能登の秋チヌ釣り、牡蠣棚際にカニを落とし込むと食い上げのアタリ!

カセ釣り

10月22日、長浦カセのクロダイ釣り、エサ取りが多くてサナギのウキフカセはもう厳しい。もはやウキ釣り封印か?

クロダイの釣果

クロダイ37㎝、31㎝、2枚。低め安定になってしまった。何とかスランプ脱出しなければ。

能登の秋チヌ釣り、牡蠣棚際にカニを落とし込むと食い上げのアタリ!

先週の釣りから、1週間いろいろ考えて、この日の作戦は、エサ取りを避けて、底上か潮下に待っているであろうクロダイを、サナギのウキフカセで釣ること。

ベタ底、マキエ直下では、エサ取りのエジキだろう。チヌは、エサ取りよりも浮いているかも。チヌは、マキエ直下ではなく、潮下でエサを待っているかも。

そういう仮説を立てて、マキエにサシエを合わせるイメージで、サシエのサナギをクロダイに食わせることを、この日の課題とした。

一方で、それがダメだったときの保険のために、大きめのカニを持ってきた。サナギのウキフカセがダメな場合、カニを牡蠣棚際に落とし込んで、クロダイを釣るつもりで。

6時9分、いつものように島田さんにお願いして、最近定位置になっているツインブリッジから1列目のカセにのせてもらった。

実は、島田さん、このカセの位置を少しずらしてる。以前は丁度、カセの左端から、ちょい先に仕掛けを入れると、根がかりのポイントがあった。で、結構、そこでアタリが多かった。また一列目と二列目の間のポイントにも遠投すれば届いていた。でも、ここまで内側に入ってしまうと、そこには、とても届かない。

根がかりしないのは良いが、釣れないのは良くない。元に戻してほしいものだ。島田さんには、そう頼んだが、してくれるかどうか。でなければ、自分で戻そうか。

海水温は20.0℃。少しずつ下がっていく。いい塩梅だ。

で、先ずは、サナギのウキフカセ。

マキエは、激荒2袋、これにムギコーン2袋を混ぜて、水を入れてなじませる。これに、この日はチヌパワームギスペシャル1袋とチヌパワースペシャルMP1袋を混ぜる。

チヌパワースペシャルMPを入れると、マキエの粘度が高くなって、ダンゴのままの状態で底まで沈みそう。なので、これを入れている。でも、逆に、べたべたして柄杓のカップにくっつく。で、マキエを投入しにくくなる。なので、毎回、カップのマキエを丁寧に取り除かないといけない。

サシエは、活丸サナギ。

先ずマキエを準備して、マキエができたら、カセ周りの近いところに、まきながら道具を準備する。

道具は、竿は、がまかつマスターモデル2チヌL-50。リールは、ダイワ銀狼。道糸は、サンライン磯スペシャル ファインフロート2.5号。ウキは、松山匠L BB-BB。少し重めのガン玉をつけて、ウキがなじんだら、少しずつ沈んでいく設定にした。

ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル175。ハリは、がまかつチヌ1号。

で、道具が準備できたら、底取りオモリ1.5号をハリにさして底取り。ウキ止め糸は、電車結び4回、そして最後にV字に結んで、結び目に、つばをつけて、ゆっくり丁寧に締め込む。

先ずは、底トントンにして、サナギをハリにさして投入。

あっちこっち探ると、サシエが残ったり、またはアタリが分からないままサシエがなくなったり。

で、底上、マキエの潮下を意識しながら、ウキ止めを少しずつ浅くし、投入点を変えていく。

ウキ止めを半ヒロずつ浅くして、底から1.5ヒロ上のときに、ウキがしもりながら、道糸をつまんでいる指に、ビンビンと何かサシエを突っついているのが伝わった。

竿先が入り込んだ。

8時21分、クロダイ31㎝。ハリは唇の皮一枚。口切れしないで良かった。

でも、この1枚だけだった。後が続かなかった。

そのうち戻ってくるサナギが、外側の皮はそのまま、中身だけ吸い取られた状態になった。

潮下を狙うと、離れ過ぎると、アタリなし。近すぎると、エサ取り。

ウキ下を浅くしていって、底から3ヒロまで浅くしたが、エサ取りのエジキに。

で、ウキ釣りにこだわり過ぎた。保険として持ってきた大きめのカニを使わなければ、とカニの落とし込みをやり始めたのが、正午過ぎから。

カニは、こんな感じ。大きめ。

道具は、竿は、シマノディアルーナ886ML。リールは、シマノスコーピオンDC151XG。道糸は、サンラインマシンガンキャスト12lb。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号一ヒロ。

これにチヌヘッド10g。これにカニをさして、牡蠣棚際や、ウキ釣りでマキエをまいたポイントを丁寧に探った。

ところで今回の道糸は、バス用のナイロンライン。これまで、ベイトリールには、フロロをまいていたが、糸が固くてゴワゴワ感があり、それが抵抗になっているように思えた。

で、調べてみると、あるではないですか、よさげなものが。

サンラインマシンガンキャスト。これならば、ナイロンなので、糸がしなやかで、カニを落とし込んでいくのにラインの抵抗を感じない。スムーズに入っていく。

これおススメです。

で、カセの後ろの牡蠣棚際ギリギリに落とし込んで、中層で一瞬糸がたるんだ瞬間、竿先を少し上げて聞いてみるとアタリ。

14時21分、クロダイ37㎝。牡蠣棚際にカニを落とし込んでの、食い上げのアタリだった。

牡蠣棚ギリギリでの攻防だったが、シーバスタックルで、このサイズのクロダイならば余裕。

最近、水温が下がったから、と底ばかり意識していた。でも、牡蠣棚際では、今でもクロダイは浅いところにいる。

魚釣りに、思い込み、固定観念はダメ。

14時45分納竿、15時帰港。

久々に最後まで粘った。

カニの落とし込みの道具は、どうしようか?

エサ取りが多くてサナギのウキフカセはもう厳しい。もはや、しばらくはウキ釣り封印。カニの落とし込みに専念しようと思う。

で、考えないといけないのは道具。

先ずは、ベイトタックルか?、スピニングか?

ベイトタックルの場合、この日のようにナイロンラインを使用して、アタリを、ラインの変化を目で見てとることになりそう。

一方、スピニングの場合、ラインは、PEラインが使用できる。PEラインだと細くできるので、空気中でも、水中でも抵抗が小さく、サシエを落とし込みやすい。また、非常に感度が良いので、アタリを、スプールを抑えた人差し指で感じることができる。

何となく、スピニングの方が良さそうだが、しばらくは両方を試してみようと思う。

次に、オモリをどうするか。この日は、チヌヘッドで釣った。ほかには、遊動シンカー(広角シンカー)か、ダウンショットシンカーが考えられる。

これが、遊動シンカー(広角シンカー)。

黒鯛工房 カセ筏師 イカダ広角シンカー K7.0g

価格:616円
(2022/10/25 05:21時点)
感想(0件)

 

これが、ダウンショットシンカー。

黒鯛工房 カセ筏師イカダダウンショットシンカー (オモリ)

価格:616円
(2022/10/25 05:22時点)
感想(0件)

これが、チヌヘッド。

ただ、この日、カセの後ろの牡蠣棚際ギリギリに落とし込んで、中層で一瞬糸がたるんだ瞬間、竿先を少し上げて聞いてみるとアタリがあった。

食い上げのアタリだった。

もし遊動シンカー(広角シンカー)を使用して、食い上げのアタリがあった場合、その瞬間、道糸へのオモリの負荷は変化しない。で、次の瞬間、クロダイはオモリの抵抗を感じてサシエを吐き出す。で、結局アタリがないままカニをつぶされる。そうなりそう。

一方、ダウンショットシンカーを使用して、食い上げのアタリがあった場合、その瞬間、道糸へのオモリの負荷は軽くなる。なので、このときにアタリをとれるかもしれない。ただ、サシエをくわえたクロダイはオモリの抵抗を感じるだろう。それがチヌヘッドと比べてどうか、というところになりそう。

結局、机上の考察では、オモリは、チヌヘッドか、ダウンショットシンカーが良いと思われる。

これも、しばらくは両方を試してみようと思う。

まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。



 

コメント

  1. 幡谷 より:

    またまたコメントすみません。
    今の時期ですと、防寒着は必要ですか?

    • notogasuki より:

      コメントありがとうございます。またいつもブログを見ていただいて、ありがとうございます。
      防寒着というか、オールウェザースーツというのか、朝は気温が低いので必要です。ただ好天で、日中は暑くなるようなら、脱げるようにしておけばよいと思います。

タイトルとURLをコピーしました