2023年12月24日の釣果
クロダイ37㎝、マダイ37㎝。
雪の能登で、一瞬の晴れ間の釣果。
これから厳しい季節になりますが、年中無休で頑張ります♪
釣行前にチェック
潮周りは、中潮。
7時14分、干潮。14時54分、満潮。
予想天気図では、冬型が緩んで、一旦は高気圧に覆われるが、
その後、日本海に低気圧が発生するようなので、南風で雨になりそう。
天気予報では、11時まではくもり。
気温は、3℃から徐々に高くなり5℃くらいに。
その後、雨が本降りになり、南風が強くなる予報。
日曜日の釣りというのもあって、雨風が強くなる11時には納竿とした方が良さそう。
この日の作戦
この日も島田渡船さん。
先週の釣行の振り返りから、これから2月までは、カセはチンタだらけ、と考えて、
この時期は、ボートかテトラ狙いの方針。
で、マダイの大型を狙えそうな、ボート釣りを選択。
先々週、中層のタナで、マダイ45㎝を釣ったので、
同じ釣り方で、その再現を狙うのが、この日の作戦。
さあ、今度は50㎝オーバーのマダイが見られるか?
実釣記録
ポイント
雪が積もるボート置き場から、手漕ぎボートを準備。
7時1分、出港。
曇天の空。
幸い風は、ほとんどなくて、スイスイとポイントへ。
7時7分、ポイント到着。アンカー投入。
天気が悪くなりそうなので、あまり離れないポイントとした。
エサ
半日分なので、オキアミ1角、チヌパワー日本海1袋。
7時18分、マキエ開始。
それから道具の準備を始める。
タックル
竿は、がま磯マスターモデル2チヌ L-50。
リールは、シマノスコーピオンDC。
道糸は、シマノピットブル4 0.8号。
ウキは、大知遠投60 LL-000号。
先発ハリスは、シーガーグランドマックス1.75号。
鈎は、先発、がまかつ真鯛王10号。
海水温
海面の水温は、9.2℃。
いよいよ10℃を下回った。
海底の水温は、11℃。
海底の水温の方が高い。
こうなると魚は底に着きやすくなるだろう。
実釣
7時43分、オキアミをさして、釣り開始。
落とし鉛を3B×2個とした。
海底の水温を計測するのに、水温計を投入すると、
表層流がぶっ飛んでいるのが、目に見えて分かった。
なので、最初から重めのセッティングで。
7時52分、1投目、クロダイ37㎝。
中層で食ってきた。
幸先良し。
ところが後が続かなかった。
9時2分、ちゃりこ。
9時26分、チンタ。
10時7分、ちゃりこ。
中層から少しずつ、サシエを落とし込んでいくのだが
アタリがないまま、底に到達。
すると、ちゃりこ、チンタの餌食になった。
10時14分、マダイ37㎝。
底まで落とさず、中層を上げたり下げたりで、探って、やっとこさ。
そのあと、同じようなやり方で、すぐに、そこそこ強い魚がかかった。
しばらく、やりとりしたが、すっぽ抜けのバラシ。
その後、気配なし。
一瞬、群れが入ってきたが、また、どこかに行ってしまって、居なくなった、って感じ。
11時2分、チンタ。
雨が強くなってきたので納竿。
年末の忙しい時期に、冷たい雨で、風邪を引いたら大変。
無理はしない。
この日の振り返り
マダイのバラシ対策
この日も、そうだし、これまでも、そうだけど、マダイだと思われる魚とやり取りをすると、
すっぽ抜けのバラシがよくある。
これは、アタリを合わせて、一旦は、鉤には、かかるけど、マダイの口が固いので、
鈎がしっかり刺さっておらず、やり取りの途中で、鈎が外れるのだと思う。
そういう意味で、マダイ狙いでは、鈎選びが、重要なのだと思う。
この日、バラした時に使用した鈎はチヌ鈎3号(写真の下、黒い鈎)だった。
先発は、マダイ鈎、真鯛王10号だった(写真の左上)。
一投目でチヌを釣った後、アタリが減って、かすかなアタリがあっても、
食い込まずに、かからないのが続いた。
この鈎は、見ての通り、マダイ用なので軸が太く、重い。
なので、食い込まないのだろうと考えて、チヌ鈎3号に変更した。
でも、こいつは見ての通り、軸が細いので、軽いが、
マダイの固い口を貫くには、強度不足。
で、結果、その通り、この鈎でバラした。
先々週は、45cmのマダイを釣り上げたときの鈎は、がまかつG-HARD V2真鯛8号(写真の右上)。
なので、この鈎を選択すれば良かったのだ。
この鉤は、がまかつによると、刺さりが抜群とのこと(がまかつG-HARD V2)。
行きついた究極の素材
G-HARD V2『鋭く、硬く、強い鈎』。がまかつが追い求める鈎の理想は変わらない。しかし、単純にみえてこれらの要素を実現することは容易ではない。 遡ること30年、幾多の試行錯誤の末、理想に限りなく近い釣鈎「G-HARD」が誕生した。 この「G-HARD」は、金属に穴をあける切削工具「高速度鋼(ハイス)」を釣鈎専用に進化させた「スーパーハイス鋼」であり、 これまでの釣鈎材料の主流であった高炭素鋼を遥かに凌駕する耐摩耗性・硬度・強度を備えていた。世界一の強さを誇る釣鈎の登場に釣り人たちは驚いた。
多くの釣り人の支持を集めた「G-HARD」であったが、そのあまりの硬さゆえに加工性において通常材料よりも難易度が高く、カエシのない鮎鈎等、ごく僅かな製品への採用に限られていた。
「G-HARDの性能で、あらゆる魚種・釣法に対応する鈎を造り出せないものか」
カエシ、あるいは管といった加工を可能にしながらも、G-HARDと同等の性能を誇る鈎。 長年に渡る材料研究の結果、ついに「G-HARD V2」の開発に成功した。 当然、通常材料とは比較にならないほど高度な製造技術を要求される。そもそも従来の自動焼き入れ装置では対応できず、「G-HARD V2」のポテンシャルを最大限引き出すべく専用装置を導入するにいたった。
釣鈎は魚と釣り人をつなぐ唯一の接点。その釣鈎において限界ともいえる到達点にいたった「G-HARD V2」シリーズは、この先、多くの釣果を釣り人にもたらすことになるだろう。
なので、先ずは、これが第一選択。
チヌならば、小鈎にして、鈎を飲み込ませても、そこそこ取れるので、
あまり鈎にはこだわる必要はないと思っている。
でも、マダイの場合、鈎選びは、重要なのだと思う。
で、更に、これまでは、アタリがそこそこあったので、あまり気にならなかったが、
これから冬になり、この日のようにアタリが少なくなると、
僅かなアタリを、何とかものにしたい。
そう考えて、がまかつのWEBサイトを見ると、あるではないですか、面白そうな鉤が。
最大の特徴は、低活性時の居喰いや、ウキを僅かに押さえる小さなアタリを鈎掛かりに持ち込むために辿り着いた攻撃的な外向き鈎先。これにより「触れたその場で刺さり込む」グレ鈎史上最速の鈎掛かりを実現しました。素材には高硬度素材「G-HARD V2」を採用することにより、外向き鈎先にありがちな、刺さり込みの際の鈎の開きによるパワーロスを軽減させました。鈎色はカモフラージュ効果が高い「ファインピンク」を採用し、喰い渋るグレに違和感を与えません。
マダイは、くわえたり、吐き出したり、そういうエサの食い方をすると言う。
ならば、『触れたその場で刺さり込む』この鈎が良さげ。
ただ、これは、あくまでも口太グレ用の鈎。
口の固いマダイに通用するのか?
これは、これから検証したいと思う。
タックルの進歩はすさまじい。
メーカーは技術力を結集して、新製品を開発している。
これを上手く利用しない手はない。
ただ、本当に良いのか、どうなのかは、自分の手で検証しなければならないと思うが。
まだまだ未熟、もっと勉強しなければ。
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