真冬の寒チヌ釣りダブルヘッダー、能登、麦ケ浦と長浦(初日)

筏釣り

2月11日、道辺渡船、麦ケ浦筏でのクロダイのウキ釣り

クロダイの釣果

クロダイ39㎝、37㎝、30cm

真冬の寒チヌ釣りダブルヘッダー、初日、能登、麦ケ浦

今週末は3連休で、天気予報は悪くない。先週末は寒くてお休みしたので、今週はダブルヘッダーに。

で、初日、どこに行こうか迷った。金曜は島田さんはお休み。外海で、磯歩きしての磯釣りもいいかなと一瞬、思った。でも、最近、金沢マラソンの後遺症なのか膝の調子が悪い。磯歩きで大きい岩を登ったり、飛び降りたりは結構、膝に負担がかかる。なので無理しないで、歩かないラクチンな穴水、道辺さんのところに。

釣りレポート

7時、水深18mの筏にのせてもらった。

天気予報は、晴れで、風はほとんどない予報。でも実際は、天気は良かったが、昼前、北東の風が非常に強くなり、寒かった。この時期の天気予報はあてにならないのか。

潮周りは、若潮。干潮610、満潮2205。

水温は8.2℃。マキエ作りのときに手が冷たい。

いつものルーティーンで、先ず、マキエを作って、まく。

周囲の牡蠣棚の底にいるクロダイに、まず食わせて。で、そいつらを、後から寄せてくるイメージ。先ずは、2周、回る。前方にマキエを遠投で2~3投、次に、左にマキエを遠投で2~3投、次に後方にマキエを遠投で2~3投、次に右にマキエを遠投で2~3投。で、また同じように、前方に、左に、後方に、右に、を繰り返す。

で、それから道具の準備。

竿ケースから、竿、リール、玉の柄を出してセットしたら、マキエ1周。

道糸にウキを通して、竿を伸ばしたら、マキエ1周。

ハリス、針を結んだら、マキエ1周。

朝一、クロダイは、まずマキエで寄せるのが肝心だと思っている。

で、ゴム管オモリを針につけて、水深測定。トントンに合わせる。

で、次にガン玉調整。なじんだら、ウキがじわじわと沈むくらいに少しガン玉を余分に。

で、針にオキアミをさして1投目、ウキがなじんだ。少し待つとウキが少し沈む。アタリ。

いきなりクロダイ37㎝。

おや、今日はいっぱい釣れるかな?と期待。

でも、続かない。誘いをかけるのが良いのか悪いのか。時々オキアミの頭だけ取られる。

で、やっとこさクロダイ39㎝、30㎝を追加。

2ヒロのハリスの真ん中にガン玉G2を付けたり、外したりで、変化があるのかな、と思ったが、分からない。

そのうち、型が小さくなって、釣れるのはチンタばかり。そのあとはアタリが渋くなって。今度は釣れるのがアジばかり。で、クロダイの気配なし。

13時半納竿。14時帰港。

エサ

マキエは、オキアミ2k、アミエビ大、激荒、これにチヌパワー日本海、チヌパワースペシャルMPを混ぜた。

真冬は、オキアミが多すぎると食いが落ちると、どこかに書いてあったので、オキアミを3kから2kに減量。で、集魚力が高いアミエビを追加。

また、遠矢ウキの遠矢さんのサイトで、遠矢さんの配合からチヌパワースペシャルMPに興味を持った。で、試してみたが、効果は?

サシエは、オキアミのみ。ネリエは写真にはあるが使用しなかった。

道具

竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ 125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン松田スペシャルマークX175。ウキは、松三郎Ⅱ1号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。針は、がまかつチヌ針3号。

最近やり始めた00号のウキでのスルスル釣りは、この釣り場では水深18mあるので、底まで沈むのに時間がかかるだろう。そう思ってやらなかった。

それが良かったか悪かったのか。

考察

目標は年無しクロダイ

この時期、くそ寒いのを我慢して釣りに行くのはなぜか?

年無しクロダイを釣りたいから。

この時期、エサ取りはいない。チンタも少ない。牡蠣棚の底にいるのは居着きの大型クロダイ。なので年無しクロダイを釣る絶好のチャンス。

改めて自分の目標を明確にすると、自分の釣り方を再考する必要があることに気づく。

まずハリスのガン玉。ハリスにガン玉を打たず、ハリス2ヒロをフカセた方が良いのか、それともガン玉をうって安定させた方が良いのか。何となく感覚的には、ハリス2ヒロをフカセた方が食ってくれると思ってしまう。実際に両方、試してみたが答えは分からなかった。

でも年無しクロダイ狙いという目標を考えると、何となく答えが見えてくる。警戒心の強い年無しクロダイが、フラフラしているエサを食うのか、それとも底に沈んでいるエサを食うのか。そう考えると、フカセるよりもハリスにガン玉をうって、ハリスごと底に這わせるのが良いと考えられる。

同じように誘い。サシエが底に沈んで、しばらく待ってから、道糸を引っ張って、またサシエを落とす操作。上から落ちてくるエサに興味を持って食いつくのが、ほとんどの魚の習性。なので、この誘いが魚釣りの王道テクニックだ。でも年無しクロダイ狙いという目標を考えると、少し違うのかも。30㎝、40㎝のクロダイならば、落ちてくるエサに、すぐに興味を示して、すぐに食いつくかもしれない。でも、50㎝のクロダイだったら、落ちてくるエサに、そうではないかも。むしろ上から落ちてきて、海底でしばらく動かない。そんなエサにしか食いつかないかも。そう考えると、例えば、サシエが沈んで、10数えてアタリがなければ、また誘いをかける、というやり方は間違いかも。

同じようにマキエ。今回アミエビを配合した。アミエビはオキアミに比べて1匹1匹の個体が小さい。とすると、これをマキエとしてまくと、沢山のアミエビが海底で拡散して、それらアミエビを追いかけてクロダイが乱舞する。そのような状況では、針にさした不自然な動きのサシエにもクロダイが食いつくかも、という狙いがあった。でも、この時期、狙いを警戒心の強い年無しクロダイと考えると、マキエに夢中になって年無しクロダイが乱舞するとは考えにくい。むしろ年無しクロダイは、マキエのすぐそばには寄らず、少し離れた潮下にいて、海底に流れ落ちたオキアミを拾い食いしているように思う。とすると集魚力を期待してアミエビを配合しても、効果を期待できないだろう。

そういう風に、自分の釣り方にすべてに対して、年無しクロダイを食わせることにつながっているのかどうか、改めて再点検する必要がある。

まだまだ未熟、もっと勉強しなければ。

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