2023年2月18日、能登長浦カセ、クロダイの釣果
クロダイ42㎝×2、41㎝、40㎝、37㎝、36㎝、35㎝、34㎝、計8枚
年無クロダイ狙い、この日の作戦は?
この日も、いつも島田渡船さん一択。
いよいよ、年無クロダイ第1号があがって、これから期待大。
大型マダイも上がったが、そっちは難しいので、まずは、年無クロダイ狙いだ。
課題
この日の課題は、先週の振り返りから
課題は
・マキエとサシエを同調させること
・ガン玉の使い方
マキエとサシエを同調させるために、やることは、
1.先ず、マイナスウキを投入して、潮流を観察。
2.流れを見極めて、サシエが底に到達するくらいで、サシエとマキエが同調するように後マキエ。
ガン玉の使い方として、やることは、
1.潮流に応じてガン玉を追加したり、減らしたり。横着しない。
2.去年、年無クロダイを釣った時は、中通しのガン玉、ハリコミ小次郎4号を使った。なので、こいつを適宜、使ってみる。
この2点を意識して、年無しクロダイを狙うのが、この日の作戦だ。
能登釣行前にチェック
中潮。8時頃干潮。こういう場合、何時頃、食ってくるのだろうか?
これまで、潮周りをあまり意識していなかったが、これから検証していきたい。
天気図は、高気圧。雨も風も心配なさそう。
天気予報は、くもり。
風は、南南西、南西で2m。
気温は、12℃まで上がる。
この予報ならば、15時まで釣りが楽しめそう。
なので、マキエは、たっぷり準備。
実釣記録
ポイント
7時10分、ツインブリッジから3列目のカセ。
島田さんにイヤだと言ったのだが、聞き入れられず、止む無く。
前方は、牡蠣棚との間隔が、そこそこあるので問題ないが、
後方は、牡蠣棚に近すぎ。なので、後方に仕掛けを入れても、魚を取り込める気がしない。
なので、前方でしか釣りができないので不満だった。
ただ、先週も、最初に、このカセにのるように言われた。
そのときは、断って、その時は別のカセにのせてもらった。
二週続けて、このカセを推してもらって、
きっと何かいいことがあるんだろう。
改めて、そう納得して、釣りの準備にかかる。
エサ、道具
エサ
この日は、カセ渡しの前に、マキエを準備。
カセに乗ったら、すぐにマキエを始められるように。
前半用マキエは、オキアミ半角、アミ1角、チヌパワー日本海1袋。
サシエは、オキアミのみ。
カニは、この時期、あまり意味がなさそうなので、しばらく止める。
後半用マキエは、オキアミ半角、激荒1袋、チヌパワー日本海1袋。
道具
竿は、がまかつチヌ競技スペシャル125。
リールは、シマノハイパーフォースBBX1700。
道糸は、シマノPEG5+0.8号。
ウキは、キザクラ大知遠投LL 000号。
ハリスは、サンライントルネードVハード125を2ヒロ。
道糸とハリスは、サルカンで結束。
道糸とサルカンは、漁師結び。
ハリスとサルカンは、クリンチノット。
先週は、ハリスを5ヒロ取ったが、この日は、ハリス2ヒロに。
1000釣法というロングハリスでの全層釣法が本に書いてあって、
今の時期合いそうだったので、試してみたが、あまりメリットを感じられなかった。
なので、もう止め。
ハリは、がまかつチヌ1号。
海水温
海水表面の水温は、7.6℃。
海底の水温は、8℃。
この水温からすると、底の方が水温が高いので、チヌは底についていると言えるだろう。
底取り
自分は、このゴム管オモリを使用して底取りをしている。
このようにハリにさして、オモリを沈める。
これが着底すると、竿先が丁度、水面ギリギリの位置になるように、リール糸を巻き取って固定。
この状態のままで、竿先から1ヒロの位置、そして、竿先から2ヒロの位置に、
それぞれ渓流釣り用の目印糸をつける。
自分の場合、黄色、オレンジ色の目印を使用する。
結び方は、電車結び6回。
端糸は10~15㎜残してカット。
この目印糸は長くても邪魔にはならないし、長い方が良く見える。
もちろん、魚が釣れて、やり取りするとズレる時があるので
そのたびに、改めて、ゴム管オモリをハリにさして、底取りして、目印の位置を修正する。
面倒くさいが、この時期、底取りは大事だと思っている。
実釣
7時40分、釣り開始。
1投目、ノーシンカー。
2投目、ハリスの真ん中にガン玉G4追加。
3投目、サルカン直下にガン玉B追加。
潮は左から右に流れて、サシエがどんどん流されるので、
マキエの位置から、どんどん離れていく。
サシエの投入位置を色々変えてみるが、上手くいかない。
で、ハリスに、ハリコミ小次郎G4をつける。
そうこうしているうちに、底潮が緩んで、今度は反対に流れだした。
目印まで沈めて、しばらく待って、竿を立てて、また落とす。
これを繰り返すと、アタリ…
8時57分、クロダイ42㎝。
今週から釣れた時の写メは、必ずスケールの上で撮ることにする。
先週、釣った魚の写メが、どれがどれだか、分からなくなったので。
9時31分、クロダイ2枚目。
ちょっと離れた場所で、バシャバシャいっているのが聞こえた。
見てみると、小魚の群れを、スズキだか、青物だか分からないが、大きな魚が追いかけている。
クロダイ釣りを一旦止めて、見ていると
時折、小魚が飛び上がって、今度は大きな魚が飛び上がった。
小魚の群れが、自分のそばに来たので写メを取ったところ
イワシのように見えた。
真冬の海も、少しずつ、春になっているのだろうか。
そろそろルアーを持ってきた方が良いのかな。
そのうちいなくなったので、クロダイ釣り再開。
10時20分、クロダイ3枚目。
10時33分、クロダイ30未満、リリース。
前半マキエ終了。
後半用マキエを準備して、後半戦開始。
激荒を混ぜたマキエで、何か変化するか?
11時16分、後半戦1投目、クロダイ4枚目。40㎝。
先週に引き続き、後半用マキエを入れて、1投目でアタリ。
12時、クロダイ5枚目。40オーバー連ちゃん。
12時16分、クロダイ30未満、リリース。
12時58分、クロダイ6枚目。
13時19分、クロダイ7枚目。
13時53分、クロダイ8枚目、40オーバー。
14時15分、チンタ。
15時納竿。
島田渡船さんでは、この日、何と、クロダイ合計61枚。
今期最多。
能登の海は、寒チヌ爆釣でした。
今がチャンスです。
年無クロダイ狙い、この日の振り返り
マイナスウキで釣るときのアタリの取り方
帰りの船で、ほかの釣り人に、釣り方を聞かれた。
Q:ウキは? A:マイナスウキ。
Q:タナは? A:だいたい底付近。
Q:アタリは? A:竿先が海中に入るので、すぐに分かる。
ちょっと怪訝そうにしていた。
なので、少し詳しく説明する。
1.マイナスウキを投入して、ウキが中層にあるうちは、道糸を緩めて、そのまま沈める。ここで道糸を張ると沈みが遅くなる。
2.底付近に近づいてくると、道糸を少しずつ張って、竿先からウキまでの道糸のたるみを取っていく。マイナスウキが底潮に引っ張られるので、それを利用して、少しずつ道糸を張る。一気に張るとマイナスウキが浮いてしまうので、少しずつ。
3.このように少しずつ道糸を張っていくと、アタリがある底付近では、道糸は、ほぼ一直線になっていて、張らず緩めずの状態になっている。
この状態でアタリを待っていれば、クロダイが食ってくれば、竿先が海中に突き刺さるはず。
参考にしてください。
マキエとサシエを同調させること
マキエとサシエを同調させるために、
1.先ず、マイナスウキを投入して、潮流を観察。
2.流れを見極めて、サシエが底に到達するくらいで、サシエとマキエが同調するように後マキエ。
この日、この釣り方で、そこそこアタリがあって、そこそこクロダイがハリにかかった。
ということは、それなりにマキエとサシエを同調させることができた、と思っている。
ただ、最長寸は42㎝。
このサイズは、ここ長浦の海では、中型クロダイだろう。
大型クロダイではない。
そう考えると、先々週、考察したように、マキエとサシエが近すぎたと思われる。
何とか、マキエとサシエを同調させることができるようになったので、次の段階に進級
次回は、マキエの潮下で、サシエを合わせるようにしてみたいと思う。
ガン玉の使い方
ガン玉の使い方は
1.潮流に応じてガン玉を追加したり、減らしたりした。
2.固定ガン玉以外に、中通しのガン玉、ハリコミ小次郎を使った。
マイナスウキでも、ガン玉を追加すれば、流れ方が変わる。
潮流が走っている時は、そのままだと流されて、サシエが底に到達しないので、
ガン玉BとかBBなど、重いガン玉をサルカン直下につけて、無理やり沈める。
更に、ハリスに、中通しのガン玉、ハリコミ小次郎をつけると、サシエを確実に底に沈めることができると思う。
ただ、潮はコロコロ変わって、次の瞬間にはピタッと止まるときがあり、
そのときには、そのままのガン玉だと仕掛けが立ち過ぎなのか、食ってこなくなる。
なので、すぐにノーシンカーに変更すると、また食ってくる。そんな感じだ。
なので、潮流を観察しながら、こまめなガン玉調整が必要だ。
バラシが7回あった。原因と対策は?
この日バラシが7回あった。内訳は、
・チモトのハリス切れ3回
・サルカンのハリス切れ3回
・口切れ1回
チモトのハリス切れは、この釣り場で、よくあるパターン。
ぶら下がっている牡蠣貝直下の方向にクロダイが向かっていくと、たびたびハリスが切られる。
ぶら下がっている牡蠣貝で切られるのとは違う。
切られるのはチモト。
なので、ぶら下がっている牡蠣貝の下にある牡蠣の貝殻なのか、何なのか、海底の障害物で切られるのだと思う。
対策は、分からない。
とにかくいち早く浮かせて、海底からクロダイを引き離しすしかない、と思っている。
サルカンのハリス切れは、トルネードVハードのハリス自体が硬いからだと思う。
サンラインのWEBサイトでは、以下のように説明している。
特徴
硬さを突き詰めた先にあったのは「スレを弾く(はじく)」という新世界。抜群の実釣強さが、その一尾を逃さない。
「プラズマライズ」により、フロロカーボンの表面にガラスのような硬いポリマー層を形成。
スレを弾いてキズ自体を寄せ付けないほどの強靭さは、根ズレなどハードな外的要因が絡む場所で抜群の実釣強さを発揮します。
ハリス表面の硬いポリマー層というのは、ポリマーの物性上、冬期の低温下では、より硬くなっていると考えられる。
そのため結束時、ハリスに、つばをつけて濡らしても、ゆっくり引っ張っても、丁寧に結束しているつもりでも、
それでも結束が不十分だった可能性がある。
というか、巻き付け回数がちょっと多いと(6回くらい)、最後までしまっていないような気がした。
それ以上引っ張ると切れてしまうので、気にしながら、そのまま釣りをしていた。
それが悪かったのだ。
そのあと、うちに帰って、暖かい部屋で、同じようにトルネードVハードをサルカンに結束してみたが、難なく最後までしめることができた。
なので、低温による影響はあると思う。
対策は、以下が考えられる。
・サルカンの結び方見直し→ダブルクリンチノットとかにして、巻き付け回数を減らす(3回、4回)。
・道糸の見直し→PEでなく、ナイロン道糸にして直結にする。松田結びならば、しまるかも。
・別のハリス使用→サンライントルネードコング(しなやかフロロ)に変える。
ライン結び方は、魚釣りの基本中の基本。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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