10月29日、秋晴れの長浦カセでクロダイ釣り。カニで、ばらしまくって、ついにボーズ。
クロダイの釣果
30㎝に至らず、ついにボーズをくらいました。
能登の秋チヌ釣り、カニの落とし込みでスピニングでダメだった理由は
先週はウキフカセでエサ取りに翻弄された。もはやウキ釣りは厳しいのでは、と1週間、作戦を考えた。で、この日の作戦は、これまでのウキ釣りを封印。カニの落とし込みに専念することにした。仕掛けは、チヌ用ジグヘッドにカニをさすだけのシンプルなもの。道具は、スピニングリールのシーバスタックルを使用する。で、マキエは、いつものマキエで、柄杓でまくのではなく、手でダンゴにして牡蠣棚際に投入する。で、牡蠣棚際を徹底的に狙う。作戦は完璧のはず???
で、この日は久々、甥っ子君と一緒の釣行。朝は、車の助手席で楽させてもらって、長浦に到着。
6時20分、島田さんにリクエストして、もはや定位置になっているツインブリッジから1列目のカセにのせてもらった。
マキエは、激荒2袋、ムギコーン2袋に、チヌパワー日本海1袋、チヌパワースペシャルMP1袋を入れて、よく混ぜて作った。
チヌパワースペシャルMPは、粒子が細かいので、海水と混ぜると粘度が出やすい。なので、これを手で握ってダンゴにすれば、使いやすいと目論んだ。でも、実際、作ってみると、確かに粘度は出るが、ダンゴにまとまりにくく、指にべたべたにつく。取り扱いが大変。失敗だった。
やっぱりダンゴにするには、専用ダンゴが良い。
で、サシエはカニ50。
で、カニ以外にも、イカの切り身と激臭匂い玉というのを持ってきた。エサ取り対策で、何でもやってみようと思って。
イカの切り身は、昔、フグだらけの上大沢の磯釣りで、クロダイを釣った経験がある。
激臭匂い玉は、甥っ子君からの情報で、試しにやってみようと思って。
海水温は、19.6℃。
竿は、シマノエンカウンターS100ML。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、シマノピットブル4 1号。ハリスは、サンライントルネード松田スペシャル2号を1ヒロ。これに、ちびチヌヘッド10gをつけた簡単な仕掛け。
で、マキエを牡蠣棚際に投入。釣りスタート。
カニを牡蠣棚際に投入。スピニングリールのベールを開いて、人差し指で糸を抑えて、少しずつ糸を出しながら落とし込む。着底したら10秒くらい待って、アタリがなければ、回収。で、少し離れたポイントに落とし込む。この繰り返し。
9時頃、カニが着底して、ちょっと待つと、糸を抑えている人差し指に感触。アタリ!合わせる。のった。
でも、スピニングのベールは開いたままだ。このままでは巻けない。
で、ベールを閉じようとしたとき…一瞬緩む。
ばらした!
でも、時合かも。気を取り直して別の場所に。
着底後、またアタリ。合わせる。のった。でも、ベールを閉じるときに、また緩む。ばらした!
中層でもアタリがあった。でも、緩んでばらした。
結局、4回ばらした。
スピニングは、この釣りにはダメ。
ベイトタックルに切り替えた。
で、その後、釣れたには釣れたが、もはや時合が過ぎてしまったのか、30に満たないチンタのみ。
で、エサ取り対策として持ってきたイカの切り身と激臭匂い玉については、イカの切り身は、エサ取りにやられて、全く通用せず。また、激臭匂い玉でアタリはなかった。こいつは浮力があり、そのまま海に投入すると海面に浮いて沈まないもの。ちょっと扱いが難しいかも。
で、チヌヘッドの色を変えたり、大きさを変えて沈降速度を変えてみたり。また、チヌヘッドでなく、ガン玉をつけて、ゆっくりゆっくり時間をかけて沈めてみたり。
はたまたルアーを投げたり。
いろいろ試しては見たが、それ以上は釣れず、ボーズを食らいました。
カニの落とし込みでスピニングがダメだった理由は、合わせた後に、ベールを閉じるときに、どうしても緩んでしまうから。この時期、クロダイの警戒心が強く、サシエを一気に飲み込むのではなく、先ず口先で突っつくのだと思われる。なのでハリがかりしても、くちびるの皮一枚なのが多い。そういうときに、かけた後に糸を緩めれば、ばらすのは必然。
一方で、ベイトリールならば、サミングさえすれば緩むことはない。やはり道具は大事。その釣りに合った最適な道具を使わなければ。
で、甥っ子君の方は、31㎝と34㎝のクロダイゲット。
31㎝は、9時頃、丸エビイエロー2尾掛けで、底で1~2分待ってアタリ。
34㎝は、14時頃、コーン4粒掛けで、底で1~2分待ってアタリ。
この日は、以下のいろんなサシエを持ってきて試してみたところでの釣果。お見事です。
・丸エビイエロー
・オキアミ
・カニ
・牡蠣むき身
・コーン
・青虫
・イカの切り身
・冷凍豆アジ
・激臭匂い玉10Φ
竿は、シマノセイハコウフィラート160M73。リールは、シマノセイハコウ60SP。ラインは、トヨフロン春夏秋冬1.7号。ハリは、がまかつ貫通筏5号。ハリから30㎝上にガン玉5B。
エサ取りは、カワハギとアジでした。
15時帰港。秋晴れのツインブリッジ。釣れなかったが、天気が良いので、良しとしよう。
あとで島田さんに聞くと、今年はカワハギが良くて、日曜には30㎝のウマズラのボスが上がったとのこと。
カワハギは食べて美味しい。
釣れる魚を釣るのが魚釣り。
釣れないクロダイを無理に狙って苦労するよりも、釣りやすいカワハギを狙うのも良いかも。
また日曜に釣れたクロダイ46㎝は14時のお迎え直前だったとのこと。これまでは午前中勝負で正午を過ぎるとあまり釣れなかったものだが、秋も深まると、正午過ぎにも釣れるようだ。朝、明るくなるのが遅いので、これからは午後まで、ゆっくり釣るのも良いのかもしれない。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
おまけ:金沢マラソン2022
去年は、参加して完走したのだが、今年は、抽選に外れて参加できず。で、ボランティアに参加。天気が良くて最高の日でした。野口みずきさん、福士佳代子さん、”そんなの関係ない”の小島よしおさんなどのゲストも参加して盛り上がりました。完走した皆さま、おめでとうございます。来年は出るぞー!
コメント
おはようございます。
土曜日に行かれてたんですね!
私も土曜に行きたかったんですが、満員でダメでした。
日曜に何とか予約とれて行ってきました。
満員で、釣り開始が7時になってしまいました。
アケミと練り餌で、釣果は35センチ1匹とリリースサイズ2匹のみ。
でも、春田さんのアドバイスのおかげで、快適に釣りを楽しめました。ありがとうございます。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
いつもコメント、ありがとうございます。
35㎝ナイスフィッシュです!
また快適に釣りを楽しめていただいて良かったです。
見かけたら気軽に声をかけてください。私も楽しみにしています。