9月17日、長浦カセ、クロダイ狙いのウキフカセ、好ポイントだったのに、タナがズレていて、35~30㎝、5枚
クロダイの釣果
クロダイ35~30㎝、5枚。40オーバーなし。くやしいー!
自分はともかく、島田渡船さんの釣果は上向きです。今後に期待。
9月17日(土)、40オーバー7枚。30~39 43枚。計50枚。
9月18日(日)、40オーバー8枚。30~39 37枚。計45枚。
シルバーウィーク前半、能登チヌ釣り、クロダイのタナ変わったかも!
今週末からシルバーウィークです。さすがに真ん中3日を休んで9連休にするのは、まだ無理。なので、シルバーウィーク前半3連休の初日、先ずは、いつもの長浦、島田渡船さんのところでチヌ釣りに。
で、前週は手漕ぎボートで苦戦した。この日、手漕ぎボートを再挑戦するべきか、それとも、カセ釣りにするべきか、どっちにするか悩んだ。この日は風が強くない。ならば、手漕ぎボートにのっていけば、牡蠣棚から離れた場所でアンカーを沈めてやれそう、とか。島田さんに頼んで、牡蠣棚の端っこのカセにつけてもらえれば、牡蠣棚の列と列の間のアンカーロープの交錯している場所を狙えそう、とか。
5時47分、結局カセに。で、島田さんが、取って置きと言って、準備してくれた場所だ。1列目奥側の端っこ。2列目との間のアンカーロープの交錯している場所だ。春先に、ここでやって、カセの真下でクロダイをかけたが、沈みロープに引っかかって、1時間やり取り。やっとこさクロダイ48㎝を上げた場所だ。この時は、完全底狙いだったので、沈みロープには引っ掛かりやすかった。今の時期は、べた底狙いはしないので、大丈夫なはず。で、それよりも、この場所は、とても潮通しが良く、長竿の自分にとっては絶好の好ポイントとなるはず、と島田さんに感謝。
マキエは、オキアミ2㎏、激荒2袋、チヌパワームギスペシャル2袋。
サシエは、カニ40、サナギ、ネリエ。
ところで、カニは、Jというお店で大きめ20匹、Fというお店で小さめ20匹を、早朝長浦に来る前に買ってきた。ところが、大きめのカニたちは元気がなく、半分くらいが仰向けになっても動かない。で小さいカニたちは、ほぼ全部元気なまま。去年、アケミ貝を使っていた時にも同じようなことがあった。生餌の元気が良いのは明らかにFというお店。その差は歴然だ。
表面水温は、26.2℃。水温は高いのだが、海水が澄んでいるのが気になる。
6時5分、マキエ開始。できるだけ遠投して、遠くにいる魚にマキエを食わせる。
で、マキエをしながら道具を準備する。
竿は、がまかつチヌ競技スペシャルⅣ125。リールは、シマノハイパーフォース1700。道糸は、サンラインビジブルフリー2号。ウキは、南ウキチヌスペシャル0号。
ハリスは、サンライントルネード松田スペシャルブラックストリーム175号。ハリは、がまかつチヌ3号。太ハリスは、もう止め。で、ハリは5号を止めて、少し小さくし、食わせ優先に。
6時22分、釣り開始。先ずはサシエをネリエに。微かなアタリを感じ取れるが、ハリがかりしない。なので投入して張ったままに。それでもハリにかからず、エサを取られる。エサ取りだろう。
で、ネリエをサシエにするのをあきらめて、サナギに。
で、サナギで、ノーシンカーだと、浅ダナでは全くアタリがない。
澄み潮だから、タナが深くなったのか。と、ハリスにガン玉Bをつける。で、アタリがあるまで、どんどん道糸を送り込む。
7時8分、やっとアタリ、クロダイ30前半。この日は明らかにタナが深い。
この後、同じようにサナギをガン玉Bで沈めた。強烈なアタリ。ちょっと大きいかな?と思った瞬間、口切れでバラシ。食い込みは浅そう。
でも、この日の食ってくるパターンが分かった。サシエをサナギにして、ハリスにガン玉をつけて、沈めないといけないのだ。
7時53分、しばらく間があいたが、クロダイ30前半、追加。風や潮流を見ながら、ガン玉を大きくしたり小さくしたりした。
8時8分、真っ黒なクロダイだ。サナギをサシエにして、底近くまで沈めてあたった。
で、それまで、カニをサシエにしてもアタリはなかった。マキエに激荒を混ぜているので、やっぱりサナギが良いのだろう、と、ここまでは、ほぼサナギをメインにしていた。
でも、カニを、もう少し試そう、とカニをサシエにして、底近くに沈めると、ズシリと重量感のあるアタリ。でも、やっぱり口切れでバラシ。食い込みが悪いためなのか、糸ふけが多いためなのか。
8時14分、クロダイ30前半だ。時合のようだ。でもサイズアップしてくれない。
9時56分、久々。でも小さい。クロダイ30前半だ。
11時、チンタ。
11時11分、またチンタ。この後もチンタが続いて、あきらめモードに。
11時半納竿。12時帰港。
クロダイのタナ変わったかも!
この日、浅ダナでアタリはなかった。まだ9月で、もうタナが深くなったのは、水温との関係はどうなんだろう?と、石川県の七尾湾情報で水温データを調べた。
以下は去年の6月7月、8月9月、10月11月の、水深によって、水温がどう変化しているのかを示したグラフだ。青の×印が長浦のデータ。
先ず6月7月のデータ。
6月7月は、浅ダナの水温が高いが、深くなるほど水温が下がっている。クロダイは水温が高い浅ダナに浮きやすいと思われる。
次に8月9月のデータ。
8月までは、6月7月と同じ傾向。
ところが9月になると、深いほど水温が高い。水温の分布が変わったのだ。
浅ダナは、気温低下の影響を受けて水温が低下。ところが深ダナは、海水温が冷めにくいのか、高温のまま。なので海水温の分布が逆転している。
最後に10月11月のデータ。
10月11月は、9月の傾向のまま、浅ダナと深ダナの温度差がどんどん大きくなっている。
結局、9月から、海水温の分布が逆転し、浅ダナよりも深ダナほど水温が高くなっている。
なので、9月からは、クロダイは水温が高い深ダナに沈みやすくなると思われる。
先週のブログで、9月は、まだ水温が最高になる。クロダイは上層にいる。今秋は徹底的に浅ダナにこだわる。とコメントした。でも訂正します。全然、間違っています。
水温データで見れば明らかに9月を境に、水温が変化している。このデータから、9月を境に、今まで上を向いていたクロダイが下を向き始めるのだと思われる。
ただ、こればっかりは相手は大自然。データで平均値を見れば、そうなんだろうけど、これが絶対ではない。風向きや濁りや他の条件次第では、クロダイが浮いてくることは、当然あると思う。
大事なのは、釣りは、固定観念で決めつけてはいけない。釣りに行った、その日の状況を、自分自身の五感でよく観察して、その状況に応じて、臨機応変に対応しなければならない。
分かってはいるんだけど、それができない。
まだまだ未熟。もっと勉強しなければ。
ところで、この日、長浦での釣りを終えて、穴水、門前を探索。今年はアオリイカが好調のようだ。穴水の釣具屋さんによると、アオリイカ狙いの船の予約は10月までいっぱいだと言っていた。
で、夕方、門前の鹿磯近辺の防波堤や磯でエギングをした。こっちについては、まだ素人なので釣果ゼロ。今年はエギングを勉強したい。
で、翌朝、クロダイの磯釣りをしようと、上大沢や深見に行った。でも、道路には、アオリイカ狙いの釣り人の車でいっぱい。クロダイの乗っ込み時期でも、こんなに釣り人が多いのは見たことがない。アオリイカおそるべし。
で、結局、日曜日は能登で釣りをしないまま帰ってきた。残念。シルバーウィーク後半に期待。
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