島田渡船カセでのウキ釣り、冬晴れに寒チヌ7枚

カセ釣り

1月15日、能登、ツインブリッジのと、長浦でのクロダイ釣り

クロダイの釣果

チヌ43㎝、42㎝、38㎝、36㎝、34㎝、30㎝×2、計7枚

島田渡船カセでのウキ釣り、冬晴れに寒チヌ7枚

今週末も、運よく穏やかな天気で絶好の釣り日和。金曜夜は、飲み会で、ついうっかり深夜になってしまった。布団には入らず、ソファでちょっと寝ただけで、そのまま、いつものカセ釣りの島田さんに向かう。のと里山海道を北上すると、少しずつ雪が増えてくる。寝不足なので、いつもよりも慎重に運転して、島田さんのところには遅れ気味で到着。カセ渡しの船が待っててくれて、他の皆様ごめんなさい。

この日の課題

前回の野乃木鼻での磯釣りで気づいた軽い仕掛けでのスルスル釣り、これを同じようにカセでやってみて、海底に潜んでいる寒チヌを釣ること。そのときにちょっとした工夫を思いついた。この後に解説します。

エサ

マキエは、生オキアミ1角、激荒1袋、チヌパワー日本海1袋。写真には、もっと多く写っているが、この日は寝不足のため12時上がりにした。そのため半分余らせて持ち帰った。

この時期、冷凍オキアミの解凍に時間がかかりますよね。自分は金曜朝、会社に行く前に冷凍室から出して解凍を始めて、それで丁度だった。

サシエは、生オキアミとネリエ(食い渋りイエロー)。

道具

竿は、シマノリンカイスペシャル125。リールは、シマノBBXハイパーフォース1700。道糸は、シマノPEG5+1号。ウキはキザクラGTR00号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。道糸とハリスはFGノット直結。針は、がまかつチヌ針1号。

レポート

7時19分、ツインブリッジから2番目の牡蠣棚群についたカセにのせてもらった。

天気予報は、くもり、南西の風1mの微風。潮周りは、中潮、803干潮、1718満潮。

で、いつも通り、まずマキエを作って、これをカセの周囲にまく。そしてマキエをしながら道具を準備。で、道具を準備したらゴム管オモリを使って底取り。で、ラインの水深のところに建築用マーカーで目印をつけた。さらに、水深+2ヒロにも目印をつけた。目印は2か所。竿とリールが写っている写真を拡大すると、見えにくいが、リールのチョイ上にうっすらピンク色の目印が見える思う。これは牡蠣貝で短い竿で釣っていた時に使用したマーカーと同じもの。

ようは、ウキ止めを付けないスルスル釣りだと、どこまで沈めたのか分からない。底まで到達していなければ、この時期クロダイは釣れない。また底に沈めたまま必要以上にほったらかすと根がかりする。で、目印でラインがどのくらい出ているのかが見えれば、サシエが沈んでいる状況が分かるはずという考え。で、軽い仕掛けで水深15mくらいの底を狙うので、ラインは真直ぐのはずがない。斜めになっている分を余分に糸を出さないと底には到達しない。そこでプラス2ヒロに、もう1か所、目印をつけた。

で、ウキは00、ガン玉は直結部にB、ハリス中間にG2。サシエは、ネリエとオキアミを交互に。ネリエは自重があるので簡単に底に沈めやすい。なので、どちらかといえば、オキアミよりもネリエ、食い渋りイエローを優先に。

サシエ投入後、ウキは全く見えない。でも、ライン、マーカーを見ていれば、何となく分かる。で、竿先が海面に突き刺さる。アタリ。チヌだ。大きくないが、目論見通りだ。

その後、カセの周り、360度を探って、チヌを追加。サシエをネリエにすると釣れるクロダイは小さい。サシエをオキアミにすると、サイズアップする。

なので、後半はネリエを止めて、サシエをオキアミのみに。ガン玉は直結部にB、ハリス中間にB。やっぱりオキアミの方がクロダイのサイズが良い。ゆっくり沈降するサシエにクロダイは興味を持つのだろうか。

で、牡蠣棚の向こう側で、オキアミのサシエが残った。何か気配を感じる。頭を取ったオキアミサシエで残ったので、頭を付けた大きめのオキアミをサシエにして投入。ガツン、竿先が海面に突き刺さる。こいつはでかい。重量感が違う。竿の向きを気にしながら沖の方に魚を誘導した。ところが一瞬のスキを突かれて牡蠣棚に沿って走り出した。そして手前の牡蠣棚の下に潜り込んだ。そして何かに張りついた。ヤバい。ここの釣り場で、これまで何度も経験しているが、牡蠣棚の下の何かに張りついたら何故なのか出てこなくなる。で、緩めてしばらく待ったり、強く引っ張ったり、で、結局、どうにもならないので強引に引っ張るとハリス切れのバラシ。下手だ。

12時納竿。

考察

軽い仕掛けでのスルスル釣りで、ラインに目印を付けて、しっかり底取りをして、寒チヌ7枚を釣ることができた。ただ、いくつか反省点が残る。

底取りの目印

まずは目印。今回は、たまたま運よく底よりも2ヒロ余分に出たところでアタリが多かった。流れが強ければ、もっと糸を出さないといけないだろうし、あまり出し過ぎると根がかりが頻発するだろう。目印の工夫が必要。

GTR00号

次にウキ選び。この日はキザクラGTR00号。ほとんどウキを見ないで釣りをした。でも、ここで釣る場合、牡蠣棚に近いと、かけてもばらすリスクが高い。そうすると、やっぱりウキ釣りなので、可能な範囲でウキを見ながら釣った方が良いかもしれない。

牡蠣棚でのやり取り

そして、やり取り。牡蠣棚下の海底がどうなっているのかは分からないが、底に潜られると何らかの障害物で取れないことが多い。冬チヌだから引きは弱いだろうと、たかをくくっていては大物を釣り上げることはできない。なので魚をかけたら、余分な道糸を出してはいけない。クロダイを障害物に近づけてはいけないのだ。そのためには、先ず、オープンベールでアタリを待たない。そして次に注意することは、糸は可能な限り、素早く巻くこと。どこかで、クロダイを怒らせないようにやり取りする、という記事を見たことがあるが、自分の経験では、その意味が分からない。少しでも早く巻き上げるのが一番だ、と今は思っている。

今日、島田さんのほかのお客様、牡蠣貝でのチヌ釣り名人が今年最初の年無しを釣っていた。これから年無しラッシュの時期。自分は今年は牡蠣貝ではなく、オキアミにこだわって、年無しを釣りたいと思っている。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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