3月25日、能登長浦カセ、クロダイの釣果
クロダイ45㎝、39㎝、34㎝。あとは10㎝の極小チンタ。
この日の作戦は?
この日も、また島田渡船さんに。
年無に近づいているはず。
今週こそは、そして、また今週こそは、と、また今週も挑戦だ。
で、前回釣行を振り返ると、以下が考えられる。
1.チンタが釣れなかったので、もうチンタ対策は不要かも
2.半遊動よりも全遊動仕掛けが良い
3.オキアミパラパラ作戦が良い
4.バラシ対策として、リールのドラグは、きつめに閉めるべし
これらを踏まえて、年無に挑戦だ。
能登釣行前にチェック
潮周りは中潮。(543満潮)、1122干潮、(1629満潮)。
天気図では、高気圧に覆われるが、太平洋岸に低気圧があるので、
能登は北風だろう。
天気予報は、くもり。
北東の風、2mから3m。
気温は12℃位しか上がらない。
この気温低下が釣果に、どう影響するだろうか。
実釣記録
エサ
マキエは、二種類。
配合エサ入りのマキエは、オキアミ3k、チヌパワームギスペシャル2袋を、よく混ぜたもの。
これとは別に、配合エサを混ぜないオキアミ2k。
前回に引き続き、オキアミパラパラ作戦を、試してみる。
サシエは、生オキアミ、オンリー。
ポイント
島田さんにお願いして、前回と同様、ツインブリッジから2列目、一列目側の端っこのカセに乗せてもらった。
前回、大物をばらした同じカセだ。
ただ、今にも降りそうなくもり空で、雨が心配だ。
道具
竿は、シマノ鱗海スペシャル12。
リールは、ダイワ銀狼。
道糸は、サンラインビジブルフリー175。
ウキは、南ウキキングモデル00号。
いつもの、ウキ止め無の全遊動、スルスル釣りだ。
海水温
海面の水温は、12.6℃。
海底の水温は、11.2℃。
海底の水温は、変わっていない。
一方で、海面の水温は、どんどん上がっている。
今週は暖かい日が続いたからか。
で、これでチヌが浮いてくるのか?
実釣
6時31分、マキエ開始。
配合エサ入りのマキエをカセの左側前方にまく。
ハリスは、先発は、トルネードコング15。
これを二ヒロ取る。
チンタ対策が不要なので、10mハリスはもう止め。
Vハードよりも、しなやかなフロロハリスなので、潮流が緩くても、なじみそうだ。
底取りをして、底トントンの位置に目印をつける。
ここでの釣りには、これが必須だと思っている。
6時55分、オキアミをチヌ針1号にさして、ノーシンカーで、釣り開始。
7時22分、チンタ。10㎝の極小チンタだ。
このあと、カセの周囲をくまなく探るが、アタリがない。
オキアミが、そのまま残ることもある。
なので、ハリスを125に細くする。
潮は、左から右に、ゆっくり流れている。
左前方に投入した仕掛けが、右前方でサシエが、ほぼ海底に到達。
ハリスを細くした効果があったのか、アタリ…
底近くで食ってきた。
リールのドラグを、きつめに閉めて、一切、道糸を出さない。
8時55分、クロダイ45㎝。
何とか1匹釣れて、ほっと一息。
このあと潮が止まった。
そして、釣れなくなった。
こうなったら、とっておきの『オキアミパラパラ作戦』
9時45分、また極小チンタ。
この後、また左から右に潮が動き出した。
ちょっと潮が早い。
ノーシンカーが悪いのか、オキアミが残ったまま。
なので、しっかり底を釣ろうと、ハリス中央にガン玉G6を打つ。
すると、右前方でアタリ…
重い!
重量感は、先に釣ったクロダイ45どころではない。
急いでリールを巻くが、糸ふけが大きく出ていた。
しまったー
目印が海の中。
ということは、底に擦っている。
前回釣行と同じだ。
プッツーン…
ハリス切れのバラシ。
クソーーー!
同じ失敗を繰り返している自分に腹が立つ。
気を取り直して、急いでハリを結んで、サシエを投入。
すぐにアタリ…
魚の気配がする。
今まさに時合かも。
でも、今度はすぐに切れた。
高切れだ。
前の格闘で、道糸がキズついたのだろう。
で、ウキはロスト。
急いで、別の南ウキキングモデル00号をセット。
ハリスには、同じようにG6のガン玉を打つ。
サシエをさして投入。
???
今度はウキが沈まない。
同じスペックのウキで、同じようにガン玉を打っているのに、同じようにウキが沈まない。
しかも、アッという間に表層流に流されて、ウキが明後日の方向に流されていく。
これでは釣りにならない。
前から気になっていたが、南ウキは浮力のばらつきが大きい。
ガン玉G4で微調整しようとしたが、その程度では変わらない。
あいにく、B、G2のガン玉を切らしていた。
2Bはあったが、こんなのをつけると、全然、違う釣りになってしまう。
急いでウキ交換。
別の南ウキチヌスペシャル00号をセット…
やっぱりダメだ。
こいつもプカプカ浮いて、表層流に流される。
釣りにならない。
せっかくの時合なのに、ウキ交換ばかりで、釣りにならないまま時間ロス。
焦る~
結局、キザクラGTR L000に交換して、やっとウキがなじんだ。
すぐにアタリ…
11時48分、クロダイ34㎝。まだいるか?
12時47分、クロダイ39㎝。太っていてやけに重かった。
で、これで時合が終わったのか。
この後、アタリ無。
同じマイナスウキ、同じスペックのウキでも、浮力はバラバラ。
せっかくの時合に、機会損失してしまった。
まだまだ未熟だ。
14時40分納竿。
北風が寒かったが、雨が降らなかったのが幸い。
この日の振り返り
島田渡船さんの、この日の釣果
(出典は、島田渡船さんのホームページ)
この日、今期最多だろう。30㎝以上のクロダイ68枚。
そのうち、40オーバーが15枚。
年無こそ、なかったが、もう、いつ年無しが釣れても、おかしくない時期になったと言えるだろう。
バラシ対策の原因と対策
この釣り場で、底近くで大物をかけた場合、底に突っ込まれる。
その時、海底に沈んでいる牡蠣貝に擦れて、ハリスのチモトを切られてバラす。
バラさないためには、牡蠣貝が沈んでいる海底から、ハリにかかったクロダイを一気に引き離す必要がある。
前回釣行では、ドラグ調整が緩すぎて切られた。
この日は、その反省から、ドラグをきつめに閉めていた。
でも、仕掛けを流しているときに、ついつい雑になって、糸ふけを出し過ぎていたのだ。
なので、バラした原因は、糸の出し過ぎ。緩め過ぎ。
対策は、仕掛けを流している間は、ラインを緩めすぎないこと。
特に、底付近でアタリを待っているときは、むしろ張り気味にしておいた方が良いだろう。
3月の振り返り
3月4日、クロダイ43㎝(底上)、39㎝(底付近)、チンタ沢山。
3月11日、クロダイ39㎝(底付近)、チンタ沢山。
3月18日、クロダイ48㎝(10mちょっと)、35㎝(底上)、チンタ20匹。
3月21日、クロダイ41㎝(底付近)、38㎝(底付近)、36㎝(底付近)、チンタ無。
3月25日、クロダイ45㎝(底付近)、39㎝(底上)、34㎝(底上)、チンタ2匹。
こう振り返ってみると、ほぼ底上か底付近。
ただ、最長寸48㎝は、10mちょっとまで浮いていた。
こうなると、これからは、底付近と浅ダナの両方を探っていかなければならない。
マイナスウキでの釣りだけではダメ。
苦手な浅ダナを探っていかなければならない。
次回は、そういう釣り方も考えていこうと思う。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
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