食いが悪くなる。
牡蠣筏でのウキ釣りは、まだまだ発展途上の分野。いろいろ考える必要がある。まだまだ勉強しなければ。
パターンA
A-1:仕掛け投入後、道糸を巻きとってサシエ、ウキ、道糸、竿までを一直線にする。
A-2:そのままサシエを沈める。ウキは沈んでいくので海中に。
A-3:ウキは海中。アタリはラインの変化でとる。この場合、サシエは手前に来る。
パターンB
B-1:仕掛け投入後、道糸をサシエ、ウキ、道糸、竿までを一直線にするが、さらに余分に道糸を出して海面に浮かべる。
B-2:仕掛けがなじむと、糸を出す。ウキは沈まない。
B-3:ウキは浮かんだまま、アタリはウキで分かる。この場合、サシエは投入点からそのまま沈む。手前に来にくい。
麦ケ浦通いは、これで一旦終了。来週からまた能登島、長浦の島田に復帰しようと思う。今はアケミ貝のシーズン真っ只中だと思う。に対して、まずは麦ケ浦で実績があったネリエのウキフカセで挑戦しようと思う。
ガルツGPCクッションM
二枚潮の釣り場で、軽いウキで釣るときには必須です。仕掛けのなじんだのが分かる。中層の流れが分かる。自分の目で見て確認して、その結果、釣果につなげることができる。是非おススメ。
チヌ倶楽部
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釣りビジョンVOD
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