2月12日、島田渡船、長浦カセでのクロダイのウキ釣り
クロダイの釣果
クロダイ42㎝、37㎝、30cm
真冬の寒チヌ釣りダブルヘッダー、2日目、能登、長浦
前日は、麦ケ浦の釣りを終えて、妻の実家、門前に宿泊。釣ってきたクロダイを、お刺身と塩焼きに。この時期のクロダイはとても美味しい。さらに麦ヶ浦、道辺さんからいただいた立派な牡蠣をお吸い物に。さすが能登穴水の旬の牡蠣、身が大きくプリプリ食感で、牡蠣の味が濃い。能登の海の幸でおなか一杯に。で、ゆっくり休んで、朝、5時に門前を出発し、島田渡船さんのところに。
釣りレポート
7時、ツインブリッジから3番目の牡蠣棚群の手前端っこのカセにのせてもらった。
天気予報は、晴れで、風は南南西2mのち南西3m。実際は、風は、そんなもんだったが、帰り際に大雨が降って、寒かった。やっぱり、この時期の天気予報はあてにならない。
潮周りは、中潮。干潮703、満潮2254。
水温は7.8℃。そろそろ最低水温なのかな。
で、いつも通り、先ず、マキエを作って、まく。
そして、道具を準備しながら、合間にマキエをまく。
そして、ゴム管オモリを針につけて、水深測定。トントンに合わせる。
次にガン玉調整。ウキ止めまで沈んで、なじんだら、ウキがじわじわと沈むくらいに少しだけガン玉を余分にうつ。
そして、針にオキアミをさして1投目、ウキがなじんだ。少し待つとウキが少し沈む。アタリ。
いきなりクロダイ37㎝。前日と同じパターンだ。
で、2投目はポイントを変えて、投入。ウキがなじんで待つ。何度か誘いをかける。アタリがない。なので、仕掛け回収。巻いてくると途中で針が引っかかった。沈みロープだ。こんなところに沈みロープが、と思っても遅い。引っ張ると道糸、ハリス結束部で切れた。高切れ。で、ウキはプカプカと手の届かないところに。
それよりも、また一から仕掛けの準備。せっかくのゴールデンタイムに機会損失だ。
で、また底取りして、気を取り直して、再開。
アタリがない。沈みロープの場所を避けて、自分の周囲をくまなく探るが、アタリがない。
で、仕掛け変更。PEラインに000号ウキをつけたスルスル仕掛けに。
で、この仕掛けでも底取り。ただし大きいオモリを使うときと少し違う。1月に7枚釣った時と同じようにトントンではなく、底プラス2ヒロくらいにマーカーで印をつける。軽い仕掛けではトントンだと仕掛けが斜めになっている分、まだ底に到達していない。なので余分に糸を出すという考え。
で、ガン玉は底に到達するギリギリの大きさに調整。このときは結束部にB、ハリス真ん中にG2。これでゆっくり沈める。やっとアタリ。クロダイ42㎝。更にクロダイ30㎝追加。
でも、その後は続かず、チンタも釣れず、アジも釣れず。
13時半納竿。片付けをして14時帰港。
エサ
マキエは、オキアミ2k、アミエビ大、激荒、これにチヌパワー日本海、チヌパワースペシャルMPで、前日と同じ。
サシエは、オキアミ、ネリエ。念のためにネリエを使ってみたが、アタリはなかった。
道具
竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン松田スペシャルマークX175。ウキは、松三郎Ⅱ1号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。針は、がまかつチヌ針3号。前日と同じ。
で、仕掛け変更後のスルスル仕掛け。竿は、シマノ鱗海スペシャル12。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキは、キザクラGTR000。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル15。針は、がまかつチヌ針1号。
考察
1投目は細心の注意
朝一マキエでポイントを作って、1投目でクロダイが釣れた。初日、二日目ともに。
このことから朝一は年無しクロダイを釣る絶好のチャンスと考えられる。牡蠣棚の底にいるクロダイは、落ちてくるマキエを食っている分には警戒心は持たないだろう。だけど、ひとたびクロダイが針にかかって海中で暴れる。そうなると一気にクロダイたちは警戒モードになったのでは、と考える。
しかも今回は2投目は仕掛け回収時に、沈みロープに引っかかって高切れ。海中には相当の衝撃が伝わったのでは、と思う。これでクロダイたちの警戒モードはマックスに。で、その後アタリがなかったと推測する。
と考えると、1投目はもっと丁寧にしないと。例えば、サシエとマキエが近すぎると、きっとそこには30㎝、40㎝のクロダイしかいないかも。そいつらを釣って、せっかくいる年無しクロダイをみすみす逃がしていてはもったいない。とすれば、1投目で下手に中、小型のクロダイを釣ってはいけないということになる。
例を挙げると、必ずしも同じではないかもしれないが、鵜来島の尾長グレ。名人は、マキエをして、尾長グレが見えてくるまで竿を出さないという。例えば、こんな記事。
なので、これからは、1投目投入は細心の注意を払う。
高切れ対策
あと今回、2投目で高切れ、せっかくのゴールデンタイムに機会損失だった。
今の時期、底を釣らなければならない。島田さんのところでは沈みロープがいっぱい。とすると、このように沈みロープに引っかかって高切れのリスクは避けて通れない。
そこで対策としては、これまで道糸、ハリスを直結にしていたのを、サルカンで結束することにする。そしてハリスは道糸よりも号数を落とす。引っかかっても切れるのはハリス側にするのだ。そのためにはサルカン結びを研究しなければならない。
この日、島田さんのところでは、常連の上手な人が牡蠣貝で今年2匹目の年無しクロダイを釣っていた。さすがだ。
自分は、まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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