10月16日、能登穴水、麦ケ浦筏のクロダイ釣り。底付近を30㎝刻みで探るも、エサ取りに翻弄されまくり!
クロダイの釣果
クロダイ30㎝1枚。たった1枚。残念。
秋晴れの麦ケ浦でチヌ釣り、サナギのウキフカセで釣果はたった1枚!
今週は日曜日の釣行。というのは、土曜日にサケマルシェ(場所:金沢のしいのき迎賓館)に行ってきたので。このイベント、コロナでしばらくなかったのが、3年ぶりの開催。石川県内の酒蔵が一堂に集まるので、石川の日本酒が、よりどりみどり。日本酒好きの県外釣り師の方には、来年、土曜は石川の日本酒、日曜は能登のチヌ釣りのツアーを組んでは、いかがでしょうか?
で、今週は能登穴水の麦ケ浦に。9月23日に、ここで大物?と格闘。で、ばらした悔しさが残っている。何とかリベンジしたい。そういう思いでやって来た。
6時5分、山側の筏にのせてもらった。
麦ケ浦の日出。いつ見ても、この景色が好きだ。なので、また、ここに訪れる。
で、この筏は川の流れが入るところで、スズキがつきやすいと思われる。道辺さんによると最近デカいスズキをタモ入れのときに、ばらした人がいたとか。
なので、まずはビッグシーバスを狙って、ルアー釣りから。
先発は、ダイワのショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR、ゴールドレインボー。オヌマンこと、小沼正弥さんおススメのシンキングミノー。
最近、チヌ釣りだけでなく、シーバス釣りも勉強中。オヌマンのシーバス塾というのをよく見ている。そこでの一押しルアーだ。
で、実際に投げてみた。オヌマンが言っているほど深く入っていかない。
何投か投げたが、アタリがない。なので、道具を変更。
で、ベイトタックルをやめて、スピニングにして、ブルーブルーのジョルティ22に。
これだとしっかり底まで沈めることができる。深いタナを探ることができる。これで何投か投げた。やっぱりアタリがない。
この後、別のワームやバイブレーションも投げた。でも、アタリがない。
シーバス釣りも簡単ではない。6月26日に、ここ麦ケ浦でシーバスを釣ったが、ラッキーパンチだったのだろう。もっと勉強しなければ。
ところで、これルアー釣りに使うスナップ。いろんなメーカーのスナップを試したが、このスナップは良い。鉄腕スナップ。これもオヌマンおススメ。
硬くて開閉できない。とか、ルアーの取付、取外しが指が痛くて大変。とか。そんなスナップが多い中で、このスナップは、何より、ルアー交換が簡単。
で、老眼の自分の目で、小さいサイズの00でも、ルアー交換が簡単にできる。スナップは、小さいサイズでないと、ルアーの動きに影響してしまうとのこと。なので、小さいサイズでもルアー交換が簡単な、この鉄腕スナップは、やっぱり良い。
是非おススメ。
で、ルアー釣りは一旦、止め。で、エサ釣りに。
海水温は、21.2℃。
この日のエサは、こんな感じ。
マキエは、激荒2袋、ムギコーン2袋、チヌパワー日本海1袋。チヌパワースペシャルMP1袋。
引き続き、オキアミ無しのマキエで、エサ取り対策。
で、今回チヌパワースペシャルMP1袋を追加した。これは遠矢ウキの遠矢名人がこだわって入れている配合。塊になって沈んでいくので、マキエが底に効きやすいのだろう。効果は、どうだろうか。
サシエは、サナギ、カニ。
先ずは、チヌヘッドにカニをさしてチョイ投げ。
竿は、シマノエンカウンターS100ML。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、シマノピットブル4 1号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャルブラックストリーム2号。
道糸とハリスとは、FGノットで直結。
これで牡蠣棚際、ギリギリに投入。底まで落として、アタリがなければ回収。
これを、届く範囲で、投入点を少しずつずらしながら、くまなく探る。アタリはない。
なので、今度はウキ釣り。
竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン磯スペシャルファインフロート2.5号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。ハリは、がまかつチヌ1号。
で、ウキは、先ずは、南ウキキングモデル00号。
これで、ウキ止めなし、サシエの重みだけの、全層釣法スルスル釣り。
サナギをサシエにして、届く範囲で、投入点を少しずつずらしながら、くまなく探る。アタリはない。サシエはそのまま。
アタリがないので、ウキ変更。
松田ウキ、松山匠L BB-3B。底取りをして、先ずは底トントンから。
底トントン、底30㎝這わせ、底30㎝上、底矢引分上、底ひとヒロ上、と細かく、ウキ下を調整しながら、くまなく探る。でも、アタリはない。
そうするうちに、サナギの中身が吸い取られてスカスカになったサシエが残ってくるようになった。
そう、こいつはカワハギの仕業だ。
ウキ下を変えながら、投入点を変えながら、カワハギをかわそうとする。
でも、深くしても、浅くしても、あっちに入れても、こっちに入れても、アタリはなく、サナギはスカスカに。
12時42分、一瞬、潮が動いた。やっとアタリと思ったら、やっとこさ30cmのクロダイ。
でも、後が続かない。またサナギ スカスカ地獄。
14時30分納竿。
秋晴れの麦ケ浦。天気は良かった。
魚釣りは、たいがい、そう。人間にとって良い環境の時は、魚は釣れない。雨風で人間にとって悪い環境の時は、よく釣れるもの。
言い訳です。
水中カメラが見た底上の真実
過去のチヌ倶楽部の記事、”水中カメラが見た底上の真実” を紹介します。
時期は秋。筏の底の水中カメラ画像です。
A 朝一番はチヌもエサ取りもいない
B ダンゴを打ち始めると、まずはエサ取り
C ダンゴが効いてくるとチヌが寄って来た。ベタ底ではなく、底から数十cm~数m。
D チヌにスイッチが入り、底でエサを捕食
E ベタ底から1~2mほど上層に浮いてしまった。同じ群れのチヌがほとんど同じタナに浮いている。
つまり、最初は底についていたチヌが、そのうち底上に浮いてしまった、ということだ。
実は、この記事を読んで、今回の釣りだった。
マキエは、底に効きやすいチヌパワースペシャルMPを追加。
で、ウキ下を、底から少しずつ上げていく。
ただ、それでも今回思うように釣れなかったのは、サシエとマキエの同調に問題があったから。
おそらく、マキエが沈んだ底、そのポイントには、エサ取りが群がっているだろう。
今振り返ると、チヌは、その潮下の、底上にいたと思われる。
縦方向で、いろんな深さを探ってみた。でも、横方向で、潮下方向を探ることをさぼっていた。
それが敗因だと思う。
これからチヌのタナが深くなれば、ウキの周りにマキエを打つような釣りではなく、しっかり底潮を読んで、マキエの潮下で、サシエを同調させる必要があると思う。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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