大寒の寒チヌ狙いはチンタ猛攻で惨敗。クロダイはいずこに?!

カセ釣り

1月22日、クロダイのウキ釣り@能登、長浦カセ

クロダイの釣果

丸ボーズ。チンタのみ。

大寒の寒チヌ狙いはチンタ猛攻で惨敗。クロダイはいずこに?!

20日から大寒。でも今週末も幸い冬型気圧配置が緩んで、釣りができそうな天気予報。で、そろそろ年無ラッシュになることを期待して、いつもの島田渡船さんのところに。ただ、先週末もそうだったけど、のと里山海道、横田ICを降りて、島田さんのところに向かう道中は、一部路面が凍結していて、金沢弁で言う”きんかんなまなま”。で、安全運転でゆっくり向かったところ、着いたときには、すでにカセ渡しの船が出た後。この時期、時間に余裕をもって出発しなければ。反省。

エサ

マキエは、生オキアミ半分、激荒1袋、チヌパワームギスペシャル1袋。これを2セット。

サシエは、オキアミ、ネリエ。

道具

竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン松田スペシャルマークX175。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。道糸とハリスは松田結びで直結。針はチヌ針1号。ウキは、釣士道、紫水L B-2。釣士道ウキは、1年くらい前に釣具店フィッシャーズで勧められて購入。でもあまり使わずほったらかしに。最近、販売開始直後に完売したことを聞いた。すごい人気みたい。だけどあまり、その良さが分からない。なので、今日は試しに。

レポート

7時44分、第二便で、ツインブリッジから2番目牡蠣棚群のカセに。ここは去年8月に年無を釣ったカセ。また釣れることを期待してワクワクしながら準備開始。

天気予報は、くもり、風は、南2m、その後、南西2m。

潮周りは、中潮、404満潮、1144干潮。

いつもの通り、先ずマキエを準備。で、これをまく前に水温チェック。

水温10.2℃。これを新たなルーチンとする。

で、周囲にマキエをしながら、道具の準備。準備できたら、ゴム管オモリを針につけて底取り。

仕掛けが斜めになることを想定して、底までの水深プラス1ヒロから2ヒロのところに、道糸の切れ端を電車結びにしてウキ止めに。で、ウキB-2に対して、ガン玉Bを二つ付けて、ウキ止めまで沈んだら沈め釣りになるように。こうすれば、ほぼ確実に底を探れる。

釣り開始。目論見通り、沈め釣りで何度か誘いをかけると、沈むスピードが速くなる。アタリ。で、上がってくるのはチンタ。

ポイントを変え、牡蠣棚際、牡蠣棚から離れた深そうなところを、あっちこっち探ってみたが、ウキを沈めてくれるのは全部チンタ。

出だしが遅れたので、色々試して粘ったが、後半は潮も止まって状況は、さらに悪化。15時納竿、帰港。

ほかのお客さんは、チンタばっかり、と言っていた人がいたり、チンタも釣れなかった、と言っていた人がいたり。総論としては、この日の釣果は、あまりよくなかった。

考察

水温

以下は、石川県のホームページで公開している七尾湾西湾の水温データ。

これを見ると、今年(12.4℃)は、過去3年平均(10.9℃)よりも水温が高い。

まだ、チンタが牡蠣筏の底に居座っているのは、水温が高いからかもしれない。データでは2月に最低水温になる。年無ラッシュが始まるのは、やっぱり2月からかも。

配合エサ

今週は、チヌパワームギスペシャルを使用した。先週は、チヌパワー日本海を使用した。いつもは配合エサをあまり気にかけないが、この二つ、全然違う。

マルキューの広告では、チヌパワー日本海は、”ずば抜けた重さを持つ配合エサ”と書いてある。でも、使っていて感じるのは、その粘りの強さ。チヌパワー日本海は粘りが強く、オキアミをまとめて、海底に沈めるには、チヌパワー日本海が明らかに良い。それに比べて、チヌパワームギスペシャルは粘りが少ない。このマキエを海に投入すると、すぐにオキアミが広く拡散する。

水深15mの底にいるクロダイを釣る。この15mと言えば、ビルの5階の高さ。つまり5階建てビル屋上から地上のクロダイを釣るのようなもの。マキエは、まとまって沈んでくれないと。拡散してしまうマキエだと、マキエとサシエを合わせるのは極めて難しい。

なので、冬のクロダイ釣りでは、配合エサの選択もしっかり考える必要がある。

ウキの選択

軽い仕掛けで15mの底を釣る。そのためのウキとして、今回は遊動仕掛けで、沈め釣りをした。

この釣り方で、ウキの選択は、①00号ウキでのスルスル釣り、②遊動仕掛け、③0号でのスルスル釣りが考えられる。

先週は、①でクロダイを釣った。この日は、②を試した。②のメリットは、ウキ止めに到達するのが、目で見て分かる。底取りが容易。ただしウキが見えない距離で釣る場合、そのメリットはなくなる。デメリットは、潮の強弱に合わせてガン玉を交換する場合、ウキも交換しなければならないこと。老眼で目が見えにくい自分には、頻繁にウキを交換するのはちょっと大変。

に対して、①はウキを交換せず、そのままでガン玉を交換しても大丈夫。極端な話、1投毎にガン玉を増やしたり減らしたりしても大丈夫。デメリットは、ウキが見えないこと。というかウキを見ながら釣りたいか、最初からウキを見ないで釣るか。で、ウキが見えなくても、道糸はよく見えないといけない。よく見える道糸を使うのか、何らかの目印を付けるのか。

で、00号ウキは、実はもう一つメリットがあることに気が付いた。それはガン玉をできるだけ小さくしても仕掛けを沈めることができること。実は、自分の腕だと、③の0号でのスルスル釣りだと、ガン玉を小さくすると、例えば、G6、G7を付けて、15mまで沈める自信が全くない。

G杯チヌで4度優勝したチヌ釣り名人、南ウキの南康史さんは、0号ウキでガン玉G7を付けてスルスル釣りをやっているみたい。ウキを投入し、ウキを流している間に、何度かラインを出している。きっと、ウキを見て、ラインを見て、潮を読んで、その糸の出し方が絶妙なんだと思う。自分にはできないこと。南さんの動画を見て、糸の出し方を勉強しようと思う。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。

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